なぜ猫はかわいいのか? 「猫社会学」の東大教授に話を聞いてみた
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目次/ INDEX
人間が眠る時に使う「ベッド」というものがある。ホテルに行くとほぼ間違いなくベッドはあるし、一人暮らしのために家具を買うとなると、必ずベッドが含まれる。日本人もベッドの生活になっているのだ。
ベッドにはいくつか種類があるが、2段ベッドもその一つ。子供のいる家庭などでは便利だと思うが、せっかく2段で便利なら3段ならもっと便利ではないだろうか。ということで、3段ベッドをDIYしてやろうと思う。
古い日本の生活がわかる本を読んだり、時代劇を見たりすると、ほぼ間違いなく畳や床に布団を敷いて寝ている。ベッドのない生活を送っていたわけだ。ただ最近はどうだろう、多くの人がベッドで眠っているのではないだろうか。ベッドのない生活は考えられない。
みんなベッドで寝ている、くらいのことを書いたけれど、私は床に布団を敷いて寝ている。全日本ベッド工業会の2005年の調査ではベッドの世帯別普及率は6割を超えている(古い情報でごめんなさい)。とにかく、ベッドで寝ている人が多いのだ。私は違うけれど。
我が子たち!
ベッドで寝たいという憧れはわかる気がする。私の子供たちもベッドが欲しいと言っている。そして、話していく中で2段ベッドという話が出た。さらに話すと3段ベッドという話にまとまった。子供は2人だけど、3段ベッドという話にまとまってしまったのだ。作ろうではないか、3段ベッドを。
ということで、カインズに来ました! DIYといえばカインズでしょ!
2段ベッドは買おうと思えば、家具屋などでも売っている。ただ3段ベッドとなると、それほど見ない気がする。存在するのは知っているけれど、私の曇りなき眼で3段ベッドを見たことはない。作るのが手っ取り早いだろう、ということになった。
設計図を描きました!
CAINZ PickUpで注文しました!
設計図を描き、必要な木材などがわかったら、CAINZ PickUpで注文した。「CAINZ PickUp」は店舗やオンラインショップの商品を取り置きでき、希望した店舗で受け取れるサービスだ。これ便利。お店に行って必要なものを探す必要がないのだ。もうまとめてくれているから。
お店に行ったらこの状態!
あの木材どこにあるんだっけ、みたいなのがないので楽。1本1本台車に積まなくても、もう積んでくれているので、時間の短縮もできる。あとはお店で車を借りて自宅に運んで、3段ベッドを作るだけだ。もう半分は完成したと言っていいだろう。1.5段ベッドはもうこの段階で完成なのだ。
トラックを借りて運びます!
本当のお父さんが!
先に私の子供がベッドを欲しがって、と書いたけれど、私は独身で子供もいない。知り合いのお子さんなのだ。そして、設計図を描いて、と自分の手柄のように書いたけれど、それを描いたのもお父さん。私は特に何もしていない。
運転すらしていない!
知り合い(お父さん)から2段ベッドを作るとお子さんとの間で決まった、と聞いたので、3段にしましょうよ、と私が余計なことを言って、3段ベッドになったのだ。3段目は必要なのか、と思うけれど、お子さんも知り合いも乗り気だ。
ここに3段ベッドを作ります(知り合いの家)
3段ベッドはもちろん私の家に作るわけではない。独身で子供もいなくて、部屋も狭いので、そんな空間に3段ベッドはさすがに無駄。知り合いの家に作る。
私もたまに手伝うが、
知り合いがメインで作る!
私と子供は部屋で組み立て作業!
縦1900、横910のすのこを3つ作る。これが布団を敷く床となる。知り合いが切ったものを、お子さんと私で組み立てる。ドリルで下穴をあけて、インパクトドライバーでビスを打ち込む。私より子供達の方が上手なことに驚く。
私は押さえているだけ!
インパクトドライバーで直接ビスを打ってはダメなのか? と私が子供に聞く。「下穴開けた方が木が割れにくい」と教えてもらう。普段は、私がお子さんに敬語を使うことはないのだけれど、「そうなんですね」と自然に言ってしまった。
下穴を開けないと失敗しやすい! DIY初心者は注意!
子供がいるとDIYの作業時間がかかる、と思っていた。子育て経験がない私はそういう風に考えていた。でも、違う。子供がいないと作業に時間がかかる、が正解。だって私より上手いんだもん。このあと、二人が習い事に出かけて私一人で作業をすると、時間がかかること、かかること。
私はたぶんDIYに向かない人間なのだと思う!
だから基本的に私は押さえる仕事!
すのこ3つ完成!
予定ではすのこを3つ作ったらこの日は終わりかな、となっていた。しかし、「CAINZ PickUp」での時間短縮と、子供たちの技術力の高さで、作業が大幅に進んだ。子供たちが習い事に出かけている間は知り合い(お父さん)もこちらの作業を手伝ってくれた。
やっぱり私は押さえる仕事!
適材適所という考え方だ。大人になると自分にできることと、できないことがわかる。できることに年齢差はない。みな平等なのだ。私にDIYはできないなら、誰かに任せればいい。それがチームワーク。参加さえしていれば手柄も平等。私は押さえていただけだけど、それぞれが、私が作ったと言っていいのだ。つまりこの3段ベッドも私が作ったと言っていいのだ。
1段目のすのこの隅に、
角材を、
ビス止めして、(子供たちの心配な目)
その上にまたすのこを乗せる!
ほぼ俺が作った!
知り合いが言う。「俺がビスを半分まで打っとくから、続きを地主君がやっていいよ」と。優しい。写真では私がビスを打ったみたいに見える。いいお父さん。だからこそ、こんなに優しくて有能な子供が育つのだろう。ただ私はその言葉を受けて、「そうですよね、最終的に打ち込んだ人の手柄ですもんね」と返した。育ちが出た。
基本的にはできる人に作業をお願いして、
3段目まで完成!
なかなかのスピードで完成している。ここまで来るとあとは簡単。落下防止の柵を作り、はしご的なものを作り、せっかく3段というエキセントリックなものになったので、柱を使い、アスレッチク的な要素を入れればいいだけだ。
柵をつけたり、
縄ばしごを(知り合いが)つけたり、
ブランコを(知り合いが)つけたりして、
DIY完成!!!
7時間をかけて3段ベッドが完成した。その前に設計図を書いたり、CAINZ PickUpで注文したりの作業はあるけれど、それは知り合い(お父さん)がやっているので、私としては、7時間で夢の3段ベッドの完成である。
楽しい空間になっています!!!
スノコの上にお布団を敷く。今までは横に敷いていた布団を縦に敷けるわけだから、空間としては広くなる。たださすがに3段にもなると、圧迫感はすごい。高いから、めちゃくちゃ高いから。
1段目:息子
2段目:娘
3段目:他人(私)
高い!
子供達は喜んでいた。楽しい、と思い描いていた以上の3段ベッドに満足してくれていたようだ。そもそも子供たちが望んだのは2段ベッドだったので、3段目はおまけ。1着買うともう1着プレゼントのスーツのような嬉しい特典なのだ。
みんないい笑顔ですよ! 自分で作る(DIYする)って最高!
3段目からは縄ばしごで降りるんだぜ!
アスレチックとしても人気!
子供たちが本当に喜んでくれている。「絶対にここで寝る」とベッドに大満足なのだ。いい家族だ。素晴らしい家族を持てて私も幸せだ。娘も息子もいい子に育った。父親として嬉しい。
違った、俺は一人暮らしだった!
3段ベッドで子供との一体感が出て、いい家族を持てて幸せだと思ったけれど、私は一人暮らしで妻も子供もいないんだった。知り合いのお子さんだった。幸せな時間が私に記憶の書き換えを起こさせたのだ。でも、楽しかったので、よかった。DIY最高!!!!!
楽しかった時間!
ということで、人の家で3段ベッドを作った。かなりのできで、知り合いも、子供達も大満足だった。今回は知り合いが電ノコを持っていたので、時間がかかるカットを大幅に短縮できた。普通は電ノコなんてないと思うので、そういう時はカインズでカットをお願いすればいいと思う。お金はかかるけど、このためだけに電ノコを買うことを考えれば、大幅に安く、手軽にカットできるから。私は子供ができたと同時に電ノコを買ってDIYしようと思う。
基本的に押さえていた思い出!