【レシピあり】「牛乳離れ」はなぜ起きた? 牛乳を食べて・飲んで未来を救え
リンクをコピーしました
こんにちは、ギター制作・DIY系YouTuberのあおきちラボです。
気温が上がり、梅雨入りして雨の日が増えたことで、我が家の庭の植木たちも活力を増してきて、だいぶ森っぽくなってきました。筆者は庭でもDIYをするので、庭木が生い茂っているとスペースが少なくなるし、庭自体の見た目も良くありません。
自力で剪定してみようと思いましたが、庭には桜やハナミズキ、ドウダンツツジなどのいろいろな樹種の木が植わっており、ものによってはかなり高さもあるため、自分で処理するのはかなり困難…。今回は思い切って造園会社に相談し、ホームセンターでの「道具のそろえ方」から「剪定方法」、剪定後の「掃除の仕方」を習うことにしました。
春に撮影した庭の桜
庭木の状態を確認しないと作業が進められないため、まずは状態を確認してもらいます。
造園屋
さん
思ったより伸びてないですね。もっと伸びている個人宅さんも結構ありますよ。これならホームセンターで買える道具で処理できると思います。
造園屋
さん
樹種によって剪定方法や剪定時期が違うので、今回はあくまでも“道具の使い方”などをメインに紹介します!
なお、大まかな剪定方法はカインズ店頭にある『庭木のせん定と庭まわりの除草』というパンフレットも参考になります。
造園屋さんのアドバイスを聞きながら、近所のカインズに道具を買いに行きます。
造園屋
さん
切れ味の良いハサミは、頻繫に手入れをする必要がある場合が多いので、家庭で使うレベルなら、とりあえず安いものを買うのでも良いと思います。
アドバイスをもとに今回購入した道具は、高枝切ハサミ、刈り込みハサミ、剪定ハサミ、手袋、ゴミ袋、グリーンバッグ、ブルーシートです。
造園屋
さん
購入はしていませんが、毛虫などの対策で長袖・長ズボンは必須です。なるべく肌をさらさず、袖口などがぴったりした服装で作業しましょう。
造園屋
さん
剪定をする前に、切る枝の下あたりにブルーシートを敷いておきましょう。そうすることで、細かい枝や葉などがとても集めやすくなります。特に、地面に砂利などがある場合は、剪定した枝と混ざってしまい拾うのが難しくなるので、敷いておくのがベターですね。
「ここに落ちてきたものは全部捨てる!」というふうに分類できるため、ブルーシートはかなり便利です。自分一人で適当に剪定をしていたら確実に分からなかったので、作業時間がかなり短縮されました。やっぱりプロはすごい…。
ブルーシートを敷き終わったら、高枝切バサミを用意して、実際に桜の枝を剪定していきます。
高枝切バサミにノコギリをつけられるので、太い枝でも切り落とせるとのこと。
造園屋
さん
高い場所の枝を切る時は、切る枝の真下にいるとケガをする場合があるので注意が必要です。
造園屋
さん
この高枝切りバサミについているノコギリは、薄くてちょっと使いにくいですね…。高所を剪定するなら、刃が厚めのノコギリを使ったほうが、作業効率が上がります。木粉が降ってくるので、保護メガネがあると安全でしょう。
500mlのペットボトル程度あった太めの枝でしたが、無事に切り落とせました。道具のミスマッチもあり、多少切り口がささくれています。
造園屋
さん
細めの枝は高枝切バサミで切りましょう。切った後は枝をそのまま持てるので、木にひっかからず片付けがラクです。枝が持てないときは、高枝切りバサミの向きが逆さまなので、正しく持ち替えましょう。ちなみにこれ、自分の現場だと“ガッチャマン”って呼んでいます。
背が高い木の枝を切り終えたら、低い木を切っていきます。庭木を剪定するときは、片付けが二度手間にならないよう、高いものから切っていったほうが良いそうです。
造園屋
さん
低木を剪定するときは、最初に切る高さを大まかに決めて切り込み、それを基準にしてどんどん切っていきます。また、刈り込みハサミには裏表があるものがあり、低木を丸く剪定するか、四角く剪定するかで使う向きが変わります。刃の丸みをうまく使うと丸っぽく剪定できますよ。
剪定が終わり、庭が見違えるほどきれいになりました。作業スペースもバッチリ取れています!
Before
After
造園屋
さん
定期的に剪定をすると作業が大掛かりにならないので、ラクになりますよ。
切った枝は、さらに30cm程度にカットし、グリーンバッグというケースに入れておきます。現場だとこのままトラックなどの荷台に持っていくそうですが、今回は家庭用かつ一般ゴミで収集するため、なかに90Lのゴミ袋を入れておきました。このグリーンバッグは折りたためてスペースを取らないため、DIYの最中などでも使えそうです。
自分は映像制作が本業なので、グリーンバッグと聞くと、CGを合成するときの背景がアタマに浮かんでしまいます…。
枝のカットは剪定ハサミで行います。
造園屋
さん
なかなか切れないときは、剪定ハサミを少し斜めにして、切る枝を少し押すと切りやすくなります。
自治体にもよりますが、30cm以下にカットすると、燃えるゴミで出すことができます。丸ノコ盤を持っているDIYerさんは、丸ノコ盤を使うとラクに植木をカットすることができますね!
造園屋
さん
実は剪定にかかる時間よりも、片付けのほうが時間を食います。なので現場だと、剪定する人よりも片付ける人のほうが多いんですよ。
あおきちラボ
今日はありがとうございました、とてもきれいになって感動しています。剪定は、ひとつの芸術ですね…。
造園屋
さん
“あそこをもう少し切りたい!”みたいな、こだわりポイントがありますよね(笑)。無事に作業が終わって良かったです。
作業を終えた感想としては、素人でも切ることはできるけれど、やはり“プロの仕事”は半端ではないです。自分一人で作業をしたら2日くらいかかりそうな量だったため、庭木の剪定は造園屋さんに頼むのもアリだと感じました。庭木の高さが低めで、本数が少ない場合は自力でも良いかもしれません。
あおきちラボ
こんにちは、今日はよろしくお願いします。さっそくですが、庭木の状態はどんな感じですかね? 素人目だと結構伸びているように思うのですが…。