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エダマメの育て方と美味しいゆで方【カインズ野菜図鑑】

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カインズ How to 園芸編

カインズ How to 園芸編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

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エダマメの栽培に必要なもの

  • エダマメの種…畑に20〜30cm間隔で3〜4粒ずつ
  • 苦土石灰…1㎡あたり100g(コップ1杯くらい)
  • たい肥…1㎡あたり2kg(バケツ2杯くらい)
  • 化成肥料…1㎡あたり50g(コップ半分くらい)
  • プランター…畑ではなくプランターで育てる場合は用意
  • ポリポット…育てたい量と同数を用意(ポリポットで苗を育てる場合)
  • ハサミ

エダマメについて

エダマメの育て方 エダマメとは

エダマメは、大豆が緑色の状態のときに収穫する緑黄色野菜で、ビールのおつまみとして楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。タンパク質やビタミンB1・B2・Cなどを豊富に含み、栄養価の高い野菜です。やせた土地でも栽培できて、病気にも強く、芽に寄生する根粒菌(こんりゅうきん)によって土の中の窒素成分を増やす効果もあります。

エダマメの育て方 栽培例

例年4〜7月頃に種をまき、7〜10月頃に収穫期を迎えます。エダマメは寒さが苦手なため、種まきや畑に苗を植えるのは晩霜(晩春、初夏に降りる霜のこと)が去ってからにしましょう。また、収穫すると時間とともに風味が低下するので、収穫のすぐ後が一番おいしく食べられますよ。

エダマメの育て方

エダマメの育て方 プランター栽培も可能

畑はもちろんのこと、プランターでも栽培できます。プランター栽培の場合、株は小さめですが水やりを怠らなければ安定して育つため、初心者におすすめです。

エダマメの育て方 必要な肥料

畑の肥料はあらかじめ1㎡あたり、苦土石灰100g(コップ1杯くらい)、たい肥2kg(バケツ2杯くらい)、化成肥料50g(コップ半分くらい)を土に入れ、よく耕しておきましょう。

エダマメの育て方 種をまく

気温が25℃くらいになったら、20〜30cm間隔で種を3〜4粒ずつまいていき、その上から土を2cmほどかぶせます。

エダマメの育て方 ポリポットでも育てることができる

畑に直接、種をまくのが基本ですが、鳥に襲われる危険がある場合はポリポットに種をまき、小苗になるまで育ててから畑に植えましょう。

エダマメの育て方 二本仕立て

株の高さが10cmくらいになったら、間引いて二本仕立てとします。苗を2本残すことで競合になり、根が地中によく広がり、実りがよくなるともいわれています。

エダマメの育て方 株が倒れないようにする

本葉が4~5枚になったら、株元に土を寄せてあげると、根の発育がよくなり、株が倒れてしまうのを防ぐことができます。これを「土寄せ」といいます。クワなどで土をすくい、株元にかけてあげるといいでしょう。

エダマメの育て方 収穫期間が短いので注意

収穫は株ごと引き抜くか、熟したサヤから順にハサミなどでカットします。収穫時期が短いので、採り遅れのないように。サヤが黄色くなり始めた頃では、もう遅いので気を付けましょう。

エダマメの美味しいゆで方

エダマメの美味しいゆで方 塩が染み込みにくい

収穫後のお楽しみ、エダマメの美味しいゆで方についてもご紹介します。枝豆は意外と塩が染み込みにくい食材なので、ゆで方を覚えて美味しくいただきましょう。

エダマメの美味しいゆで方 サヤに傷をつける

サヤにキズを付けるサヤ切りをして、塩もみします。そうすることで水まわりをよくし、塩味ものりやすくなります。

エダマメの美味しいゆで方 塩もみをする

塩もみは、さっと洗ってから水気を切ったあと、塩10gを手で強く握るようにゴシゴシともむといいでしょう。

エダマメの美味しいゆで方 ゆで方のポイント

塩もみに10gの塩を使ったら、1ℓの水に対して30gの塩を加えます。水1ℓに対して、全部で40gの塩の割合がポイントです。

エダマメの美味しいゆで方 ゆでる

沸騰した塩水に、塩もみした枝豆をそのまま入れ、3〜5分ゆでます。ボウルに残った塩も、ゆで湯を使ってすべて入れてしまいましょう。

エダマメの美味しいゆで方 ゆですぎ注意

5分以上はゆでないようにしましょう。ゆですぎると旨味成分であるアミノ酸が溶けてしまうだけでなく、ふやけた柔らかさになり食感を損ないます。

エダマメの育て方 水で冷やさない

お湯から取り出して、ウチワで冷まします。水で冷やすと、塩を洗い流してしまい、水っぽくもなるので注意しましょう。

エダマメ栽培のポイント

種をまく前に、種を水に浸さないようにしましょう。また、収穫後はすぐに食べるか、冷凍して味を落とさないようにすることも大切です。

家庭菜園で愛情をもって育てれば、いつも以上におつまみとしてビールを引き立ててくれるでしょう。エダマメ栽培にぜひチャレンジしてみてくださいね。

エダマメの育て方について知っておきたいQ&A

Q. 気をつけるべき害虫はいますか?

A. 豆を食害するサヤムシとして知られるマメシンクイガ、豆から栄養を吸い取るカメムシに気をつけましょう。殺虫剤を散布して対策しますが、開花してから2週間以内に終わらせるようにしましょう。

Q. サヤがつかないのですが、何がいけないのでしょうか?

A. サヤがつかない原因は、温度と乾燥が関係している場合が多いです。開花が梅雨明け以降になると、暑さと乾燥で授粉できないため、サヤも大きくなりにくいです。種まきの時期を遅らせないこと、そして乾燥が続く場合はしっかりとした水やりを心がけましょう。

Q. 初心者でも育てやすい品種はありますか?

A. 栽培期間が短い早生種は、害虫や気候などの影響を受ける期間が少なくなるため、低リスクで初心者でも育てやすいです。一方、晩生種は時間をかけて育てることもあり、香りやコクなどがあり品質が高いものもあります。最初は早生種、慣れてきたら晩生種でチャレンジしてみるといいでしょう。

エダマメの栽培手順を動画で見る

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