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洗濯洗剤には液体や粉末などの種類があり、洗濯初心者には分かりくいものです。
そこで、この記事では洗濯洗剤の最新のトレンドや正しい選び方,頑固な汚れの落とし方について解説し、おすすめの商品10選をご紹介します。
液体洗剤が最初に発売されたのは1970年代ですが、当時は重たい商品が多く、女性や子どもにとっては必ずしも使い勝手が良いとはいえないのが実情でした。
そこに登場したのが「プッシュ式の液体洗剤」です。プッシュ式は従来の液体洗剤より軽いのはもちろん、ワンプッシュで決まった量を手を汚すことなく注ぐことができ、高い人気を集めるようになりました。
近年では抗菌作用や消臭のできる商品も販売されるようになり、さらなる人気の高まりが予想されています。
液体、粉末、ジェルボールタイプといった種類や液性、機能面など選ぶ際のポイントを紹介していきます。
洗剤の種類は汚れ具合や衣類の種類に合わせて選ぶのが基本です。日常的に使うなら「液体洗剤」、泥や砂などの強い汚れを洗浄したいなら「粉末洗剤」、とにかく手早く洗濯をしたいなら「ジェルボール洗剤」がおすすめです。
用途によって使用シーンが異なるため、三種類揃えておくと、効果的に洗濯ができるでしょう。
液体洗剤は近年、主流となっているタイプです。水が冷たくなる冬でも溶けやすく、色移りのリスクも低いため、毎日の洗濯に気軽に使うことができます。
すすぎ一回で十分に洗濯できる商品もあるので、横型のドラム式洗濯機、節水洗濯機を使っているご家庭でも導入しやすいでしょう。
粉末洗剤は圧倒的な洗浄力が特徴です。酸素系漂白剤入りの商品が多く、ワイシャツの襟や部活用のウェアなどの白さを保ちたい場合に有効な洗剤です。
ただし、液体タイプほどの水溶性はないので、水と洗剤とのバランスや色移りに注意が必要です。
ジェルボールは手を汚さずに洗濯機に投入できるのが特徴です。洗剤の量を測る必要がないため、家事にかかる時間を短縮したい方におすすめです。
ただし、ジェルボールは熱や湿気、重みで膜が破れてしまう可能性があるので、商品に記載された使用方法を守ることが大切です。
また、洗濯物の量が多い場合を想定した商品が多く、少量の洗濯の場合は、液体洗剤の方がコストパフォーマンスは良いので、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
液性には「弱アルカリ性」、「中性」、「弱酸性」の三種類があります。液性は洗剤のラベルに記載されているので、初めて購入する方は、まずは「弱アルカリ性」がおすすめです。
「中性」は優しく衣類を洗いたいときに、「弱酸性」は水あかや魚のニオイ除去をしたいときに使います。
PH8.0~11.0のものを弱アルカリ性洗剤と呼びます。皮脂や油ハネ、食べこぼし、化粧品といった日常的な生活で付着する汚れは弱酸性であることが多いため、弱アルカリ性の洗剤を使えば、ほとんどの汚れを落とすことができます。
「肌は弱酸性だけど、アルカリ性の洗剤が服についても大丈夫なの?」と心配になる方もいるでしょう。健康な肌にはアルカリ中和能という機能があるため、触れても問題はありません。
PH6.0~8.0のものを中性洗剤と呼びます。衣類の中には、普通に洗濯すると、風合いや柄が変様してしまうものがあります。特にニットのセーターやウールのマフラーなどは、縮んでしまう可能性もあるため、中性洗剤を使用しましょう。
中性洗剤は洗浄力が少し緩やかで、繊維を傷めずに洗うことができるので、ファッションに敏感な方や服を大切にしたい方におすすめです。中性洗剤を洗濯機の「おしゃれ着洗い」モードと一緒に使いましょう。
部屋干しは外干しよりも乾くまでに時間がかかるため、雑菌の繁殖やニオイ戻りが起こりがちです。雑菌の繁殖やニオイ戻りを防ぐには、抗菌成分や漂白剤が入っている洗剤を選びましょう。
また、常温の水なら漂白効果が控えめになるので、色柄物の服にも使用できます。
洗濯一回あたりの洗剤の値段は約12円~160円と、商品によって大きな差があります。
商品の値段が必ずしも性能に直結するわけではありませんが、洗濯する頻度が多い方や洗濯物の量が多い方はコストパフォーマンスを重視して選ぶのも良いでしょう。
商品によっては、洗濯物をふわふわの肌触りにしてくれる「柔軟剤」や、白シャツの輝きを取り戻してくれる「蛍光増白剤」などを配合しているものもあります。
特に近年では商品ごとに様々な独自機能を備えているので、注目してみるのもおすすめです。
柔軟剤を使うと、洗濯物をふわふわの肌触りにしてくれます。商品によっては、同時に香り付けができるものもあるため、タオルや子どもの衣類に優しい香りづけをしたい方におすすめです。
洗濯を繰り返すと、服がくすんでくるのは、蛍光増白剤が流れ出ていってしまうことが原因です。洗濯時に洗剤と蛍光増白剤を一緒に混ぜることで、白さを取り戻すことができます。
ここからは、ホームセンターカインズが厳選する洗濯洗剤10選を紹介します。
抗菌・防臭効果が24時間持続する中性液体洗剤です。ドラム式にも使うことができ、水30Lであれば、約66回分の洗濯ができるコストパフォーマンスの良い品です。
蛍光剤の配合された弱アルカリ性液体洗剤です。菌の繁殖を99%抑制するため、部屋干しや密集干しでもニオイ戻りや生乾き臭を防いでくれます。
すすぎ一回で使うことができるため、節水をしたい方にもおすすめの商品です。
ライオン アクロン フローラルブーケの香り 本体 450ml
柔軟化剤入りの中性液体洗剤です。型崩れや縮み、毛玉、しわ、色あせなどのダメージをケアし、汚れやニオイまでしっかり落とします。
すすぎ一回で使えるのもメリットの一つで、服を長く、大切に使いたい方におすすめです。
幅広い用途に使える弱アルカリ性粉末洗剤です。蛍光剤が入っていないため、きなりやベージュ、ピンクといった淡い色の綿・麻服にも使用できるのが特徴です。
漂白剤入りなので、落ちにくい黄ばみもしっかり落としてくれます。粉末洗剤なので、すすぎは二回が目安です。
漂白剤、蛍光増白剤が配合された、強い抗菌・ウィルス作用が特徴の弱アルカリ性粉末洗剤です。ニオイ戻りや生乾き臭を防いでくれるのはもちろん、タオルや靴下のウィルスまで落としてくれます。
アウトドアが趣味の方や小学生のお子様がいる方など、汚れやすい衣類を洗濯する必要がある方におすすめです。
抗酸化作用を持つ弱アルカリ性液体洗剤です。アリエールで最強の消臭洗浄がある商品で、スポーツウェアや体操服、作業服などニオイが残りやすい衣料の洗濯に向いています。
襟そでの汚れ、汗の染み、泥汚れ対策をしたい方におすすめです。
48時間抗菌・防臭効果が続き、部屋干しにも使用することができます。
また、漂白剤、蛍光剤を使用していないため、おしゃれ着洗いや肌がデリケートな赤ちゃんの衣類の洗濯にも使用できます。
汗が溜まりやすい首もとやそで口の皮脂汚れを集中的に落とす、弱アルカリ性の部分洗い洗剤です。洗濯の前に気になる箇所に直接塗ることで、強力に汚れを分解します。
蛍光剤無使用なので、淡い色の服にも使うことができます。夏場の洗濯におすすめです。
植物由来の肌に優しい弱アルカリ性液体洗剤です。繊維に洗剤が残らないため、肌が敏感な方や石油系洗剤を避けたい方におすすめです。
多くの医師に推薦を受けた「医師の推奨意向確認済み商品」です。
植物由来の中性液体洗剤です。さらさの名前の通り、心地の良い洗い上がりが特徴です。蛍光剤、漂白剤、着色料などを使用していない洗剤なので、肌への刺激が気になる方に向いています。
石油系でないおしゃれ着洗い用洗剤を探している方にもおすすめです。
洗濯洗剤は量をたくさん入れれば、効果が上がるというものではありません。正しい分量を使用しなければ、洗い残りや溶け残りが発生し、衣類が傷んだり、ニオイが発生したりする原因になってしまいます。
ここでは、洗濯洗剤の使い方のポイントを紹介していきます。
洗濯機の種類によって、洗濯物の適量は異なります。縦型洗濯機は70%、横型洗濯機なら30~40%程度の洗濯物を目安に入れるようにしましょう。
押し込むように固めて入れてしまうとムラができてしまうため、入れすぎに注意しましょう。
洗濯ネットに入れる衣類もネット一つにつき一枚を守るようにしましょう。二枚以上入れると、洗浄が届かない箇所が出てきてしまいます。
洗い残りがあると、肌荒れの原因になるため、敏感肌の方や赤ちゃんの服を洗濯する場合は、すすぎを2回に設定してください。
また、赤ちゃん用の洗濯洗剤も発売されているため、気になる方は赤ちゃんの肌に合うものを選ぶようにしましょう。
皮脂汚れがなかなか落ちないという方は、35度~40度のお湯で洗濯すると落としやすくなります。食べこぼしの頑固な油には、食器用洗剤を一緒に使うと効果的です。
襟やそで汚れには洗濯石鹸を直接塗ってもみ洗いした後、洗濯すると、キレイに落ちます。その他、血液やあかの付着には「セスキ炭酸ソーダ」が、漂白効果をもっと強くしたい場合は、「過酸化ナトリウム(炭酸ソーダ)」がおすすめです。
汚れた箇所に直接揉み込むなどして、洗濯機に投入して使いましょう。
洗濯洗剤を選ぶ際は洗剤の種類や液性などをもとに選ぶのが基本です。柔軟剤や漂白成分入り、抗菌成分などは用途に合わせて選びましょう。
洗濯をする際は、洗い物を詰め込みすぎないようにしましょう。