ニチニチソウの寄せ植えに合う花は? おしゃれな配置や管理方法を解説
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
アクセントウォールは、その名の通り、部屋のアクセントになる壁面のことです。壁の一部分を異なる色や素材にすることで、空間に表情や奥行きを作り出すことができます。
日本の一般的な住宅(特に賃貸)の天井や壁は、ホワイト系の壁紙が大半を占めると思いますが、同色・同素材に覆われている空間は、変化に乏しく面白みに欠けることもあります。
「ちょっとつまらないかも」と思った時こそ、アクセントウォールDIYです。素材や色によっては、お部屋を広く見せることも可能です。
アクセントウォールがよく採用される場所は、リビング、キッチン、トイレなどなどです。明確に決まった場所はありませんが、リビングだとテレビの後ろの壁に施工されるケースが多いです。
水回りだとキッチンに貼るキッチンパネルや、洗面所のタイルなども機能性を持ったアクセントウォールの一種だと考えられます。
壁にアクセントをつけることで、部屋の中でも視線の集める「フォーカスポイント」が生まれます。家具・照明なども考慮しながら、素敵な空間になるイメージが湧くところに設置しましょう!
アクセントウォールで代表的なものは、壁紙や塗装ですが、他にも下記のような天然素材を使用するケースもあります。
また最近は、黒板塗料なる商品もあって、塗るだけで学校の黒板のような壁に様変わりさせることもできます。子育て中のご家族などにはオススメかもしれません。
アクセントウォールは種類に応じて商品が豊富にあるので、イメージに合った色・材質を探すのも楽しいですよ!
今回は、「安い・簡単・おしゃれ」を基準に、2種類のアクセントウォールにチャレンジしました。
ひとつ目は、織目調のブラウンの壁紙を貼ります。もともと和室の押し入れだったこの壁に貼ってみたいと思います!
ふたつ目は、ラワンベニアのウッドパネル。これを写真右側の壁に貼りたいと思います!
はたしてどんな仕上がりになるのか? Let's DIY!
まずは、壁紙でアクセントウォールをDIYします。
壁紙を貼る予定の壁面の大きさを測って、必要な量を計算しましょう。壁紙には、生のりなしと生のり付きがあります。生のり付きは、少し割高ですが届いたらすぐに貼ることができるのでDIYにおススメです。
今回購入したのり付き壁紙は、柄モノだったので長さに注意が必要。柄モノは柄が一定間隔で繰り返されているのですが、ピッタリのサイズで購入してしまうと、後々柄合わせが出来なくなってしまう恐れがあるので、余裕をもった長さで購入しましょう。
早速切り出していきます。生のり付き壁紙は、裏面にガイドラインがあることが多いので、これを目安に必要な量を切り出します。
壁紙を貼ります
こういう刷毛があると空気を出すのに便利
余剰分をカッターでカット
詳しい貼り方に関しては、こちらを参照してみてください!
壁紙を貼る工程で一番難しいのが貼り合わせ部分です。柄がきれいに合わさっているかを何度も確認。
そして、壁紙を重複させた箇所を天井から床まで定規に沿ってまっすぐに切ります。最後にローラーでしっかり密着させて完成!
【ビフォー】
【アフター】
キレイに貼れました!
アクセントウォールを他の壁よりも暗いトーンにしたので、ビフォーよりも奥行きが生まれた印象があるかと思います。まわりの壁と同じ色で塗るよりも、この方がシックに見えますよね!
【壁紙で作るアクセントウォールで使用した材料と工具】
<材料>
<工具>
次は、ラワンベニアを使用したアクセントウォールをDIYしていきます。
最初に施工する壁のサイズを測って、ラワンベニアの必要枚数を決めます。必要材料を購入し、カインズのカットサービスを利用して木材をカットしてもらいましょう。
この際、隅は綺麗に収まらないと思ったので見切り材も合わせて購入します。
ベニアパネルに使用した材料
早速、ホームセンターでカットしたべニアと見切り材を紙やすりで研磨していきます。使用する番手は240番。木目に添ってヤスることがコツ。ハンドサンダーがあると作業が楽になりますよ!
まずは隙間となる場所に見切りテープを貼る
今回は、パネルとパネルの間に4mmのスペースを空けた、目透かし張りという工法で貼っていきます。ちなみにスペースを開けない工法は、突き付け張りといいます。
目透し張りの場合、4mmの隙間から下地の石膏ボードが見えてしまいますので、まずは隙間を空ける箇所にラワンの見切りテープを写真のように貼ります。
ラワンベニアのパネルは、見栄えの観点から釘やビスで留めることは、避けたいところです。そういう時は、釘やビスの代わりに、仮止め両面テープと接着剤の併用がオススメ。身近な例だとキッチンパネルもこの方法で貼り付けているそうです。
今回は接着剤に、カインズでも購入できる床職人(フローリングの施工時に使用される)を使用しました。接着剤が固まるまで時間がかかるので、仮止め両面テープで補助するイメージです。
目透かし張りのために、4㎜のスペーサーで隙間を空ける
4mm厚のラワンベニアの端材から、4mmのスペーサー(空間をあけるために使用する部品)をつくり、1枚1枚貼っていきました。
綺麗に貼ることができました。4mmの隙間もいいアクセントになっています
次は隅の処理です。素人の技術では、隅を綺麗に収めることは難しく、少し隙間が空いてしまうことが多々あります。そういった時は見切り材で隠してしまいましょう。
今回は、2420×9×18mm の細長い木材を見切り材として使用しました。
最後は、貼り合わせたラワンベニアの壁面パネル全体をワトコオイルで塗装しました。2回塗りがオススメです。
右の薄いところが1回目。左の濃いところが2回目。見比べると重ね塗りをしたことで、色に深みが増していることが分かると思います。
詳しい塗装方法は、こちらの記事を参照してみてください。
【ビフォー】
【アフター】
想定よりも、雰囲気が出ました!
【ベニアパネルで作るアクセントウォールのDIYで使用した材料と工具】
<材料>
<工具>
いかがでしたか? 壁にアクセントをいれることで、空間に表情が生まれ、ホテルのような格調高い雰囲気になったことを感じていただけたと思います。
安い材料を使用しているので、金額的にもリーズナブル。皆さんも、ぜひアクセントウォールDIYに挑戦してみてください!