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春になると公園などのさまざまな場所で見かけるクローバーは、稀に四葉をつけることから、幸運を呼ぶ四葉のクローバーとして親しまれています。春先にボール状の丸い白い花を咲かせるため、「シロツメクサ」という別名も持っています。原産地はヨーロッパで、ヨーロッパでは四葉のクローバーを見つけると幸せがやってくるという言い伝えがあることから、花言葉は「幸運」「約束」と付けられています。
では、実際にクローバーの育て方を解説していきます。
クローバーの花が咲くのは4月~8月頃です。植え付けや植え替えを行う時期は春と秋頃が適しており、4月~5月、もしくは9月~10月頃に行うのがいいでしょう。肥料はほとんど必要ありませんが、鉢植えは生育期の5月~6月頃、もしくは9月頃に追肥を与えます。
クローバーは基本的には春に種をまきます。種まきは種が重ならないようにし、発芽するまでは土をかぶせて日陰で管理しましょう。もし、増やしたい苗がある場合は春か秋に挿し木で増やすことも可能です。四葉のクローバーを見つけたら根元をスコップで土ごと取り出し、植え付けたい場所へ植えるのもおすすめです。
クローバーは種をまいてから発芽するまでの間と、夏などの乾燥する時期は水をたっぷりと与えます。鉢植えの場合は水の表面が乾いたら水やりをし、庭植えの場合は特に乾燥していなければ水やりの必要はないでしょう。冬は少し乾燥気味に管理し、水の与え過ぎは根腐れを起こすことがあるため注意しましょう。
クローバーは肥料をあまり必要としません。もし、与えるのであれば、窒素分が少ない液体肥料を2週間に1回程度与えるようにしましょう。また、生育が悪い場合は化成肥料か液体肥料を月に1回与えて様子を見ましょう。
クローバーは日当たりの良い場所を好む性質です。少し乾燥気味の場所が適しており、湿地などは避けた方がいいでしょう。もともとは寒い地方に自生する植物なため、夏は強すぎる日差しを避け、半日陰の場所に置きます。夏と冬は地上部が枯れることもありますが、根が丈夫なのでまた芽が出てくることがほとんどです。
Q.クローバーにはどんな種類があるの?
A.クローバーというとシロツメクサが一番有名ですが、他にも四葉が出やすいクロバツメクサ、赤紫などの花を咲かせるアカツメクサ(アカクローバー)、アフリカ原産で紫と白の2色咲きのカトレアクローバーなどがあります。カトレアクローバーはコンパクトな見た目で鉢植えに適しており、他のクローバーと比べると乾燥に弱い性質です。花色や形など、好きなクローバーを育ててみましょう。
Q.クローバーを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.クローバーにつきやすい害虫は、アブラムシとハダニです。葉や茎から栄養を奪い、生育に影響を与える可能性があるため、見つけ次第取り除くようにしましょう。また、害虫によってカビや細菌が発生し、葉が白っぽくかすれたようになることもあります。群れで発生して被害が広がりやすいため、薬剤などを散布するのもおすすめです。
Q.クローバーが広がりすぎないようにするためには?
A.クローバーは繁殖力が非常に強くて横に広がる性質があり、グランドカバーとして植えることもあるほどです。庭植えの場合はそのままにしているとどんどん広がっていき、一度広がると根絶するのが難しくなります。あらかじめ植え付ける場所をしっかりと考えるようにし、あまり増やしたくない場合はプランターや鉢で育てるようにしましょう。
アイルランドでは国花として親しまれるなど、幸運をもたらすイメージが強いクローバーは、室内でも庭植えでも簡単に育てることができます。極度の乾燥と水の与え過ぎに注意し、明るい場所に置いて管理します。家庭でクローバーを育てながら、四葉のクローバーを探してみてはいかがでしょうか。