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タカナは、ベータカロテンやビタミンCが豊富な緑黄色野菜で、免疫力を高め、動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれます。漬物や油炒めに利用され、柔らかい葉のピリリとした辛味が食欲をそそりますよね。
例年7月下旬〜10月頃に種をまき、10月〜翌年4月頃までが収穫期です。畑でもプランターでも育てられますが、プランター栽培の場合は野菜用の培養土で育てるといいでしょう。
畑の肥料は1㎡あたり、最初に苦土石灰150g(コップ1杯半くらい)、たい肥3kg(バケツ3杯くらい)、化成肥料100g(コップ1杯くらい)を土に入れ、よく耕しておきましょう。
気温が20~25℃くらいになったら種をまきます。土の表面を板などで平らにならして、60cm間隔で深さ1〜2cmくらいの溝を付けたら種をまき、その上から土を薄くかぶせます。乾燥すると生育に悪影響を及ぼすため、水やりはこまめにしましょう。
本葉(ふた葉の後に生える葉のこと)が2~3枚になったら間引きを行い、苗と苗の間が10cmになるようにします。
本葉が5~6枚になる頃には、間隔が40cmになるように間引きましょう。
本葉が7~8枚になり、葉が重なり始めたら、株と株の間にコップ1杯の化成肥料を与えます。ただし肥料を与えすぎると、アブラムシなどの病害虫が発生しやすいので注意してください。
株の高さが20cmくらいになったら、根元から引き抜いて収穫していきましょう。目安としては、種まきから7週間後くらいが収穫の時期です。
寒い地域でなければ、年を越して、株が大きくなる4月頃にも収穫できます。
漬物にする場合は、日光に当てて日干しにしてから漬けると、甘味が出てきます。
寒さにあまり強くないので、寒い地域では強い霜が降りる前に収穫しましょう。また、収穫後に冷蔵保存する場合は、湿らせた新聞紙などで包んでから、乾燥しないようにビニール袋に入れるといいでしょう。
Q. 春に収穫しようとしたら、花芽のついている茎が伸びているのですが、これは何ですか?
A. それは「トウ」と呼ばれる花茎で、その花茎が伸びている状態のことを「トウ立ち」といいます。タカナのトウはおいしく食べられますので、株と一緒に収穫しましょう。
Q. アブラムシ対策はどうすればいいですか?
A. アブラムシは植物の汁を吸う食害を起こすだけではなく、ウイルス病を媒介する害虫でもあります。ウイルス病に感染すると治療する薬剤はないため、忌避剤を使用したり、寒冷紗などでアブラムシの被害を防いだりしましょう。
Q. 何度も栽培したいのですが、気をつけることはありますか?
A. タカナは連作障害(同じ科の野菜を同じ場所で繰り返し作り続け、生育不良となる障害)が出やすい野菜です。一度栽培したところでは、少なくとも1年は、アブラナ科の野菜の栽培は避けるようにしてください。