泥汚れで悲惨な玄関タイルを神アイテムでピカピカにお掃除してみた
リンクをコピーしました
165384072
エダマメは、大豆が緑色の状態のときに収穫する緑黄色野菜で、ビールのおつまみとして楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。タンパク質やビタミンB1・B2・Cなどを豊富に含み、栄養価の高い野菜です。やせた土地でも栽培できて、病気にも強く、芽に寄生する根粒菌(こんりゅうきん)によって土の中の窒素成分を増やす効果もあります。
例年4〜7月頃に種をまき、7〜10月頃に収穫期を迎えます。エダマメは寒さが苦手なため、種まきや畑に苗を植えるのは晩霜(晩春、初夏に降りる霜のこと)が去ってからにしましょう。また、収穫すると時間とともに風味が低下するので、収穫のすぐ後が一番おいしく食べられますよ。
畑はもちろんのこと、プランターでも栽培できます。プランター栽培の場合、株は小さめですが水やりを怠らなければ安定して育つため、初心者におすすめです。
畑の肥料はあらかじめ1㎡あたり、苦土石灰100g(コップ1杯くらい)、たい肥2kg(バケツ2杯くらい)、化成肥料50g(コップ半分くらい)を土に入れ、よく耕しておきましょう。
気温が25℃くらいになったら、20〜30cm間隔で種を3〜4粒ずつまいていき、その上から土を2cmほどかぶせます。
畑に直接、種をまくのが基本ですが、鳥に襲われる危険がある場合はポリポットに種をまき、小苗になるまで育ててから畑に植えましょう。
株の高さが10cmくらいになったら、間引いて二本仕立てとします。苗を2本残すことで競合になり、根が地中によく広がり、実りがよくなるともいわれています。
本葉が4~5枚になったら、株元に土を寄せてあげると、根の発育がよくなり、株が倒れてしまうのを防ぐことができます。これを「土寄せ」といいます。クワなどで土をすくい、株元にかけてあげるといいでしょう。
収穫は株ごと引き抜くか、熟したサヤから順にハサミなどでカットします。収穫時期が短いので、採り遅れのないように。サヤが黄色くなり始めた頃では、もう遅いので気を付けましょう。
収穫後のお楽しみ、エダマメの美味しいゆで方についてもご紹介します。枝豆は意外と塩が染み込みにくい食材なので、ゆで方を覚えて美味しくいただきましょう。
サヤにキズを付けるサヤ切りをして、塩もみします。そうすることで水まわりをよくし、塩味ものりやすくなります。
塩もみは、さっと洗ってから水気を切ったあと、塩10gを手で強く握るようにゴシゴシともむといいでしょう。
塩もみに10gの塩を使ったら、1ℓの水に対して30gの塩を加えます。水1ℓに対して、全部で40gの塩の割合がポイントです。
沸騰した塩水に、塩もみした枝豆をそのまま入れ、3〜5分ゆでます。ボウルに残った塩も、ゆで湯を使ってすべて入れてしまいましょう。
5分以上はゆでないようにしましょう。ゆですぎると旨味成分であるアミノ酸が溶けてしまうだけでなく、ふやけた柔らかさになり食感を損ないます。
お湯から取り出して、ウチワで冷まします。水で冷やすと、塩を洗い流してしまい、水っぽくもなるので注意しましょう。
種をまく前に、種を水に浸さないようにしましょう。また、収穫後はすぐに食べるか、冷凍して味を落とさないようにすることも大切です。
家庭菜園で愛情をもって育てれば、いつも以上におつまみとしてビールを引き立ててくれるでしょう。エダマメ栽培にぜひチャレンジしてみてくださいね。
Q. 気をつけるべき害虫はいますか?
A. 豆を食害するサヤムシとして知られるマメシンクイガ、豆から栄養を吸い取るカメムシに気をつけましょう。殺虫剤を散布して対策しますが、開花してから2週間以内に終わらせるようにしましょう。
Q. サヤがつかないのですが、何がいけないのでしょうか?
A. サヤがつかない原因は、温度と乾燥が関係している場合が多いです。開花が梅雨明け以降になると、暑さと乾燥で授粉できないため、サヤも大きくなりにくいです。種まきの時期を遅らせないこと、そして乾燥が続く場合はしっかりとした水やりを心がけましょう。
Q. 初心者でも育てやすい品種はありますか?
A. 栽培期間が短い早生種は、害虫や気候などの影響を受ける期間が少なくなるため、低リスクで初心者でも育てやすいです。一方、晩生種は時間をかけて育てることもあり、香りやコクなどがあり品質が高いものもあります。最初は早生種、慣れてきたら晩生種でチャレンジしてみるといいでしょう。