日傘のスキをなくしたら妖怪っぽくなった話
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目次/ INDEX
「わが家の食事、衛生管理はこれで大丈夫…?」と不安に思ったことはありませんか? 毎日、仕事や勉強を頑張る家族のために、安心・安全な食事作りを心がけたいですよね。
保育園給食の現場で食品衛生管理責任者を務めた管理栄養士が、家族の健康を守るために、家庭で実践している食中毒予防の方法をご紹介します。
買い物した食品を新鮮なまま持ち帰るためのポイントは4つです。
食品は何より、新鮮な状態を保つことが大切。保冷できるエコバッグが便利でおすすめです。ただし、保冷バッグに入れたからといって油断は禁物。買い物をしたあとは、まっすぐ帰り、なるべく早く冷蔵庫に入れましょう。
正しい手洗いはもちろん大切ですが、気をつけるポイントはタイミング。調理や食事に関わる場面で手洗いを行っているのは、以下の4つのタイミングです。
特に大切にしているのは2のタイミング。生肉・生魚・生卵など、生の食品にはさまざまな細菌やウイルスがついているからです。生の食品に触れるのが心配なときは、ビニール手袋も活用しています。
ビニール手袋を活用するときのポイントは2つ。
「ビニール手袋を使えば安心」と思ってしまいがちですが、捨てるときに細菌やウイルスが飛び散ったり、手についてしまったりすると危険です。また、特に手袋を捨てたあとの手洗いを忘れないでください。
まな板やスポンジは、それぞれ用途によって使い分けています。
特に、まな板の使い分けが大切です。まな板が1枚しかないときは、裏表で使い分ける、もしくは生肉・生魚を使ったあとは必ず消毒するようにしましょう。スポンジも調理が終わったら消毒します。次は、詳しい消毒方法について説明します。
食中毒予防のために、3つの消毒方法を使い分けています。
アルコール消毒は、乾いたところに吹きかけるとより効果的。調理器具や食器などには、水分を拭き取ってよく乾かしてからアルコールを吹きかけています。
キッチンのなかで特に細菌が増殖しやすい、まな板・ふきん・スポンジなどは調理後、塩素系消毒液につけおきして、しっかり消毒しています。
作り置きやお弁当は食べるまでに時間が空くため、その間に細菌が増殖し、食中毒のリスクが高まります。食中毒予防のポイントは4つ。
カレーや煮物、みそ汁やスープ、チャーハンなどは、「たくさん作りすぎてしまったから明日も食べよう」ということもありますよね。キッチンに常温のまま放置すると細菌が増殖しやすく、食中毒のリスクが高まります。我が家では、よく冷ましてから冷蔵庫で保存しています。さらに、翌日食べるときはしっかり加熱し直しています。
また、夏は特に、細菌による食中毒のリスクが高まります。調理中のキッチンは、高温多湿にならないよう気をつけ、お弁当は保冷バッグに入れて持ち歩いています。
冬も暖房や加湿器で高温多湿になることがあり、注意が必要です。我が家では、キッチンに温度・湿度計を置き、高温多湿にならないように調整しています。温度は25℃未満、湿度は70%未満が目安です。
家族を食中毒から守るために家庭でできること、ぜひ実践してみてくださいね。