花束・フラワーアレンジメントをもらったらどうする? 元花屋さんが教えるケア方法とドライフラワーの作り方
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目次/ INDEX
グロリオサは反り返った花びらと直角に曲がっためしべが特徴的な植物です。くっきりとした赤と黄色のコントラストが鮮やかです。ユリグルマやキツネユリという別名があるように、ユリに形が似ていますね。グロリオサの花言葉は「栄光」や「勇敢」です。
では、実際にグロリオサの育て方を解説していきます。
グロリオサの花が咲くのは7月〜8月頃なので、植え付けや植え替えは4月〜5月頃に行いましょう。肥料をあげるのは5月〜8月頃をおすすめします。
乾燥と過湿に弱いので、水を与えるタイミングに気をつけましょう。
夏は日中に水を与えると高温でむれることがあります。早朝や夕方の涼しい時間帯に水を与えてください。秋に葉が黄色くなってきたら、水やりを控えて乾燥させます。
植え付ける時に、あらかじめゆっくり効くタイプの化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。様子を見ながら、2週間に1回くらいの頻度で液体肥料をあげてください。
グロリオサは日当たりのいい場所を好みます。梅雨の時期には雨が直接当たらない場所に移動させてください。また、真夏の直射日光にも当たらないよう気をつけましょう。
冬の寒さに弱いので、庭植えの場合は、掘り上げて球根を保存するのがおすすめです。鉢植えの場合は、室内に移動させるか、庭植えと同じように掘り上げても大丈夫です。
グロリオサの球根は古い球根を中心として、V字型の新しい球根ができます。
新しい球根を分かれているところで切って、断面をよく乾かしてから植えます。芽を上にして水平に植え付けるとよいでしょう。
フランネルフラワーの球根には毒があるので、絶対に口に入れないように注意してください。また、1つの球根に1つの芽しか出ないので、植えるときに芽が折れないように気をつけましょう。
Q.グロリオサを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.日当たりや風通しの悪い場所に植えると葉枯れ病が起こります。また、梅雨明けには葉裏に発生する赤ダニに注意が必要です。赤ダニの予防と駆除には、葉水を行うのが効果的です。
Q.グロリオサの植え付け方を教えてください。
A.地植えの場合、球根を横にして、深さ5〜6cmのところに1m間隔で植えます。鉢植えの場合は、30cm程度の鉢を使い、土の深さ4〜5cmのところに植え付けます。
Q.グロリオサはどんな種類の土を好みますか?
A.有機質に富んだ、根が張りやすい培養土を好みます。
グロリオサは、まるで炎のように美しい花を咲かせます。ブーケやコサージュにするなど、アレンジフラワーとしての人気も高まっています。華やかになるので、インテリアのアクセントとして取り入れるのもおすすめです。