水筒や製氷機って実は超汚い! ズボラ主婦感動のプロ仕様クリーナー
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新緑の季節を過ぎ、梅雨入りして雨が増えると、いろいろな植物がワサワサと生い茂ってきますよね。我が家でも庭や通路に雑草がかなり生えてしまい、処理に困っています。
雑草は、放置しておくと虫の発生の原因になったり、日照の悪化を招いたり、外壁などの劣化につながったりしてしまう場合があります。見た目も悪くなってしまうため、早急に処理をしたいところです。
そこで今回は、造園会社で働いている方に「プロの雑草処理」を教わってみました。
造園屋
さん
よろしくお願いします。それでは、さっそく道具を調達しに行きましょう!
近所のカインズへ、雑草処理道具を買いに行きます。
造園屋
さん
ご自宅の庭レベルの作業なら、とりあえず安い道具を買うのでもOKです。
あおきちラボ
除草剤はラクに作業ができそうですが、実際はどんな感じですか?
造園屋
さん
雑草を抜いた後、しばらく生えてこないように散布することはありますが、仕事ではあまり使いませんね。除草剤は水で流れると効果がなくなるものもあるので、抜いたり切ったりしちゃったほうが手っ取り早いと思います。
造園屋さんのアドバイスを聞いてそろえた道具は、鎌、熊手、グリーンバッグ、ゴミ袋など。そのほかには、毛虫や蚊などの害虫対策として、袖口がぴったりとしている長袖・長ズボンの服装と、作業時に使える軍手を用意しましょう。
造園屋
さん
熊手は、このように幅を調整できる金属製のものが使いやすいと思います。収納時にスペースを取らないし、用途によって熊手の幅を変えることで、効率的に作業できます。
準備が完了したら、実際に作業にとりかかっていきます。
造園屋
さん
雑草を抜くときは、横にゴミ袋を入れたグリーンバッグを置いて、すぐに捨てられるようにすると作業がラクです。現場ではそのままトラックの荷台に積むためゴミ袋は使いませんが、家庭だとゴミ袋があったほうがゴミ捨てが簡単になります。雑草処理は、抜くのと同じくらい掃除が大変なので、できるところは効率化したほうがいいですよ。
抜いた雑草は、天日干しをすると水分が抜けて重量が軽くなり、捨てるのが簡単です。ゴミを燃やす際も燃えやすくなるため、エコにも貢献できて一石二鳥。
ただ、あまり長く放置すると、雑草がまた根付いてしまうこともあるため注意が必要です。
まずは、大きめの雑草からとりかかっていきます。
造園屋
さん
大きな雑草は手で抜いてしまいましょう。雑草の先端のほうを持って抜くと、途中で切れてしまい二度手間になるうえ、完全に抜けないと再び生えてくる原因になります。なるべく根元のほうを持って抜いて、抜いた雑草の根からはできるだけ土を落としておきましょう。
続いて細かな雑草を取り除いくために、要となる鎌の使い方をレクチャーしてもらいました。
造園屋
さん
土の上に生えているような雑草は、鎌で処理することが多いです。鎌は、このように根元から掻きだすようにして使います。鎌を使う場合、雑草はなるべく根元から切ると効果的です。
さすがプロ、作業がめちゃくちゃ早いです……。
我が家には球根が植わっていたため、雑草に続いて球根の処理を行いました。
造園屋
さん
これはスイセンという綺麗な花を咲かせる植物なので、積極的に処理しなくても良いと思います。
あおきちラボ
ちょっと生えすぎているので量は減らしたいですね。
造園屋
さん
そういった場合は球根ごと抜かないで、茎を鎌で切ると良いです。そうすることで、また生えてきますし、量をコントロールできます。
完全に処理したい場合は球根ごと抜くのが確実ですが、なかなかすべての球根を除去するのは難しいため、造園屋さんに相談してみても良いかもしれません。
あおきちラボ
この木の根元に生えている、よくわからない草も減らしたいのですが……。
造園屋
さん
これはリュウノヒゲと呼ばれている植物ですね。日本風のお庭に植えられていることが多いです。あまり増える植物ではないので、気になるなら少し形を整えるくらいでいいと思います。
あおきちラボ
これは雑草じゃなかったのか……。
植物に精通している人でないと、雑草との見極めがなかなか難しいですね。こちらも一度、造園屋さんなどに相談してみても良さそうですが、結局のところは気に入るか否か。お庭にふさわしくないと思ったら処理してしまいましょう。
造園屋さんのご指導のもとで作業してみたところ、短時間でかなり雑草が片付きました。防草シートを施工してあったことが幸いしたようです。
ひととおり終わったら、溜まっている落ち葉や、抜いた雑草の拾い残しを掃除していきます。道具は熊手を用いました。
造園屋
さん
落ち葉のように大きなものは熊手を開いて使い、抜いた雑草や切った芝生などは狭い状態で使うのが良いです。
Before
After
あおきちラボ
今日はよろしくお願いします。