花束・フラワーアレンジメントをもらったらどうする? 元花屋さんが教えるケア方法とドライフラワーの作り方
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目次/ INDEX
トンキニーズは、サイアミーズ(シャム)とバーミーズの交配種です。1960年代にアメリカとカナダそれぞれで本格的にブリーディングがスタートしました。
両種の特徴を併せ持ちながら、健康でバランスの良い品種へと改良された親しみやすい猫です。アーモンド型の目や被毛の美しさ、フレンドリーな性格も相まって、世界中で人気を集める愛らしい猫です。
今回は、そんなトンキニーズの特徴から飼い方、注意するべき病気までを解説します。
トンキニーズは、サイアミーズ(シャム)とバーミーズの交配種で、この2種の特徴を併せ持っています。
体型はシャムよりも丸みを帯びていて、大きさはバーミーズよりも小柄です。中型で筋肉質な体つきをしていて、四肢は細めながらしっかりと筋肉がついています。
体重は、オスが3.5~5.5kg、メスが2.5~3.5kgです。
トンキニーズの毛色は、ブルー、チョコレート、ライラックなどさまざまです。
ボディの色が均一でポイント部分の色とボディカラーがやわらかなコントラストを成す「ミンク」、ポイントカラーがボディカラーよりやや濃い「ソリッド」、オフホワイトのボディカラーがポイントカラーとはっきり区別される「ポインテッド」に分けられます。トーティやタビーが出ることもあります。
トンキニーズの寿命は15歳前後です。平均的な猫の寿命が10~15歳なので、平均よりもやや長生きします。
トンキニーズは、活発な個体が多く食欲も旺盛です。比較的健康で丈夫な種類なので、運動しやすい環境整備と食事のバランスに気をつければ、長く共に過ごすことができます。
トンキニーズは、明るく社交的な性格の猫です。好奇心旺盛で愛情深い気質をしているので、多頭飼いにも向いています。
ユーモラスで人懐っこく、なめらかで美しい被毛とミステリアスな目の色も相まって、日本でも人気の高い種類です。
トンキニーズの運動量は多めです。非常にアクティブな性格で、遊ぶことも大好きです。気に入ったおもちゃを見つけて遊び相手をしてあげましょう。
1日2~3回、1回5~10分ほど集中して遊ぶと満足します。また、日常的に上下運動もできるよう、キャットタワーなどを設置すると良いでしょう。
トンキニーズは活動的な猫なので、ケージで飼うのには適していません。もっとも、子猫の間や先住猫と新入りの猫が同居し始めてすぐの間、災害で避難する間など、ケージを必要とする時期もあり得ます。念のため用意しておくと良いでしょう。
ケージの大きさは、子猫やシニア猫向けには高さ1.2m以下のもので十分です。成猫用には、高さ1.2m以上、幅1m以上のものを用意しましょう。
材質や構造によっては、軽量で移動させやすいケージや折り畳み可能なケージもありますので、用途に照らして比較検討してみてください。
また、猫は隠れやすく狭い場所を好むため、箱型や屋根つきのベッドがあれば安心します。人があまり通らない落ち着いた場所に、ベッドになりそうな場所を作ってあげると、室内でもストレスなく過ごせます。
トンキニーズは、短い被毛が全身にピタリと張り付くように生えている短毛種です。このため、毛玉はできにくく、ブラッシングは必須ではありません。
ただし、健康チェックやスキンシップを兼ねた適度なブラッシングは、毛のツヤを美しく保つのに有効です。抜け毛対策にもなります。
頻度は、通常週1~2回。換毛期はやや頻度を上げて、週3回を目安に行うと良いでしょう。
おすすめの猫用ブラシ
トンキニーズは短毛種なので、基本的にシャンプーは不要です。外出後などで汚れたときなど、シャンプーが必要になった場合は、ぬるめのお湯で手早く洗いましょう。
シャンプーをするときは、まずスリッカーブラシで全身をブラッシングして、抜け毛と汚れを落とします。続いて、ぬるま湯で全身を濡らし、シャンプーで洗います。
洗ったあとは、皮膚にシャンプーが残らないようしっかりとすすいでください。すすぎ後はタオルでよく拭き、ドライヤーを静かにあてて完全に乾かします。
水を嫌ってシャンプーができないときは、ホットタオルで全身をやさしく拭くだけでもシャンプーの代わりになります。
トンキニーズが食べるものは、成長ステージによって異なります。
生後4~6週までは猫用ミルク、続いて離乳食専用の缶詰から子猫用フードをふやかしたものへと移行し、2、3カ月以降の成長期には比較的高カロリーの子猫用フードを与えます。1歳から7、8歳くらいまでの時期は成猫用フードを与え、それ以降はシニア用フードを与えましょう。
フードを選ぶときのポイントは、動物性たんぱく質を多く含むフードを選ぶことと、炭水化物が少ないものを選ぶことです。
トンキニーズは、筋肉質で運動量が多い猫です。よく動き、よく食べるので、「総合栄養食」と記載されているキャットフードの中でもタンパク質が多く含まれているものを選びましょう。もっとも、タンパク質の過剰摂取は肥満の原因になりますので、しっかりと運動量を確保してエネルギーを消費させてください。
炭水化物も肥満の原因になります。特に、穀物は肥満だけでなくアレルギーの原因にもなりやすいため、トウモロコシ粉や小麦粉といった穀物の含有量がなるべく少ないものを選びましょう。穀物不使用の「グレインフリー」のキャットフードが理想的です。
おすすめのキャットフード
トンキニーズの食事の量は、キャットフードのパッケージの表示とトンキニーズの体重をもとに、1日の量を決めて与えます。
食欲旺盛なのでついたくさん食べさせたくなりますが、肥満には要注意です。1歳を過ぎて体格が出来上がってきた頃の体重維持を目標に、食事量と運動量を調節して肥満を防ぎましょう。
食事の回数は、生後3カ月頃までは一日3~4回、生後3、4か月から1歳までは2~3回、1歳から7、8歳頃までは1~2回、それ以降は2~3回を目安に与えましょう。
トンキニーズは、遺伝子疾患の多いサイアミーズ(シャム)とバーミーズの交配種であることから、遺伝子疾患に配慮してブリーディングが慎重に行われた結果、非常に健康で丈夫な猫種へと改良されています。もっとも、肥満が原因の糖尿病や、シニア期にかかりやすいいくつかの病気には注意が必要です。
トンキニーズには動物性タンパク質を多く含む食事が適していますが、摂取しすぎたり運動量が不足したりすると、肥満が原因の糖尿病にかかってしまいます。
肥満だけでなく過度なストレスも、インスリンの効果を阻害して糖尿病をひき起こします。食事量や運動量を調節して、糖尿病を防ぎましょう。
糖尿病の典型的な症状は、多飲多尿です。病気が進行すると、嘔吐や下痢、黄疸(おうだん)などの症状が見られます。また、膀胱炎や外耳炎などの感染症にかかりやすくなったり、合併症を発症したりすることもありので注意が必要です。
肥満猫が急激にやせたり衰弱したりするときや、多飲多尿になったときなどは、糖尿病のおそれがあります。糖尿病の治療にはインスリン治療や厳密なカロリーコントロールが必要ですので、すぐさま医師に相談しましょう。
尿路結石も、トンキニーズがかかりやすい病気です。尿路結石は、本来弱酸性の尿がアルカリ性や酸性になって結晶化し、尿路に詰まる病気です。
尿が出にくかったり、血尿を伴っていたりする場合は、尿路結石の可能性が高いです。尿中にざらざらした異物やキラキラした結晶が見られることもあります。
尿路結石は、ふだんあまり鳴かない猫でも苦しそうな呻き声を出してしまうほど激痛を伴うものです。尿を中性~弱酸性に保つことが重要ですので、しっかりとした水分補給、ウェットフードの採用、ミネラル分を抑えた消化の良いフードの選定などで予防を心がけましょう。
美しい短毛が特徴的なトンキニーズですが、脱毛や体をかく仕草が目立つときは皮膚疾患を疑ってみてください。
代表的な皮膚疾患としては、ノミアレルギー性皮膚炎や、同じ場所をなめつづけることで炎症を起こす舐性(しせい)皮膚炎、皮膚に細菌が侵入して化膿する膿皮(のうひ)症などが挙げられます。また、シニア猫になると、皮脂が分泌されにくくなってフケが出やすくなることもあります。
ブラッシングやスキンシップの際に、皮膚の状態にも目を配るようにしてください。
人懐っこい性格とアーモンド型の可愛らしい目で、飼い主の心を掴んで離さないトンキニーズ。
すべらかで体にピッタリ張り付いた短毛は、さほど手入れせずとも美しさが保たれます。
比較的長生きする猫なので、適切な食事と十分な運動量を確保して、健康を維持してあげましょう。