車の下から飛び出し選手権 全国大会2023
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ヨーロッパではハーブとして親しまれているカレンデュラは、丈夫で育てやすい植物です。日本では仏花としてよく使われ、別名を「キンセンカ」「ポット・マリーゴールド」などと言います。花言葉は「慈愛」「静かな想い」「別れの悲しみ」です。
では、カレンデュラの育て方を詳しく見ていきましょう。
種を蒔くのに適しているのは9月〜10月頃ですが、春に蒔いてもかまいません。
日陰だと花があまりよくつかないので、日当たりの良い場所で育てましょう。
耐寒性はかなり高く、ある程度は寒い環境に置かれても大丈夫です。
しかし、霜に当たると葉が枯れてしまうので、気をつけましょう。
カレンデュラは、比較的乾燥に強く、逆に加湿には弱い植物です。
ですから、庭植えにするなら水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
カレンデュラは酸性の土が苦手で、石灰質の土を好みます。市販されている一般的な花と野菜の培養土を使うと良いでしょう。
「小粒の赤玉土:腐葉土=7:3」の割合で混ぜた土を使ってもかまいません。
月に1回程度、液体肥料を与えましょう。
Q.カレンデュラを育てる際に、気を付けるべき病気などはありますか?
A.高温多湿な梅雨の時期に「炭疽病(たんそびょう)」というカビによる被害が多くなります。葉に黒い点々やブツブツが現れたら葉を取り除き、その箇所と周囲には消毒剤や予防剤を撒いて対策を取ります。
Q.カレンデュラの増やし方を教えてください。
A.カレンデュラは種で増やせます。種を採取したいときは、花が終わった後に花がらを摘まず、そのままにしておきます。
Q.カレンデュラに植え替えは必要ですか?
A.カレンデュラは一年草なので、植え替える必要はありません。
冬の寒さの中でも元気に咲くカレンデュラは、鮮やかで力強いオレンジの花を見せてくれます。ぜひ、水やりや肥料に注意して美しい花を咲かせましょう。