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梅酒は飲みやすく、華やかな香りが特徴の果実酒の一種です。近年では女性を中心に高い人気を集め、今や、最もよく飲まれているお酒の一つといえるでしょう。
そこで、この記事では梅酒の魅力や選び方、ご家庭で自作する方法などを丁寧に解説します。
梅酒は梅の実を使って作られるお酒です。
梅酒は日本でも古くから嗜まれている果実酒の一種で、6月頃に収穫される梅を焼酎などのアルコール度数20度以上の蒸留酒に漬け込んで作られます。
使うお酒の種類や梅の熟成度、砂糖やハチミツなどいろいろな組み合わせで違った味が楽しめるのが魅力のお酒です。
また、梅に含まれるクエン酸には、疲労の元になる乳酸を分解して体の疲労を回復する効果が期待できるともいわれており、毎日の仕事終わりに飲めば、ほっと一息つけるお酒でもあります。
梅酒は販売している商品のラインナップが非常に多く、どれを選べばいいのか悩むときはないでしょうか?
ここでは梅酒の味を決めるポイントを梅の種類と酒の種類の2点に分けて紹介していきます。
梅酒の味の決め手として一番重要なのが梅の実の種類です。梅の種類は300種以上あるといわれており、市販品の梅酒でも梅の品種や産地は違うのが一般的です。
よく使われる梅の種類を産地とともにいくつか紹介します。
産地:和歌山県、鹿児島県など
和歌山県産のトップブランドとして知名度の高い品種です。薄皮のやわらかな果肉で口当たりの良い、とろけるような食感を楽しむことができます。
梅干しとしても利用されるなど、幅広い用途で親しまれている品種です。
近年では、和歌山県だけでなく、全国各地で生産が行われています。
産地:和歌山県など
見た目の美しさから「青いダイヤ」と評される希少な品種です。南高梅に比べて梅の果肉が固く引き締っているため、漬け込み期間が長くても実が崩れる心配がありません。
青梅ならではのフレッシュな香りを長期間楽しむことができるのが特徴です。
産地:青森県、長野県など
丸々と大きな実と淡い黄緑色が特徴の品種です。
梅といえば、和歌山県や群馬県での栽培が盛んですが、この品種は寒冷地での栽培に適した品種で、国内で一番遅い時期まで入手できる梅の実でもあります。
梅の熟成度具合によって梅酒の味や見た目、香りが変化します。
青梅はまだ熟す前のハリのある緑色の果実が特徴で、梅本来の爽やかな香りと酸っぱい味わいが楽しめます。一方、完熟梅は弾力があり、柔らかく、黄色がかった見た目が特徴で、芳醇な果物の香りと甘い口当たりが楽しめます。
お酒のベースによっても梅酒の風味や味は変化します。ここではお酒の種類ごとにどのような違いがあるのかを簡単にご紹介します。
ホワイトリカーは最もポピュラーなベースです。ほぼ無味無臭で梅本来の香りと味わいが楽しめるのが特徴です。
スタンダードな梅酒として人気があり、様々な飲み方ができるのが魅力です。
日本酒は近年、人気が出てきているベースです。日本酒の甘さと梅の酸味、それぞれの口当たりがマッチし、ほどよい甘さとまろやかな酸味ですっきり飲める梅酒です。
ブランデーをベースにすることで、香りと甘みにインパクトのある梅酒になります。
ブランデーベースの梅酒では梅の爽やかな風味を抽出するために梅の実が大きなものを使用することが多く、他のベースよりも梅エキスが含まれた梅酒になります。
先ほど紹介したホワイトリカー以外の焼酎も梅酒のベースになることがあります。原料には麦や米、芋を使うことが多く、自分の好みに合わせた梅酒の味わいを楽しむことができます。
梅酒のアルコール度数は8~15度程度で日本酒やワインのアルコール度数とほぼ同程度です。甘さと口当たりの良さから梅酒はストレートでも飲みやすいお酒ですが、飲み過ぎには注意しましょう。
梅酒を選ぶ際は、保存容器にも注目しましょう。保存容器によって味が変化することはありませんが、価格帯と保存期間に差があります。
パックで販売されている梅酒は、比較的、安価に購入でき、ごみ捨ても楽なのが魅力です。ただし、パックは殺菌効果が瓶と比べて弱いので、賞味期限は開封後一年以内となっていることがほとんどです。
一方、瓶で販売されている梅酒は、見た目に高級感があり、賞味期限は長めなのが魅力です。開封後、数年程度は保存できるので、長時間じっくりと梅酒を楽しみたい方におすすめです。
ただし、瓶はパックよりもゴミがかさばりやすく、本数によっては運ぶのに手間がかかることもあります。
梅酒の甘みとなる糖分は氷砂糖を使用するのが一般的です。商品によっては氷砂糖の代用として、黒砂糖やハチミツを使うことで独特の甘みやコクを出しているものもあります。
糖分不使用の梅酒もあるので、好みに合わせて選ぶようにしてみましょう。
ここからはおすすめのパック梅酒を紹介します。パックの梅酒は手頃な価格のものも数多くあるので、ご家庭で日常的に梅酒を楽しみたい方にもおすすめです。
梅酒の風味をそのままに、糖類ゼロ、カロリー63%オフを実現しています。アルコール度数も8度と控えめで梅酒の甘みとカロリーが気になる方に魅力的な商品です。
カロリーが気になる方やお酒が弱い方におすすめです。
厳選された国産梅のみを丁寧に漬け込み、カロリーを30パーセントカットした梅酒です。
人工甘味料不使用の自然でさっぱりとした味わいで、梅本来の爽やかな風味は、どんな料理にもマッチします。
紀州産を中心とした、高品質な国産梅のみを使用した梅酒です。香料などの人工添加物を使用しておらず、長時間じっくり熟成されているので、梅本来のクリアな味わいを楽しめます。
癖のない爽やかですっきりした味わいは食中酒に適しています。
ぶどう、梅、しその3つの素材に含まれるポリフェノールを抽出した梅酒です。
色鮮やかな赤色の見た目で梅酒ならではの華やかな香りとフルーティな味わいを楽しむことができます。一日の終わりに優雅なひとときを過ごしたい方におすすめです。
広島大学とCAINZが共同開発した梅酒です。ダイエットをサポートする乳酸菌として知られる植物乳酸菌LP28株が一本当たり、約500億個含まれており、カロリーも25%カットされています。
香料や人工甘味料、着色料も不使用なので、毎日飲み続けられる梅酒をお探しの方におすすめです。
黒糖ならではの風味豊かで、コッテリとした味が特徴の梅酒です。梅は紀州南高梅を100%使用しており、追加で梅エキスを加えることで心地よい酸味を作り出しています。
風味がしっかりしているのでロックで飲んでも、ソーダで割っても梅酒の味わいを楽しむことができます。
豊潤たね熟製法という、「梅の種」だけを浸漬させる、製法で作られた梅酒です。
甘く、芳醇な味わいに果肉部分をピューレとして加えることで、フルーティーで濃厚な梅酒の味わいを実現しています。
ブランデーベースの芳醇な香りが楽しめる梅酒です。国産青梅を100%使用しているので、梅の酸味爽やかな風味をしっかりと感じることができます。
ロックで飲むと、よりまろやかな口当たりを楽しむことができます。
梅酒としては珍しいアルコール度数5度の梅酒です。低アルコールならではの飲みやすさと、国産梅100%使用のしっかりとした梅の風味を楽しめる梅酒で、お酒の苦手な方にもおすすめです。カロリー55%オフの商品です。
ブランデーベースの香りと甘みをそのままに、糖質70%オフ、カロリー50%オフを実現した梅酒です。
しっかりと際立った甘さで、ロックやソーダ割りでも風味を損なうことなく楽しめます。
瓶タイプの梅酒商品をいくつか紹介します。瓶タイプの梅酒は保存期間が長く、見た目にプレミアム感があるのが特徴です。
日常使いとしての用途はもちろん、贈り物にもおすすめです。
焼酎で有名な「魔王」の蔵元、白玉醸造渾身の梅酒です。入手不安定さは「魔王」以上ともいわれており、その希少さから「魔王梅酒」とも呼ばれています。
厳選された梅で作られた爽やかな酸味と味わい深いコクが堪能できる人気商品です。プレミアムな気分を楽しみたい方におすすめの商品です。
日本を代表する酒造メーカーの一つである白鶴酒造の梅酒です。南高梅や古城といったブランド梅を酒蔵でじっくり日本酒と一緒に漬け込む伝統的な製法によって作られ、美しく透き通った琥珀色の見た目が上品さを際立たせます。
国際品評会では8年連続で金賞を受賞しており、国内外で高い人気を集める商品です。
「千年の眠り 梅酒」は厳選した焼酎に3年以上、梅果実を漬け込み、古酒麦焼酎である「千年の眠り」をブレンドさせて完成させた本格梅酒です。
焼酎の風味と梅酒本来の甘酸っぱい香りが同時に楽しめる商品です。
良質な国産梅に八海山を原酒として漬け込むことで作られたこだわりの梅酒です。冷やしてストレートで飲んでいただくことによって、梅本来の自然な酸味と八海山ならではのやわらかな味わいとの調和を楽しむことができます。
八海山の上品な香りとカロリー控えめなすっきりとした後味は食事のお供にもおすすめです。
紀州産を中心に国産梅100%を使用した、大粒の梅の実がたっぷり入った昔ながらの本格梅酒です。酸味料、香料不使用なので梅本来の風味を楽しむことができます。
スタンダードな飲みごたえなので、初めて梅酒を飲まれる方におすすめの商品です。冷蔵庫のドアポケットにちょうど収まるサイズです。
アミノ酸とミネラルの豊富な北陸産の高級紅映梅(べにさしうめ)を原料に、昔ながらの素朴な手法で作られた梅酒です。
香味のバランスがとれた、美味しい時期となるまで2年間熟成されており、濃密な旨味とクリアな飲み口を併せ持っているのが特徴です。
過去には全日本航空のファーストクラスでも提供されていた商品です。
ハチミツ、南高梅、酒精のみで漬け込んだ、砂糖不使用の梅酒です。原料には和歌山県産の梅酒のみを使用しており、ハチミツのまろやかな甘みと梅酒本来の味をしっかりと味わえるのが特徴です。
癖のない味わいで梅酒が苦手な方でも飲みやすい商品です。
丁寧に長時間かけて熟成した梅酒を、さらに梅酒樽で後熟させたウイスキーで仕上げたサントリーならではの本格的な味わいの梅酒です。
バニラのような香ばしい香りと重厚な味わい、やわらかな余韻が魅力の一本です。
宮崎県産の高千穂産梅を本格麦焼酎の原酒で漬け込んだ無添加・無着色の梅酒です。
熟成した梅酒をブレンドして継ぎ足していくことで芳醇な香りと上質で自然な味わいになっています。高千穂産梅は珍しい品種なので、普段とは違った梅の風味を味わいたい方におすすめです。
百年梅酒デラックスは、2008年に天満天神梅酒大会で日本一に輝いた百年梅酒をさらに重厚な味わいに仕上げた商品です。
樹齢百年以上の古木から厳選された青梅を原料に、ブランデーとハチミツで5年間熟成させて作られており、青梅ならではの爽やかな香りと芳醇で濃厚な味わいです。
肉料理のお供やバニラアイスにかけて一緒に召し上がるのもおすすめです。
そのまま飲むストレートや定番のロック、ソーダ割り、さらにひと手間加えた飲み方など梅酒の飲み方には様々なものがあります。ここでは代表的な飲み方を紹介します。
常温梅酒をそのまま楽しむ飲み方です。梅酒自体の味や香りをそのまま楽しみたい場合はストレートがおすすめです。
プレミアムで上質な梅酒を本来の味で楽しみたい方におすすめです。
氷で溶かしながら飲む、定番の飲み方です。大きめの氷を入れることでゆっくりと味の変化を楽しみながら飲むことができます。
ブランデーや黒糖、ハチミツなどを使用している梅酒をロックで飲むと、味わいに加えて香りや色合いの変化も楽しむことができます。
爽快感を味わいたい方におすすめの飲み方です。暑い夏やさっぱりしたいときに最適の飲み方で、炭酸の強弱によって口当たりの変化を楽しむことができます。
気分に合わせて好きな炭酸の量を調整できるのも魅力です。
冬の寒い日や一息つきたいときにおすすめの飲み方です。お湯割りにすることで梅酒の香りがふわっと広がり、寒い冬の日を温かな気持ちにしてくれます。
また、お湯で薄めることで飲みやすくなるので、お酒が苦手な方にもおすすめの飲み方です。
食前酒のイメージが強い梅酒ですが、実は食事とも相性がいいお酒です。
自宅で作る家庭料理はもちろん、コンビニで気軽に買える揚げ物やお惣菜も梅酒のおつまみになります。梅酒のおつまみを選ぶ際は、基本的に味の濃いものがおすすめです。
水割りやお湯割りなど、梅酒の風味を薄めて楽しむ場合は、梅酒の薄味を引き立てるためにも、おつまみもあっさりとした薄味を選ぶのが良いでしょう。
梅酒を手作りするのは非常に簡単です。専用の保存容器に梅、砂糖、酒を入れて、あとは数カ月熟成させるだけです。
氷砂糖とホワイトリカーを使用するのが一般的ですが、酒と糖分は好みに合わせて変えても問題ありません。非常に簡単に作れることから、コロナ禍で外出できない中、自家製梅酒を楽しんでいる方が増えているようです。
ただし、原料に日本酒を使用する際はアルコール度数に注意しましょう。アルコール度数20%以下の日本酒で梅酒を作ってしまうと、酒税法違反となります。自家製の梅酒を楽し,みたい方は、アルコール度数20%以上のものを使用するようにしましょう。
梅酒は梅の実を原料に作られる果実酒の一種です。
梅酒を選ぶ際には、原料として使用されている梅の産地やベースとなっているお酒の種類、保存容器などに注目して選ぶのがおすすめです。
また、自家製で日本酒をベースとして梅酒を作る際には、必ずアルコール度数20%以上のものを使用するようにしましょう。