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プロが選ぶ、料理ビギナーが持つべき調理器具17選

聞いてみた

楠本 睦実

楠本 睦実

保育園栄養士として勤務後、ケータリング事業に携わる。その後、料理本や雑誌の料理、料理の見せ方に興味を持ち、フードコーディネーターの資格を取得。現在は、コラム執筆やレシピ開発に携わる。ヘルシーでおいしく、作りやすい家庭料理のレシピ提案を手がける。

失敗したくない! 最低限そろえておくべき調理器具

料理に欠かせない調理器具。使いやすさと作りやすさを踏まえたうえで、フードコーディネーターが「最低限これは買っておくべき!」と考える、料理初心者さんに向けた基本の調理器具をご紹介します。自分好みのデザインのものを選ぶと、自然と料理も楽しくなりますよ! ご紹介するポイントを参考に、ぜひ気に入った調理器具を見つけてくださいね♪

まな板

まな板選びに重要なのは「素材」と「サイズ」。それぞれのポイントをご紹介します。

まな板の素材

主にプラスチック製、木製、ゴム製の3種類に分類できます。

おすすめなのが、漂白もできて価格も手頃なプラスチック製のまな板。木製は、刃のあたりが良いですが、漂白剤が使用できないものが多く、お手入れが大変です。ゴム製は、切りやすく、傷がつきにくいという反面、熱に弱く、熱湯消毒ができないものもあります。まな板は定期的に消毒をして、清潔に保ちましょう。プラスチック製のまな板を2~3枚購入し、肉・魚・野菜と分けて使うと衛生的にも安心です♪

まな板のサイズ

なるべく大きいものを選んだほうが、作業スペースが広くなり、料理がしやすくなりますが、キッチンのスペースを測ってからまな板の大きさを決めるのがおすすめ。20cm×35cm程度のまな板が、一般的に使いやすいサイズです。ほどよい厚みも必要。2cmほど、厚さがあると良いですよ。

包丁

「肉も魚も切れる包丁はあるかな?」、「たくさんの種類があるけれど、初めの1本目はどんなのが良いの?」など、気になることが多いですよね。料理の効率を上げるためにも包丁選びは大切。以下のポイントを参考にしてみてください。

包丁の素材

包丁の素材は主に、ステンレス、セラミック、鋼の3種類に分類できます。

長く使うのにおすすめの1本は、お手入れしやすいステンレスの包丁。錆びにくく、切れ味が落ちたら研ぐことで長く使えます。セラミックは、切れ味は落ちにくいものの、研いで切れ味が復活しにくいのが難点。鋼は、切れ味が鋭く、研ぐことで長く使用できるものの、こまめなメンテナンスが必要です。

包丁の用途

包丁には、どんなものでも切りやすい「三徳包丁」、果物の皮むき・細工を施す際に使いやすい「ペティナイフ」、魚や肉を捌く際に使う重みのある「出刃包丁」、柵の刺身を切るときに使う「刺身包丁」などが挙げられます。

初めの1本におすすめの包丁は三徳包丁。刀の長さが20cm程度のものを選びましょう。もう1本買うならばペティナイフ。この2本を持っていれば、一般的な料理を作るうえで困ることはほとんどありません。

包丁の重さ

包丁は、軽すぎても重すぎても使いづらく、腕が疲れてしまうことも。女性であれば150g前後のものを。男性であれば200g前後のものがおすすめです。店舗で購入する際は、実際に握ってみると良いですよ。フィット感があるものを選びましょう。

ピーラー

皮むきには欠かせないアイテム。包丁よりも圧倒的に早く皮が剥けるので、持っておくと便利です。そのほか、「人参や大根の千切りが面倒…」というときは、リボン状にピーラーで削るのもおすすめです。

ボウル

直径26センチ程度の大きなものを1つと、一回りずつ小さい中・小の3サイズを持っていると使いやすいです。大きめのサイズは野菜を洗うときなど、野菜の下処理に。中・小サイズは、肉の下味をつけるときや、ひき肉をこねるときに使います。肉・魚用と野菜用で分けておくと、衛生的にも安心です。

ざる

ボウルよりひとまわり小さい、直径約20cmと約15cmの2サイズ持っていると便利です。1つは、柄がついていると、片手で持ちやすくおすすめです。野菜や米の水切り、麺類の茹で上げに使います。

バット

揚げものの衣つけや、魚の下処理に使います。また、切った食材を一時的において置くときにも便利。コロッケやフライの衣づけは、薄力粉→溶き卵→パン粉と工程があるため、大・中・小と3種類くらいあると良いですよ。

フライパン

20cmの小さめのフライパンは、1人分の料理や目玉焼きを焼くといった、ちょっとした料理に使いやすいです。2人分の料理は、24㎝以上。3人分以上は、26~28cmのフライパンがサイズの目安です。大きさ別に購入し、作るものにあわせてフライパンの大きさを変えるのがおすすめ。家のコンロがIHの場合は、IH対応のフライパンを選びましょう。

フッ素樹脂加工とは、アルミやステンレス多層鍋の表面にフッ素樹脂を塗布し、高温で焼成した加工が施されているもの。

数年(短ければ半年、長くて3年)で食材がこびりつきやすくなるため、表面加工が剥がれたら買い換える必要がありますが、料理を始めたばかりの方には扱いやすくおすすめ。ホットケーキなど、油をひかなくてもムラなく焼くことができます。

パスタや青菜を茹でる際や、長時間の煮込み料理にも必要不可欠な鍋。収納スペースにあわせて数種類持っていると便利ですが、片手鍋や両手鍋、汁物用の小さめの鍋など、仕様が異なるものを持っておくのがおすすめです。フライパン同様に、家のコンロがIHの場合は、IH対応の鍋を選びましょう。

ステンレス製の特徴は、保温性が良く、煮くずれや焦げ付きにも強いので、煮込み料理のような長時間の調理に向いています。火力も、中火~弱火で温度を保つことが可能です。多めに作るカレーやシチューはもちろん、パスタも茹でられるので便利。

蒸し器もセットで購入すれば、蒸しパンや焼売も作れますよ。

ホーローは、保温性と余熱調理に優れているため、節約にも繋がります。牛乳を温めたり、汁物を作ったりする際に。

木べら

炒めるときや和えるときに便利な木べらは、定番のしゃもじ型がおすすめです。先端が丸くなっているものは、鍋やフライパンなどのキッチンツールを傷つけにくく、柄の長い木べらは、鍋から距離を保てるため手が熱くなるのを防ぎます。一方で、柄の短い木べらは力加減が調節しやすく、ハンバーグやホワイトソースなどのソース作りに便利です。

菜箸

少量の混ぜる、炒めるといった調理には、木べらよりも菜箸がおすすめ。ひとつの菜箸を使いまわすより、揚げ物用・調理用・盛り付け用など、何組かそろえておくと良いですよ。長めの菜箸は、手からの距離を保てるので、揚げ物や炒めものの際に。短い菜箸は、小回りがきくよう盛り付けに。うまく使い分けましょう。

計量スプーン

計量スプーンは、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、小さじ1/2=2.5mlの3スプーンに加えて、すりきり用のヘラもあると便利です。油や醤油などの液体調味料を計る際は、表面張力で液体が盛り上がった状態、薄力粉や砂糖などの粉状の材料は、かたまりをしっかりとつぶして盛り込み、表面が平らになるようヘラですり切った状態が正しい測り方です。

デジタルスケール

目盛りが見やすく、0.1g単位からはかれるデジタルタイプがおすすめ。レシピ通りに再現する場合は、食材や調味料の重さを測るのに重宝します。

調味料はものによってスプーンによる重量が異なりますが、大さじ1の分量を把握していればデジタルスケールで測ることができ、時短に繋がります。醤油や酒、みりんなどの基本調味料の分量だけでも、頭に入れておくと便利ですよ。

  • 醤油・みりん:大さじ1(18g)、小さじ1(6g)
  • 酒:大さじ1(15g)、小さじ1(5g)
  • 砂糖:大さじ1(9g)、小さじ1(3g)

おたま

別名「レードル」と呼ばれることもあります。主に、味噌汁などの汁物をすくう際に使用します。穴あきのおたまもあり、具材だけをすくいたいときに使いやすいものや、目盛りがついていて分量を測れるものもあります。カレーなどの色素が残りやすい食べ物には、ステンレス製のおたまがおすすめです。

トング

「菜箸があればいらない?」と思われがちですが、肉や魚を焼くときなどに菜箸よりも返しやすく、すばやく食材を持ち上げることができます。パスタなどの麺類を盛りつける際にも便利です。

温度計

揚げものをするときは、温度管理は必須。特に慣れないうちは、温度計で測ってから揚げものをすると安心です。参考までに、菜箸からの泡の出方で温度を確認する方法ものせておきます。

  • 150~160℃(低温):菜箸をいれ、細かい泡が静かに上がってくる状態。焦がさず、じっくりと揚げるときの温度です。
  • 170℃(中温):菜箸をいれ、やや大きめの泡が上がってくる状態。しっかりと火を通して、カラリと揚げるときの温度です。
  • 180~190℃(高温):菜箸を入れて、多量の泡が勢いよく上がる状態。キツネ色に揚げたいときや、二度揚げするときの温度です。

いかがでしたか? 気に入った調理器具があれば、毎日の料理が楽しくなること間違いなし。紹介したポイントを踏まえて、自分のお気に入りの調理器具を探してみてくださいね。

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