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お口の健康=全身の健康! すこやかに長生きするための「オーラルケア・歯みがきの方法」をサンスターに聞いてみた

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肥沼竜平

肥沼竜平

2019年4月、サンスター株式会社に入社。オーラルケアマーケティング部所属。GUMブランドの電動ハブラシや、ハブラシに関する企画業務を担当。オーラルケアやバイオサイエンス研究に長年携わった経歴を持ち、お口と健康状態の関係について造詣が深い。

歯みがきで期待できること、サンスターに聞いてみた

健康な歯

コロナ禍による生活スタイルの変化で体調を崩す人が増え、改めて「健康」の大切さが見直されている近ごろ。「お口の健康は、全身の健康とつながっている」という噂を耳にしたことはありませんか?

どうやら「丁寧なオーラルケア(歯みがき)でお口の健康を守ると、全身の健康を守ることにもつながる」という噂のようなのですが…本当なのでしょうか?

そこで、サンスター株式会社のオーラルケアマーケティング部に所属する肥沼竜平さんに聞いてみることに。お口と全身の健康がどう関係しているのか、というお話をはじめ、おすすめの歯みがき方法、子どもへの習慣づけのポイントなどについても教えてもらいました!

お口の健康が全身の健康とつながっている!?

──歯みがきはむし歯予防だけじゃなく、歯周病予防ができ、「全身の健康にも役立つ」と聞きました。本当でしょうか?

肥沼さん

肥沼さん

歯みがきは、むし歯菌や歯周病菌の住処であるプラーク(歯垢)を除去することができますよね。その結果、むし歯予防だけでなく歯周病予防につながり、「よく噛める歯を維持できる」という良いことが待っています。これが全身の健康維持につながると考えられているんですよ。

──よく噛める歯を維持することが、体の健康にも影響するのですか?

肥沼さん

肥沼さん

むし歯や歯周病で歯を失うと、食が細くなったり偏ったりして、栄養バランスも偏りやすくなります。すると、生活習慣病や筋力低下を招き、身体的な自立を損なう要因の1つになりかねないんです。

 

また、歯周病については「歯周病が、脳や心臓血管の病気、糖尿病など、全身の病気にも関係している」という研究報告も。だからこそ、歯みがきでむし歯や歯周病を予防することは、すごく大事なんです。

食卓

丈夫な歯があれば栄養十分な食事がとれ、体の健康を維持できる

──なるほど。「健康のために、まずはむし歯や歯周病にならないことが重要。そのために歯みがきが役立つ」と覚えるのが正しそうですね。

肥沼さん

肥沼さん

そうですね。では、歯みがきのメリットや、歯周病が関係する全身の病気、おすすめの歯みがき方法などについて、さらに詳しくご説明していきましょう!

歯みがきはなぜ必要?

肥沼さん

肥沼さん

実は、健康な方のお口の中にも、むし歯菌や歯周病菌は存在しています。大事なのは、むし歯菌や歯周病菌を過度に増やさないこと。歯みがきをすると、むし歯や歯周病が潜んでいるプラーク(歯垢)や、むし歯菌の栄養源となる食べカスを除去できるので、菌の増加を抑えることができるんですよ。

──プラーク(歯垢)や食べカスの除去のほかにも、歯みがきのメリットはありますか?

肥沼さん

肥沼さん

薬用のハミガキを使うと、配合されている薬用成分によっていろいろな効能・効果が期待できます。例えば、歯を強くしてむし歯を予防するフッ素入りのもの、殺菌剤と抗炎症剤が入った歯周病予防のもの、色素沈着物を吸着して除去する成分が入ったものなどです。目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。

──口臭予防にもなりますか?

肥沼さん

肥沼さん

むし歯菌や歯周病菌が口臭の原因にもなるため、歯みがきでむし歯や歯周病を予防することで、口臭を予防することができます。ただ、すでに虫歯や歯周病になっている場合は歯科医院へ相談されることをおすすめします。

──歯みがきの効果、知らないことがいろいろ出てきました。

肥沼さん

肥沼さん

歯みがきは重要ですが、お口の健康を保つには、セルフケアだけでは不十分な部分もあるので、歯科医院での定期的な健診をおすすめします。

歯周病はいろいろな病気と関係している?

肥沼さん

肥沼さん

次に、全身の病気と歯周病がどう関係しているか、というお話です。

 

これについては、ここ数十年でさまざまな研究が進んでいます。研究報告によると、糖尿病やアルツハイマー型認知症、心臓血管に関する病気、非アルコール性肝炎、関節リウマチ、誤嚥性肺炎、肥満、メタボリックシンドローム、早産、低体重児出産なども歯周病との関係が考えられています。

──糖尿病も歯周病と関係があるのですか?

肥沼さん

肥沼さん

歯周病が原因で発生した炎症物質がインスリンの作用を妨げ、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病が悪化する可能性があるといわれています。歯周病は、歯ぐきが慢性的に炎症を起こしている状態。その間は、炎症物質が体の各部へ影響し続けているということになります。

──でも、歯周病菌ってお口の中にいる菌ですよね。どうしてほかの場所に影響するのでしょうか?

肥沼さん

肥沼さん

それについては3つのプロセスが考えられています。

 

1つ目は、菌を飲み込む。2つ目は、歯ぐきの血管から血流にのって全身へ運ばれる。3つ目は、歯ぐきで炎症が起こると免疫細胞から「サイトカイン」という情報伝達物質が分泌され、体各部の悪い作用を誘発するというプロセスです。

 

歯周病は歯ぐきが炎症を起こしている状態ですから、歯周病の間はずっと、サイトカインが体の各部へ影響し続けている可能性があるということなんです。ですから、日頃から歯みがきで予防することと、歯周病かもしれないと思ったら歯科医院になるべく早く受診することが大事です。

サンスターがおすすめする歯みがき方法

──歯みがきの重要性がよくわかりました! それでは、おすすめの歯みがき方法を教えてください。

肥沼さん

肥沼さん

おすすめの歯みがき方法には4つのポイントがあります。

1. ハブラシの持ち方


無駄な力が入らないように、ハブラシはペンを持つように軽く握ります。

2. 歯をみがく強さ(ブラッシング圧)

ブラッシング圧

歯や歯ぐきを傷めないように、ハブラシの毛先が広がらないくらいの力で歯に優しく当てます。

3. ハブラシの動かし方

ブラッシング法

丁寧に1本ずつ歯をみがくために、ハブラシを小刻みに動かしてブラッシングします。

4. ハブラシを歯に当てる角度

スクラビング法

歯ぐきが健康な方は、スクラビング法をおすすめします。歯の表面や奥歯の上面に対して、ハブラシを90度の角度で当ててみがいてください。

バス法

歯周病の方、歯周病を予防したい方にはバス法をおすすめします。やわらかめのハブラシで、歯と歯ぐきの境目に、歯に対して45度の角度で当ててみがきます。

肥沼さん

肥沼さん

この4つがポイントです! また、ハブラシだけでは歯と歯の間のプラークや食べかすは取り切れないので、デンタルフロスや歯間ブラシ、洗口液(マウスウォッシュ)などを併用することで、よりキレイにすることができますよ。

──むし歯予防には、どのハミガキが良いのでしょうか?

肥沼さん

肥沼さん

むし歯は、むし歯菌が出す酸によって、カルシウムイオン、リン酸イオンなどのミネラル成分が溶け出し、歯がもろくなって穴が開いてしまう病気です。それを食い止めるには、フッ素入りハミガキが有効です。フッ素がミネラル成分の溶出を抑制しながら、再石灰化を促してくれますよ。

──ほかにも歯みがきのポイントはありますか?

肥沼さん

肥沼さん

できれば、食事やおやつを食べたら、すぐ歯みがきをするのが理想。食後に酸性に傾いた口の中を、歯みがきをすることで早く中性に戻せるからです。

 

また、ハブラシの毛先は使っていくと毛の弾力性が落ちて清掃効果が低下するので、そうなる前の交換も大切。ハブラシには菌が蓄積していくので、毛先が開かなくても1ヵ月くらいで交換していただくことをおすすめします。

子どもに歯みがきを習慣づけさせるポイント

──歯みがきは1日3回するべきでしょうか?

肥沼さん

肥沼さん

1日3回が理想ですが、難しい日もありますよね。そんな日は、朝やお昼はできる範囲で行い、夜の1回だけはしっかり歯みがきをされるとよいと思います。ただし、お子さんの習慣づけのためには、できるだけ「1日3回」を基本とするのがおすすめです。

──出先などで歯みがきができない時、良い方法はありますか?

肥沼さん

肥沼さん

洗口液でうがいをしたり、水やお茶で軽くすすいだりするだけでも、食べかす除去には効果があります。また、お口を清潔に保つうえで、最近は、薬用成分が含まれたスプレーやドロップも販売されています。こういうアイテムを利用することで、吐き出すことなくお口を清潔に保てます。

うがい

歯みがきできない時は、食後にうがいをして食べかすを除去しましょう

──子どもに歯みがきを習慣づけさせるためのポイントは何でしょうか?

肥沼さん

肥沼さん

これは私の実感ですが、「大人と一緒に楽しく歯みがきをする」というのが、どの年齢のお子さんに対しても、かなり有効な気がします。「上手にできたね」などと褒めながら、歯みがきを楽しい時間にしてみましょう。

 

ハブラシは、歯の生え揃う時期や手の大きさなどを考慮して年齢に応じたものが販売されているので、そうしたものを使うのがおすすめです。最後に大人が仕上げみがきでフォローすれば、「しっかり時間をかけてみがく」という習慣が身につくと思いますよ。

──面倒な習慣を押し付けるのではなく、メリットを理解したうえで“楽しむ”ことが大事なんですね。

肥沼さん

肥沼さん

お子さんも大人の方も「歯みがきが楽しい!」「歯みがきしたい!」という感覚になっていただければ一番うれしいです。これからもお口のキレイを保ち、ますます健康な毎日を過ごしましょう!

 

※となりのカインズさんには、お取引メーカー様が記事を投稿したり、オウンドメディアの記事を転載したりすることも可能です。詳細は、となりのカインズさん編集部までお問い合わせください。

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