リンクをコピーしました

  • Facebook
  • X
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

「3段ベッドは、2段ベッドより便利?」3段ベッドのDIYに子供と挑戦したぞ!

クリエイター

PR

地主恵亮

地主恵亮

ライター。1985年、福岡県生まれ。基本的には運だけで生きているが、取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に『妄想彼女』(鉄人社)、『ひとりぼっちを全力で楽しむ』(すばる舎)がある。

3段ベッドは2段ベッドより便利?

人間が眠る時に使う「ベッド」というものがある。ホテルに行くとほぼ間違いなくベッドはあるし、一人暮らしのために家具を買うとなると、必ずベッドが含まれる。日本人もベッドの生活になっているのだ。

ベッドにはいくつか種類があるが、2段ベッドもその一つ。子供のいる家庭などでは便利だと思うが、せっかく2段で便利なら3段ならもっと便利ではないだろうか。ということで、3段ベッドをDIYしてやろうと思う。

2段ベッド、3段ベッドへの憧れ

どうもこの記事を書いている地主です!

古い日本の生活がわかる本を読んだり、時代劇を見たりすると、ほぼ間違いなく畳や床に布団を敷いて寝ている。ベッドのない生活を送っていたわけだ。ただ最近はどうだろう、多くの人がベッドで眠っているのではないだろうか。ベッドのない生活は考えられない。

みんなベッドで寝ている、くらいのことを書いたけれど、私は床に布団を敷いて寝ている。全日本ベッド工業会の2005年の調査ではベッドの世帯別普及率は6割を超えている(古い情報でごめんなさい)。とにかく、ベッドで寝ている人が多いのだ。私は違うけれど。

我が子たち!

我が子たち!

ベッドで寝たいという憧れはわかる気がする。私の子供たちもベッドが欲しいと言っている。そして、話していく中で2段ベッドという話が出た。さらに話すと3段ベッドという話にまとまった。子供は2人だけど、3段ベッドという話にまとまってしまったのだ。作ろうではないか、3段ベッドを。

ということで、カインズに来ました!

ということで、カインズに来ました! DIYといえばカインズでしょ!

3段ベッドを作る材料を買うぞい!

2段ベッドは買おうと思えば、家具屋などでも売っている。ただ3段ベッドとなると、それほど見ない気がする。存在するのは知っているけれど、私の曇りなき眼で3段ベッドを見たことはない。作るのが手っ取り早いだろう、ということになった。

設計図を描きました!

設計図を描きました!

CAINZ PickUpで注文しました!

CAINZ PickUpで注文しました!

設計図を描き、必要な木材などがわかったら、CAINZ PickUpで注文した。「CAINZ PickUp」は店舗やオンラインショップの商品を取り置きでき、希望した店舗で受け取れるサービスだ。これ便利。お店に行って必要なものを探す必要がないのだ。もうまとめてくれているから。

お店に行ったらこの状態!

お店に行ったらこの状態!

あの木材どこにあるんだっけ、みたいなのがないので楽。1本1本台車に積まなくても、もう積んでくれているので、時間の短縮もできる。あとはお店で車を借りて自宅に運んで、3段ベッドを作るだけだ。もう半分は完成したと言っていいだろう。1.5段ベッドはもうこの段階で完成なのだ。

トラックを借りて運びます!

トラックを借りて運びます!

本当のお父さんが!

本当のお父さんが!

先に私の子供がベッドを欲しがって、と書いたけれど、私は独身で子供もいない。知り合いのお子さんなのだ。そして、設計図を描いて、と自分の手柄のように書いたけれど、それを描いたのもお父さん。私は特に何もしていない。

運転すらしていない!

運転すらしていない!

知り合い(お父さん)から2段ベッドを作るとお子さんとの間で決まった、と聞いたので、3段にしましょうよ、と私が余計なことを言って、3段ベッドになったのだ。3段目は必要なのか、と思うけれど、お子さんも知り合いも乗り気だ。

ここに3段ベッドを作ります(知り合いの家)

ここに3段ベッドを作ります(知り合いの家)

すのこを3つ作る

3段ベッドはもちろん私の家に作るわけではない。独身で子供もいなくて、部屋も狭いので、そんな空間に3段ベッドはさすがに無駄。知り合いの家に作る。

私もたまに手伝うが、

私もたまに手伝うが、

知り合いがメインで作る!

知り合いがメインで作る!

私と子供は部屋で組み立て作業!

私と子供は部屋で組み立て作業!

縦1900、横910のすのこを3つ作る。これが布団を敷く床となる。知り合いが切ったものを、お子さんと私で組み立てる。ドリルで下穴をあけて、インパクトドライバーでビスを打ち込む。私より子供達の方が上手なことに驚く。

私は押さえているだけ!

私は押さえているだけ!

インパクトドライバーで直接ビスを打ってはダメなのか? と私が子供に聞く。「下穴開けた方が木が割れにくい」と教えてもらう。普段は、私がお子さんに敬語を使うことはないのだけれど、「そうなんですね」と自然に言ってしまった。

下穴を開けないと失敗しやすい! DIY初心者は注意!

下穴を開けないと失敗しやすい! DIY初心者は注意!

子供がいるとDIYの作業時間がかかる、と思っていた。子育て経験がない私はそういう風に考えていた。でも、違う。子供がいないと作業に時間がかかる、が正解。だって私より上手いんだもん。このあと、二人が習い事に出かけて私一人で作業をすると、時間がかかること、かかること。

私はたぶんDIYに向かない人間なのだと思う!

私はたぶんDIYに向かない人間なのだと思う!

だから基本的に私は押さえる仕事!

だから基本的に私は押さえる仕事!

すのこ3つ完成!

すのこ3つ完成!

見えてくるDIY3段ベッドの完成

予定ではすのこを3つ作ったらこの日は終わりかな、となっていた。しかし、「CAINZ PickUp」での時間短縮と、子供たちの技術力の高さで、作業が大幅に進んだ。子供たちが習い事に出かけている間は知り合い(お父さん)もこちらの作業を手伝ってくれた。

やっぱり私は押さえる仕事!

やっぱり私は押さえる仕事!

適材適所という考え方だ。大人になると自分にできることと、できないことがわかる。できることに年齢差はない。みな平等なのだ。私にDIYはできないなら、誰かに任せればいい。それがチームワーク。参加さえしていれば手柄も平等。私は押さえていただけだけど、それぞれが、私が作ったと言っていいのだ。つまりこの3段ベッドも私が作ったと言っていいのだ。

1段目のすのこの隅に、

1段目のすのこの隅に、

角材を、

角材を、

ビス止めして、(子供たちの心配な目)

ビス止めして、(子供たちの心配な目)

その上にまたすのこを乗せる!

その上にまたすのこを乗せる!

ほぼ俺が作った!

ほぼ俺が作った!

知り合いが言う。「俺がビスを半分まで打っとくから、続きを地主君がやっていいよ」と。優しい。写真では私がビスを打ったみたいに見える。いいお父さん。だからこそ、こんなに優しくて有能な子供が育つのだろう。ただ私はその言葉を受けて、「そうですよね、最終的に打ち込んだ人の手柄ですもんね」と返した。育ちが出た。

基本的にはできる人に作業をお願いして、

基本的にはできる人に作業をお願いして、

3段目まで完成!

3段目まで完成!

なかなかのスピードで完成している。ここまで来るとあとは簡単。落下防止の柵を作り、はしご的なものを作り、せっかく3段というエキセントリックなものになったので、柱を使い、アスレッチク的な要素を入れればいいだけだ。

柵をつけたり、

柵をつけたり、

縄ばしごを(知り合いが)つけたり、

縄ばしごを(知り合いが)つけたり、

ブランコを(知り合いが)つけたりして、

ブランコを(知り合いが)つけたりして、

DIY完成!!!

DIY完成!!!

夢の3段ベッドDIY

7時間をかけて3段ベッドが完成した。その前に設計図を書いたり、CAINZ PickUpで注文したりの作業はあるけれど、それは知り合い(お父さん)がやっているので、私としては、7時間で夢の3段ベッドの完成である。

楽しい空間になっています!!!

楽しい空間になっています!!!

スノコの上にお布団を敷く。今までは横に敷いていた布団を縦に敷けるわけだから、空間としては広くなる。たださすがに3段にもなると、圧迫感はすごい。高いから、めちゃくちゃ高いから。

1段目:息子

1段目:息子

2段目:娘

2段目:娘

3段目:他人(私)

3段目:他人(私)

高い!

高い!

子供達は喜んでいた。楽しい、と思い描いていた以上の3段ベッドに満足してくれていたようだ。そもそも子供たちが望んだのは2段ベッドだったので、3段目はおまけ。1着買うともう1着プレゼントのスーツのような嬉しい特典なのだ。

みんないい笑顔ですよ! 自分で作る(DIYする)って最高!

みんないい笑顔ですよ! 自分で作る(DIYする)って最高!

3段目からは縄ばしごで降りるんだぜ!

3段目からは縄ばしごで降りるんだぜ!

アスレチックとしても人気!

アスレチックとしても人気!

子供たちが本当に喜んでくれている。「絶対にここで寝る」とベッドに大満足なのだ。いい家族だ。素晴らしい家族を持てて私も幸せだ。娘も息子もいい子に育った。父親として嬉しい。

違った、俺は一人暮らしだった!

違った、俺は一人暮らしだった!

3段ベッドで子供との一体感が出て、いい家族を持てて幸せだと思ったけれど、私は一人暮らしで妻も子供もいないんだった。知り合いのお子さんだった。幸せな時間が私に記憶の書き換えを起こさせたのだ。でも、楽しかったので、よかった。DIY最高!!!!!

楽しかった時間!

楽しかった時間!

電ノコがない場合の木材カット

ということで、人の家で3段ベッドを作った。かなりのできで、知り合いも、子供達も大満足だった。今回は知り合いが電ノコを持っていたので、時間がかかるカットを大幅に短縮できた。普通は電ノコなんてないと思うので、そういう時はカインズでカットをお願いすればいいと思う。お金はかかるけど、このためだけに電ノコを買うことを考えれば、大幅に安く、手軽にカットできるから。私は子供ができたと同時に電ノコを買ってDIYしようと思う。

基本的に押さえていた思い出!

基本的に押さえていた思い出!

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • X
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから