「忘れ物なし!」毎朝の身支度に大活躍なスリムラックを電動工具なしで作る
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目次/ INDEX
主婦ライターの岸朝美です。
最近、我が家で何とかしたいと思っているのが「窓際」。息子の受験が終わったので、勉強道具を片付けてオシャレに見せたいものの、どうしてい良いか分かりません…。
癒やされる空間にしたいので、生花や植物を置きたいのですが、毎日のメンテナンスが不安。なぜなら、私はズボラでサボテンを枯らしたこともあるからです(涙)。そんな私を助けてくれるのが、いつも通っているカインズ! 枯れない植物を店内で探してみると早速発見!
それは「シルクフラワー(造花)」&「フェイクグリーン」。でも色々あって、どれを選べばいいのか、さっぱり分かりません…。そこで今回ヘルプを求めたのは、フラワーアーティストの野村絵美子さん。インテリアコーディネーターとしても活躍していらっしゃるので、部屋をオシャレに改造するコツを伺ってきました。
野村 絵美子(のむら えみこ)
フラワーアーティスト・インテリアコーディネーター
上場企業で企業法務に8年たずさわるが結婚後に体調不良に。リハビリとして始めたフラワーアレンジに魅せられて病を克服し、花の世界へ。かつての自分と同じような頑張っている女性たちに、より自分らしく心豊かな人生を送ってもらうためフラワーアレンジのオーダーメイド制作やアート制作を行なっている。理想の人生や夢に近づくインテリアコーディネーターとしても活動中。
まず気になるのは、部屋のコーディネートに使用する造花やフェイクグリーンの「見た目」。一体、どれくらいリアルにできているのでしょうか。
枯れなくて本物そっくりなんて、ズボラな私にとっては、この上なくありがたい…。たしかに、カインズのシルクフラワーを見てみると、思っていた以上に美しく価格も手頃です。
野村さんいわく、シルクフラワーやフェイクグリーンには、「枯れない」以外にも良いことがたくさんあるとのこと。次の3つは、生花にはないメリットといえるでしょう。
1. 花粉アレルギーの心配がない
生花の場合、人によっては花粉アレルギーを引き起こしますが、シルクフラワーやフェイクグリーンには花粉がないので安心。そのため飲食店や病院などでも利用されています。
2. 苦手な香りがある人も利用しやすい
百合やバラなどの生花には香りがあるため、妊婦さんなどのニオイに敏感になっている人や、嫌いな香りがある人には敬遠されがちです。一方、シルクフラワーには香りがないので、不快な気分にさせることがありません。
3. 季節限定の花をいつでも楽しめる
最近は通年、色々な花が手に入りやすくなっていますが、特定の季節にしか流通しない生花もあります(ラナンキュラスなど)。その点、シルクフラワーは好きな花をいつでも楽しめます。
生花にはないメリットがこんなにあるとは…。今すぐ部屋に飾りたいところですが、どのように置けばいいやら(その前に置くスペースを確保する必要が…汗)。
野村さん、我が家の出窓を片付けるので、コーディネートを教えてくださ〜い!
野村さん
置き方のコツとしては、設置場所に1ヵ所、見せ場(フォーカルポイント)を作るのがポイントです。今回の出窓でいうと、中央に目線がいくようにすると良いと思います。その際に、アートフラワーやグリーンだけではなく、スティックディフューザーなどの小物も飾って「三角形」を意識するとメリハリがつきますよ。
「三角形」になるように高低差をつけるのが、配置のポイント。中央に高さのあるものを置いて左右を低くすれば、安定感のある空間づくりができるそうです。
野村さん
使用する雑貨としては、写真フレーム、キャンドルなどもオススメです。お気に入りのオブジェなどがあれば、それを置くのも良いかもしれません。
窓際に設置したフェイクグリーンは、こちらのシダブッシュ。ポットに入ったものがあったので、そちらを置きました。葉と茎の部分に存在感があり、自由に高さや方向を変えられるのが魅力です。
また、中央に配置したシルクフラワーは、「ショートガーベラ」でなんと1本68円! リーズナブルな価格で長く使えるのは、大きな魅力です。
さらに野村さんからアドバイスをいただいたのは、窓の右端。窓にはシンプルな白いレースカーテンがかかっているだけなので、やや寂しい印象。窓全体でメリハリをつけるため、右上にもフェイクグリーンを設置します。
野村さん
窓の端には、垂れ下がるハンギングタイプが良いかもしれません。ナチュラルなのに存在感のある「アイビーハンガー」や「モスブランチハンガー」などがオススメです。より可愛らしい雰囲気を目指すなら、クローバーなども良いかもしれません。ここでも、同じ長さのものを選ぶのではなく、高低差をつけたほうがメリハリがつきます。
どちらもカーテンレールにS字フックで簡単に引っ掛けられるので、設置が簡単。枝の部分にはワイヤーが入っているので、自由に曲げて空間を演出できます。
我が家の窓際が、こんなにオシャレな空間に生まれ変わりました!(さすがプロの神アドバイス!!) 高低差があることで、空間にメリハリがついているのが分かると思います。こんなに劇的に変わるなら、ほかの場所についてもぜひアドバイスをいただきたいところです。
野村さん
造花は「シルクフラワー」、「アートフラワー」、「アーティフィシャルフラワー」などとも呼ばれます。これらは年々リアルになり、見た目のクオリティが上がって生花に近づいています。素材も布だけではなく、ポリエステルや樹脂コートなど様々。近くで見ても、本物と間違えるくらい高品質なものが増えています。