感情をストレートに伝えられるすごいマシーンを作りました
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目次/ INDEX
アウトドアの定番メニューと言えば、何はともあれBBQ。
肉を焼き、焼きそばを作り、残り火でマシュマロを焼いて…と楽しめますが、ワンシーズンに何度かやっていると、だんだんほかの料理を作りたくなってきます。
そこで、まず候補に浮かぶのが、「焼く、煮る、蒸す」などの様々な用途で使えるダッチオーブンではないでしょうか。BBQ三昧だった夏が終わり、涼しくなってくる秋以降にぴったりなのも嬉しいところです。
でも、ダッチオーブンは「何となくとっつきにくい」「使う前に何かしなきゃいけないのが面倒そう」という声が…。そう、ダッチオーブンを使うためには、シーズニングという最初の手入れがハードルを高くしているのです。
シーズニングの目的は、大きくは2つ。1つ目は「出荷前に塗られたワックスを落とす」、2つ目は「油膜を作ってコーティングする」です。
そこで今回は、ダッチオーブンデビューの前に必要なシーズニングに挑戦してみます。
カインズのECサイトで購入したのが「ダッチオーブン 12cm」。人気商品で在庫切れになることもしばしばとのこと。
小さめのサイズながら、しっかりした造りで色々な料理に使えそうです。
シーズニングは、まず食器用洗剤とスポンジを使って洗うところから始まります。
このとき、傷がついてしまうので金タワシを使うのは避けましょう。洗い終わったら、キッチンペーパーで水を拭き取ります。
続いて、本体と蓋を火にかけて、残った油分を焼き切ります。
この後、オリーブオイルやサラダ油を垂らし、キッチンペーパーで全体(本体の内と外、蓋の表裏)に薄く塗ります。
再び火にかけると、ほどなくしてモクモクと煙が上がります。この煙が出なくなるまでダッチオーブンを熱します。蓋も同様です。
煙が出なくなったなと思ったら火を止めます。このとき、ダッチオーブン本体も蓋もヤケドするほど熱くなっているので要注意。触れるようになるまで自然に冷まします。
この「油を薄く塗る→煙が出なくなるまで火にかける→自然に冷ます」のローテーションを3~4回繰り返します。
ここの工程が一番時間がかかるところなので、頑張りましょう。
さて、無事にローテーションを繰り返し終えたら、今度は本体と蓋に油を垂らしてクズ野菜を焼きます。野菜は、香りがある玉ねぎやショウガの皮、にんにくのへたなどがおすすめ。目的は、ダッチオーブンから出る鉄臭さを取り除くためです。
蓋も同様にやっていきます。
焼き終わったクズ野菜を捨てたら、本体と蓋に改めて油を薄く塗ります。ほのかに残る熱を自然に冷ましたらシーズニングの完了です。
シーズニングと言うと、イメージだけで面倒くさそうとか大変そうとか思ってしまいますが、やること自体は難しくないため誰でも簡単にできるはずです。
ただ、「油を薄く塗る→煙が出なくなるまで火にかける→自然に冷ます」という工程を3~4回繰り返すのは非常に骨が折れます。自然に冷めるのを待つと、どうしてもスピーディにできず、イライラしてしまう人もいるかもしれません。
そもそもダッチオーブン自体、リラックスした気分のアウトドアでのんびり扱うアイテムです。また、毎回の使用後も油を塗る作業があります。この一見面倒くさいと思える工程をも楽しめるようになると、アウトドアライフはさらに充実するのではないでしょうか。