料理研究家・リュウジの簡単やばうまレシピ「手羽元と大根の塩煮込み」
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目次/ INDEX
〜前回までのあらすじ〜
アイシングクッキーを販売するお店の内装をDIYで作ることになっためろりさん。そこでカインズ編集部はめろりさんのお店づくりを手伝う「チームめろり」を結成し、DIY大作戦を実行することに。初日はキサムズ氏による材料の買い出し、2日目は5歳氏による什器づくり。そして今回は壁塗りが得意なメンバーが登場します。果たしてお店は無事オープンできるのでしょうか?
前回の「資材購入編」はこちらから
夢のアイシングクッキー屋さんを作ろう! チームめろりDIY大作戦!【資材購入編】
これもカインズさんのおかげです! 本当に助かります!
さて作業2日目の今回は「壁塗り」に挑戦してもらいます!
実はいちばん緊張している工程なんですよね…きれいに塗れるのか、なによりイメージ通りの色に仕上がるのか心配です。
もちろん今回も強力な助っ人をご用意していますのでご安心ください〜! では、どうぞ!
めろりさーん! お待たせしました!!!!
見るからにペンキ塗りが得意そうなお姿ですね!
チームめろりNo.003 すけ
DIYブロガー。東京の中古戸建に住みながらセルフリノベしている元Webディレクター。写真とモノづくり、アウトドアと植物が好き。
この登場シーン、毎回アベンジャーズ感あっていいですよね。すけさんは「となりのカインズさん」でもこんな記事(【おしえて!ホームセンター先輩】初心者がDIYをはじめる方法は?)に出てくれているDIYにお詳しい方なんです。
今回もまたよくわからないままに編集部に呼び出されたんですが、なにやらペンキ塗りにお困りのようですね?
そうなんです。今回お店の中の壁を塗っていきたいのですが、私が素人なものでなにをそうしたらよいのかわからず…
大丈夫です! 初心者でもきれいに塗れる方法を今日はお教えしちゃいますね。
まず、ペンキ塗りで大事なのは「下準備」です。この下準備さえクリアできれば、ペンキ塗りの7割〜8割はクリアしたも同然です。
おお、そんなに大事なんですね。まずはなにからすればいいんですか?
まずは塗りたくない場所、はみ出て欲しくない場所をガードしていきます。このマスキングテープを使用しましょう。集中して、丁寧に貼っていきましょうね。
おお、まっすぐ貼るのってなかなか難しいですね。
とはいえさすがはアイシングクッキー作家さん、やはり丁寧で仕事が早いですね。
こういったコンセント部分などはカバーを外しておきましょう。こうすればカバーのギリギリまで塗る必要がなくなります。
また塗りたくない場所が広範囲にわたる場合、このような養生テープと養生ビニールが一緒になったものが売っているので買っておいて損はないです。
へえ〜これなら楽にカバーできますね!
備え付けの家具や家電も隙間なくビニールでカバーしておきましょう。これを怠ると家電にペンキがついてしまったり、塗り残しをしてしまったりと残念な結果になってしまいます。
塗る前の下準備が大事だということがよくわかりました。最初からこうして塗ってはいけないところをガードできれば、私みたいな初心者でも怖くないですね。
そうなんです。しっかり下準備しておけば「一か八か」みたいな状況は回避できるんですよ。もちろん下準備が万全でもそういった状況が生まれるのもDIYの難しさであり楽しさではあるんですが。
しかしペンキ回のはずなのにずっとマスキングテープの地味な画しかない。さあ、では塗っていきましょうか!
いやいや、まだ下準備はしていきますよ。続いては壁の穴やミゾを埋めていきます。
ほら、よく見るとこんな風に画鋲の穴や傷、へこみなんかが壁にはついてることが多いです。新築ならともかく、賃貸物件や中古物件はこのあたりのチェックは必須ですね。
本当だ、パッと見た感じ気づけなかったけどよく見るとたくさんありますね。
こうした傷に気づかず塗ってしまうと、色にムラができたり塗り残しの原因になったります。なので、この穴をパテで埋めていきます。
ホシユ・パテ?
ええ。いろいろな商品名のものがありますが、こういったパテはけっこう安い値段で一般的なホームセンターならどこにでも売ってますよ。
中でもカインズがオススメですが(強調)。
こんな風に穴にパテをつけたら指先でなじませます。
ペンキを塗らない場合でも、同じ色のパテを使えば壁についた小さな傷や穴くらいなら目立たなくできますよ。
本当だ、穴がなくなりましたね! 化粧品でいうプライマーのような役目ですね。
あとはこのパテ、こうしてマスキングテープとの境に塗っておくとペイント時の完成度がさらに上がります。このマスキングテープから右側は塗らない部分になるんですが、その境界線ってけっこうまっすぐにならないもんなんですよ。
しっかりマスキングテープを貼っていても難しいものなんですか?
今回のように壁紙自体がボコボコとエンボス加工してある場合、いくら丁寧にマスキングテープを貼っていても、よーく見ると多少の隙間があるんです。そのちょっとした隙間からペンキが入り込んで境界がガタガタしてしまうんですね。その境界が意外と目立つんですよ。
なるほど、こうしてマスキングテープとの境界にパテを塗っておけばそのわずかな隙間も埋めることができるんですね。
あのー、めちゃくちゃ役に立つ情報でありがたいんですが、画的に地味なのが続いちゃってるんでそろそろ派手な画いただけないですかね。
わかりました。ではペンキぶち撒けましょうか?
どうしてこうも極端な人ばっかりなんだ。
ではマスキングもしっかりできたので、ペンキ塗りの工程に入りましょう!
よかった、やっと華のある画が撮れそう。
すけさん、さっきからペンキ缶をずっと振ってますね。
実はこの攪拌が重要です。水性であれ油性であれ、ペンキ液は缶の中で多少分離していることが多いんです。なのでこのようにまずは開ける前からよーく振っておきましょう。こうすることで色ムラを防ぐことができます。
開けた後も割り箸などでよーくかき混ぜます。
よく混ざったら、ペンキ塗り用のバケツにそっと流し入れます。
ペンキローラーにペンキをつけたら液だれしないよう余分なペンキは落として、はい、完成です!
お料理番組見てるみたいです。
なんだかんだ大きなトラブルもなく作業は進んでいますね!