【2023年お正月プレゼント】自宅で簡単! キノコの栽培キットを使った育て方
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アスパラガスは、歯ごたえのある栄養満点の野菜として人気です。しかし、今は観賞用・観葉植物として栽培されるアスパラガスも大人気です。ユーラシア大陸やアフリカ大陸、そしてその周辺の島々におよそ120種が自生しています。観賞用に育てられるアスパラガスは「スギノハカズラ」などの種類で、野菜のアスパラガス(オランダキジカクシ)とは別の種類です。
葉のように見えるのは実は枝で、葉は退化し、茎から出ています。
乾燥やある程度の低温にも耐える強い性質のため、初心者でも育てやすいのが魅力の一つです。光沢のある美しいグリーンは寄せ植え、花壇、ハンギングバスケットなどに加えても素敵です。花言葉は「無変化」「敵を除く」などです。
では、実際にアスパラガスの育て方を見ていきましょう。
根がどんどん伸びるので、根詰まりを起こさないよう毎年植え替えを行いましょう。時期は5月か6月がおすすめです。
一年を通じ、できるだけよく日に当てるようにします。
乾燥に対する適応能力が高く、根がところどころ膨らんで水分を蓄えられるようになっています。
このため、水のやりすぎには注意です。触ってみて、土の表面が乾いていたら水やりをしましょう。
月に2〜3回液体肥料を与えるか、もしくは2〜3ヶ月に1回、固形肥料を与えます。
Q.アスパラガスを育てる際に、気を付けるべき病気や害虫などはありますか?
A.一番被害の多い病気は、「茎枯病(くきかれびょう)」です。茎の部分に褐色の斑点ができ、次第に茎全体に広がって最後には枯れてしまうというもので、立枯病などと同様、カビが原因です。茎同士が込み入らないように注意し、風通しよく管理しましょう。
害虫では「ジュウシホシクビナガハムシ」や「ネギアザミウマ」に気をつけましょう。いずれも葉や茎の表面を食べてしまいますので、発見したらすぐに薬剤を散布して駆除します
Q.アスパラガスの増やし方を教えてください。
A.アスパラガスは「種まき」か「株分け」で増やします。種まきをするときは、赤く熟した果実から種を取り出して川砂をまき、発芽まで15℃前後の環境で、絶対に乾燥させないよう管理しましょう。
株分けする場合は、5〜6月または9月下旬頃に行います。土から引き抜いた株を、根の部分を傷つけないよう注意しながら土を落とし、丁寧に2〜3つくらいに分けてそれぞれ鉢の中に植え付けましょう。細かく分け過ぎると生育に影響するため、注意が必要です。
Q.アスパラガスの切り戻し・剪定のタイミングは?
A. アスパラガスの切り戻し・剪定は、アスパラガスの葉が伸びて邪魔になったり、見た目のバランスが悪くなったタイミングで行いましょう。寒い時期に切り戻すと新しい芽が伸びるまでに時間がかかるため、暖かい5〜9月頃に行うのがおすすめです。
野菜のアスパラガスとは別の種類ですが、同じように光沢のある美しいグリーンと、レースのような繊細な姿は寄せ植えにも、花壇にも、ハンギングバスケットにも映えます。ぜひ、清々しい緑を加えてみませんか。