押し入れ・クローゼットの湿気対策やってますか?収納スペースにカビが生えないようにする方法を解説
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こんにちは! 超インドア派なのにアウトドアにハマってしまった編集ライター・葉です。
さて、今回皆さんにお伝えしたいのは、秋キャンプの素晴らしさ! 過ごしやすい気温が続く秋は、キャンプのベストシーズンと言われています。暑すぎず寒すぎず、虫も少なく、とにかく快適。そんな、一般的に言われている秋キャンプの魅力と併せて、筆者が個人的に推したい秋キャンプの醍醐味もご紹介します。
何と言ってもまずはこれ! キャンプにおいて、外での過ごしやすさは肝心なポイントです。秋キャンプは、夏のように暑さで体力が削られることはなく、冬のようにガチガチに防寒アイテムを揃える必要もありません。特に10~11月あたりは天気も安定していて、散歩やアクテビティも思いきり楽しめます。
とはいえ、もちろんキャンプに出かける日程やキャンプ場の標高によって、気温や天候は変わるもの。出発前に現地の天気予報(特に最低気温)を確認して備えるのをお忘れなく。寒いときに、さっと1枚羽織ってしっかり暖がとれるフリース素材のパーカーや、肌着にプラスして調整できる機能性インナーを持って行くと便利です。寒がりな方は、ブランケットを1枚持っておくとより安心ですよ!
筆者が秋キャンプを愛するいちばんの理由です。私の場合は、地球上の何よりもセミが嫌いで……と余談はさておき、キャンプの天敵と悪名高い「蚊」がほとんどいなくなる秋は、まさにキャンプをするための季節。
「蚊がそんなに嫌なの?」と思ったそこのあなた、奴らをナメてはいけません! 筆者はキャンプど素人だった頃にろくな対策もせず外に丸1日いたら、全身で50カ所以上を刺されて具合が悪くなりました。気休めに虫除けスプレーはしていたのですが、肌を出していた部分は当然のごとく刺されました。服の隙間から入ってきた奴ら、レギンスの上から刺してきた奴ら……蚊たちも冬を前に、ご馳走を逃すまいと必死です。
蚊に刺されることの何が辛いって、「あっ! 蚊がいる!」と四六時中気になってしまってキャンプを楽しむどころではなくなること。基本的にお風呂には入れないので(キャンプ場内にシャワー設備があれば別ですが)、かゆいまま夜を過ごさなきゃいけないこと。ぐっすり眠れるわけもなく、だる~い感じで2日目を迎えなくてはいけないこと。挙げたらきりはありません。
なので、蚊が少ないってだけで、秋にキャンプをする理由になるのです。それでも最低限の虫対策はして行ってくださいね! ひと吹きするだけで蚊取り効果のあるスプレーも有効ですよ。
「食欲の秋」を満喫するのも秋キャンプの正しい楽しみ方。キノコ、芋、サンマ、鮭……焼いて良し、煮て良しの、秋の味覚はいっぱいあります。
個人的には、焼き芋とホットサンドがイチオシ。特にホットサンドメーカーは、ここ数年で買って良かったものTOP5入りするほどの素敵アイテムでした。家の冷蔵庫から余っているカット野菜や缶詰、マヨネーズとケチャップを持って行って、キャンプ場に行く途中で食パンを買って(当日買ったパンのほうがおいしい気がしません?)、あとは好きなように挟んで焚き火で焼くだけ。山の空気を感じながらいただくアツアツのホットサンドは格別です。
せっかくの秋キャンプならちょっと気合いを入れて、いつものガスストーブやクッカーよりも調理向きの装備を持っていくのがおすすめです。焼き物が捗るBBQ用のグリルや、軽量なアルミ鍋なんかも重宝するはず。家じゃ作らない凝った料理にチャレンジするのもいいですよね。何を作ろうか考えるところからワクワクできるのも、秋キャンプならではかも。
絶好のキャンプシーズンなのに、秋は意外とキャンプ場が空いています。というのも、春にはゴールデンウィーク、夏には夏休み、冬には年末年始と、それぞれ長く休みやすいタイミングがあります。でも、秋にはそういうイベントがなく、人がほどよくバラけるので、ほかの季節のような“激混み”はほぼありません。9月下旬のシルバーウィークも、平日にぽこっと祝日があったりして、まとまった連休にはなりづらいですし。
キャンプ場のスペースをゆったり使えますし、ほかの利用者との距離がとれるぶん、過度に気を遣って疲れることも少ないでしょう。まったりスローにキャンプを楽しみたい人には、秋がおすすめ!
夏の感覚のまま秋キャンプに行ったら、夕方になって「あれ? もうこんなに暗いの!?」と驚くはず。日が沈むのが早いと何がいいかって、焚き火の美しさを堪能できる時間がそれだけ長くなるんです……! 焚き火ラバーの筆者、これだから秋キャンプはやめられません。夕暮れのなか、ゆらゆらと踊る焚き火の炎を眺めながら、アコースティックの音楽を小さく流してみたり、持ってきたワインで乾杯したりすればムードも満点。大人のキャンプは日が暮れてからが本番です。
秋の夜長を楽しむなら、そのための備えもしっかりと。片付けられるものは明るいうちに片付けておくのと、真っ暗になる前にランタンを準備しておくのは肝心です。筆者の場合は、暗くなってからキャンプ場のトイレに行くのが怖いので、明るいうちに一度行っておいたりもします。お酒を飲んだら、その工夫も無駄になるのですが……。
秋と言えば紅葉! でも、紅葉シーズンって毎年、気づいたら終わっちゃっているんですよね。紅葉を楽しむ口実、ではないですが、紅葉とアウトドアをいっぺんに楽しめる秋キャンプは、本来インドア派の筆者にとってすっごくお得。紅葉狩りもキャンプも、出かけるまでの準備や手配が億劫なんです……。
赤や黄に色づく山々を遠くに眺めながら、焚き火で沸かした湯でコーヒーをいただく──。そんな風情MAXな過ごし方が叶うのは秋だけです。だいたい10月後半から11月半ばまでが紅葉シーズンと言われていますが、公式サイトやSNSなどで紅葉状況を発信していることもあるので、狙っているキャンプ場があればチェックしてみましょう。
キャンプ場にもよりますが、例えばキャンプ場の近くの川や湖でカヌーツアーがあったり、乗馬やフルーツの収穫といったキャンプ以外のアクティビティが楽しめたりします。もちろん通年開催されているものもありますが、秋の美しい景色と動きやすい気候は、アクティビティを思いきり楽しむのにもってこい! ハロウィンや運動会といったイベントにちなんだ秋限定のアクティビティなら、小さいお子さんのいるファミリーも思い出が作れること間違いなしです。
いくら秋は快適と言っても、キャンプには備えが必要! 秋キャンプの注意点もご紹介します。
「涼しくて過ごしやすい」と書きましたが、これはあくまで日中の話。秋は、日中と夜の寒暖差に要注意です。想像以上に冷え込むので、シュラフ(寝袋)は冬用のしっかりしたものを持って行ってもいいでしょう。夏用をそのまま使っていると、さらにブランケットや上着が欲しくなるはずです。
ちなみにシュラフには、“限界使用温度”と言って「この寝袋はギリギリこの気温までイケる!」という指標があります。冬用のシュラフを選ぶなら、最低でも限界使用温度が-5℃以下のものがおすすめです。標高が高いキャンプ場だと、10月でも朝晩は氷点下になることもあります。
秋は天候が穏やかですが、山の天気は女心のようにコロコロ変わります。特に9・10月は台風シーズンでもあるので要注意。あらかじめキャンプ場の天気予報を確認するのはもちろんですが、例え予報が降水確率0%でも、雨は降るものと思って雨具をちゃんと持って行きましょう。
秋になると空気が乾燥し、火の扱いにより注意を払わなくてはいけません。肌寒いからと言って、焚き火を消さずに寝てしまうのはもってのほか! 焚き火はもちろん、調理中の火の管理も徹底しましょう。
秋キャンプの魅力、少しでも伝わったでしょうか? 美味・絶景・運動などなど、秋キャンプの楽しみ方は人それぞれ。ご紹介した注意点もふまえつつ、自分なりの過ごし方を探してみてくださいね!