リュックの洗い方は? 洗濯機・手洗いで洗う方法と注意点
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大事に育てていても、花や植物も人間と同じように病気にかかってしまうことがあります。手遅れにならないようにするためには、花や植物から出される危険信号をいち早く察知し、初期症状のうちに的確に対処することが大切です。まずは、育てている花や植物が今どんな病気にかかっているのか、それを知ることから始めましょう。
栄養の摂りすぎや、生理上の問題が原因で病気と似た症状が発生することがあります。これを生理障害といいます。しかしながら、植物に発生した症状が、生理障害によるものなのか病気によるものなのか、判断が難しいケースもあります。とりあえず、病気ではなく生理障害が原因で症状が発生する可能性もある、ということを念頭においておきましょう。
では、まず花が弱っているときに考えられる草花の病気からチェックしていきます。
花びらに斑点のようなシミがついている場合、灰色かび病だと思われます。多くの植物に発生する病気です。
花が咲かず、つぼみのままカビに覆われて枯れてしまうのも、灰色かび病の症状と考えられます。
つぼみが粉をかけたように白くなった場合には、うどん粉病の可能性があります。その名の通り、うどん粉をかけたように姿が白くなることからこう呼ばれます。
葉っぱが弱っているとき、考えられる草花の病気を症状から見ていきます。
葉っぱが粉をかけたように白くなった場合、うどん粉病の可能性があります。
葉っぱがふくれるのは、もち病によるものだと思われます。その名の通り、おもちを焼いたように葉がふくれるので、もち病と呼ばれています。
葉っぱにすじ状の模様が出ているのは、モザイク病かもしれません。葉っぱにモザイクのような模様が現れるため、モザイク病と呼ばれます。
葉っぱに斑点ができるのは斑点性の病気で、疫病・褐斑病(かっぱんびょう)・黒星病(くろぼしびょう)・炭そ病・べと病などが考えられます。原因は、ほとんどがカビによるものです。
葉っぱに斑点ができて、その部分が盛り上がっているのは、さび病ではないかと考えられます。葉の形が変形したり、枯れてしまったりすることもあります。
葉っぱのフチが枯れたように黄色くなるのは、黒腐病かもしれません。病気が進行すると、葉っぱや根っこが黒くなります。
茎が弱っているときに考えられる草花の病気には、以下のようなものがあります。
茎が変色し、腐って枯れてしまった場合、菌核病が考えられます。発症した部分が白くカビて、ネズミの糞に似た黒い塊ができます。
根っこが弱っているとき、どんな草花の病気が考えられるでしょうか。
根っこにこぶができるのは、根こぶ病だと思われます。地面に近い根っこの部分にこぶができるものです。
枝や幹が弱っているとき、草花の病気として以下のようなものが考えられます。
枝が異常に密生して生えている場合、てんぐ巣病の可能性があります。
枝や幹にこぶができるのは、こぶ病です。
植物全体が弱っているという場合は、以下のような病気が考えられます。
草花が生えているところから腐ったような匂いがする場合、軟腐病が考えられます。原因は細菌です。
腐って枯れてしまった場合、疫病かもしれません。疫病は、多くの植物に発生します。
カビが発生している場合は、灰色かび病だと考えられます。
花や植物が出している病気のサインを見逃さないよう、日頃からよく観察することが最も重要です。それぞれの病気について詳しく説明をした動画がありますので、そちらもぜひご覧になって、参考にしてください。