庭もない、お金もない、世話もしたくないから、知り合いの家に俺の家庭菜園を作った
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憧れの職業、パン屋さん。子どもだって大人だって大好きなお店ですよね。今回は、誰でもパン屋さんになった気分になれる「パン」をカインズに売っているスポンジで作ります。
すでにお気づきかと思いますが、スポンジは食べられません。なので、パンをモチーフにしたおもちゃ「スクイーズ」を作ります。「スクイーズ」とはフニャッとした手触りがおもしろいおもちゃのこと。いま小学生世代を中心に、とても人気があるそうです。
用意するのはスポンジと紙粘土、アクリル絵の具に速乾アクリアです。
あとは、ハサミやカッターなどの切る道具と、筆や化粧用パフなど塗る道具を用意すれば準備完了です。
まずは山型食パンを作ります。パン作りに必要なのは、中のスポンジのみ。ネットは使いません。ネットは石けん泡立て用に転用するのがおすすめです。そして、紙粘土で覆ってしまうので、スポンジは何色でも大丈夫です。
パンに山型食パンのカーブをつけ、ハサミで切り取ります。角をちょっとカットすると、パンっぽくなりますよ。
紙粘土を粘土用綿棒などでスポンジの大きさに伸ばします。粘土用綿棒がなければ、ラップの芯にクッキングシートを巻き付けた物や、丸型のペットボトル、瓶なども使えます。
紙粘土を伸ばしてみて、端がボソボソしたり切れたりしてしまう時は水分不足です。
水をスプレーするなどして、水分を足し、よく練ってください。最初のうちはべたつきますが、次第に滑らかになっていきます。
スポンジより2周りほど大きく、厚さ3~4mmに伸ばします。これを上下2枚分作ります。
スポンジに速乾アクリアを塗り、薄くした紙粘土を張り付けます。横で紙粘土をぎゅっと密着させ、余分な部分をハサミで切り取ります。
切り取った断面やしわに水をつけて、なでると滑らかになっていきます。このまま乾燥させます。クッキングシートに乗せておくと、「紙にベタっとついた(汗)」という事態を防げますよ。
次はピザを作っていきましょう。パン屋さんに置いてある、パン生地で作った厚めのクラストのイメージです。
1個のスポンジから2個のピザを作ることができますよ。
山型食パン同様に、スポンジに紙粘土をつけていきます。
外周の縁を、ほんの少し厚くすると、ピザっぽさが高まりますが、厚くし過ぎると割れてしまうので、「ほんの少しだけ」にしてくださいね。
こちらも、一晩、乾かします。
紙粘土が乾いたら、アクリル絵の具で色を塗っていきます。アクリル絵の具は乾いたら耐水性を発揮する絵の具。乾くと水濡れしても落ちないので、あちこちにくっつかないように注意し、ついたらすぐに洗うようにしましょう。
今回は自然なムラを出すために化粧用のパフを使って色をつけていきましたが、筆を使って塗っても大丈夫です。
まずは、水を多めにした黄色で食パンの上面を塗ります。
黄色が乾いてから、茶色でパンの耳部分になる側面を塗ります。多少のムラがあった方が、パンの自然な感じに仕上がります。乾く前は色が混じってしまうので、完全に乾くまで待ってくださいね。
ピザも水で薄めた黄色で表面を塗っていきます。
乾いてから、ピザの具材として、赤や茶色、緑色を塗っていきます。これも化粧用パフでランダムにポンポンと絵の具を置いていきましたが、筆で描きこんでも大丈夫ですよ。
速乾アクリアは、その名の通りすぐ乾く接着剤。通常の木工ボンドよりも、固まった後が柔らかく、透明に仕上がるのが特徴です。その性質を利用して、パンの表面に皮膜をつけます。
といっても、難しいことはなく、筆でアクリアを塗っていくだけ。なるべく薄く塗った方が良いですが、あまりに薄く伸ばしすぎると紙粘土が削れてしまうので、気をつけましょう。裏面から塗り、乾いたら、表面も塗ります。
一晩置いて、完璧に乾燥させます。
アクリアが乾燥したら、裏面に竹串などで空気穴を開けます。5か所程度で十分です。
完成です!