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ラガマフィンはどんな猫? 飼い方や性格、食べる餌などを紹介します

スタッフ

カインズ How to ペット編

カインズ How to ペット編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」のペット関連のコンテンツを文字起こししています。

抱っこされるのが好きな、甘えん坊の猫を飼いたいと思っていませんか?

そんな方には、ラガマフィンがおすすめです。ラガマフィンはおとなしい性格で、ぬいぐるみのように愛らしい姿から、「猫のテディベア」とも呼ばれています。

そこで今回は、ラガマフィンの特徴や飼い方を紹介します。初心者でも育てやすい猫種なので、ぜひパートナー候補として検討してみてください。

ラガマフィンはどんな猫?

ラガマフィン

ラガマフィンとラグドールの親戚

ラガマフィンは、ラグドールを基本として、ペルシャ猫やヒマラヤンと交配して作られた猫種です。そのため、ラグドールとの共通点も多いですが、毛色で見分けられます。

ラグドールの毛色は、「ブルー」「こげ茶色」「ライラック」「チョコレート」の4種類です。一方のラガマフィンは、あらゆる毛色や模様が認められています。

「ロング・アンド・サブスタンシャル」に分類される

猫の体型は大きく分けて6種類に分類されます。ラガマフィンはその中でも一番大きい種類である「ロング・アンド・サブスタンシャル」タイプに分類されます。

ロング・アンド・サブスタンシャルとは、他の5つのタイプに当てはまらない、長くてがっしりしたタイプの猫です。ラガマフィンの他に、メインクーンやノルウェージャン・フォレスト・キャットなどがいます。

ラガマフィンは、筋肉質でガッチリした体格で、全体的に丸みを帯びています。頭部はやや幅広で、丸みのあるくさび型をしており、ややつり上がった大きな瞳と短めのマズルが特徴です。

ラガマフィンの大きさ・体重

ラガマフィンは一般的にメスよりもオスのほうが体が大きく、オスの成猫の体重が6~9kg、メスの成猫の体重が4~7kgまで成長します。体高は、40~60cmほどです。

大きくなるラガマフィンも、生後1年くらいまでは他の子猫と変わりません。生後6ヶ月くらいからは成長がゆっくりになり、成猫になるまでに3~4年かかります。

ラガマフィンの毛色・模様

ラガマフィンの被毛はふわふわなミディアムロングで、シルクのようになめらかです。

毛色は白系の体毛を基調として、顔や耳、足、しっぽなど体の先端に色が入ります。色のバリエーションが非常に豊富なことから、「カラフルラグドール」とも呼ばれています。

毛色だけではなく、瞳の色もバリエーション豊富なので、いろいろな見た目の仔からパートナーを探すことができます。

ラガマフィンの寿命

ラガマフィンの平均寿命は11歳~14歳程度です。猫の平均寿命が12歳~18歳なので、平均よりやや短命と言えます。

ちなみに、猫の11歳は人間でいうと60歳、猫の14歳は人間の72歳くらいです。

ラガマフィンの性格と飼い方

ラガマフィン

ラガマフィンの性格

ラガマフィンは、おとなしく、のんびりしていますが、甘えん坊な性格です。

普段はとてもおとなしいため、ほとんど鳴くことはありません。鳴いたとしても鳴き声が小さいので、マンションやアパートでも飼いやすい猫といえます。

普段はおとなしい仔でも、好奇心が旺盛でいたずら好きな一面を持っています。ひとりで遊ぶことも好きですが、一緒に遊んであげるとよいでしょう。子供とも仲良く遊ぶことができます。

また、甘えん坊な一面もあり、遊びをおねだりしてくる仔や、常に飼い主のそばから離れない仔もいます。抱っこが好きな仔も多いので、存分に可愛がってあげてください。

ラガマフィンの運動量・遊ばせ方

おとなしい性格の仔が多いラガマフィンは、運動不足になりがちです。そのため、猫種の中でも太りやすい傾向があります。

肥満になると、ケガや病気のリスクが上昇してしまうので、運動不足にならないために、1日10分でも良いので遊んであげましょう。

ラガマフィンのベッド・ケージ

ラガマフィンは大型の猫のため、通常の猫より広めのスペースが必要です。基本的には室内で自由に走り回れる環境を用意し、ケージを使う時間は最低限にします。

日中は寝て過ごすことが多いので、ベッドを用意してあげると良いでしょう。

ラガマフィンのお手入れ

ラガマフィン

ブラッシングの頻度

ラガマフィンは、ふわふわなミディアムロングの被毛なので、抜け毛が多いと思われがちです。しかし、換毛期以外はそれほど抜け毛が多くないため、他の長毛種よりもお手入れが簡単です。

ただし、ブラッシングをしないと、グルーミングによって大量に毛を飲んでしまうこともあります。また、毛玉ができてしまうこともあるのでブラッシングは重要です。1日1回を目安にブラッシングをしてあげましょう。

ブラッシングによって、抜け毛を飲み込む量が減りますし、部屋に散らばる量も減ります。

ラガマフィンのシャンプー

基本的に猫はシャンプーをしなくても問題ありませんが、シャンプーをすると余分な抜け毛を取り除くことができます。

シャンプーの頻度は多くても月に1回程度にしましょう。シャンプーの前後には必ずブラッシングをします。

ラガマフィンの食事

ラガマフィン

ラガマフィンが食べるもの

ラガマフィンは筋肉質でガッチリした体格なので、動物性のタンパク質が豊富な食事を用意しましょう。

また、毛が長く毛球症になることがあるので、毛球の排出をサポートする成分が入っているキャットフードを選ぶようにします。自分で食事を作る場合は、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維を増やすと良いでしょう。

ラガマフィンの食事の量・回数

一般的な猫は、1歳~1歳半になると成猫になりますが、ラガマフィンは3~4年かけて成猫の大きさになります。体を作るために、4歳までは多めに上げても問題ありません。

ただし、運動不足で太りやすい猫種なので、成猫になったら餌のあげすぎは禁物です。1日1回でドカ食いさせるよりも、1日4~6回に分けて少しずつ与えるようにしましょう。

ラガマフィンの病気・ケガ

毛球症

ラガマフィンは毛が長いので、グルーミングによってたくさんの毛を飲み込んでしまう可能性があります。飲み込んだ毛は通常、体外に排出されますが、体内にたまってしまうと、毛球症になってしまいます。

毛球症になると食欲不振や便秘などの症状が出ます。毛球症にならないために、毎日のブラッシングを心がけましょう。

尿結石

ラガマフィンは、尿結石にかかりやすい傾向があります。尿結石は、尿管や膀胱、尿道などに石や砂ができる病気です。

尿結石ができると、血尿や頻尿になったり、排尿時に痛がることもあります。

肥大型心筋症

ラガマフィンは多種との交配によって、先天的な病気にはかかりにくい猫種になりました。しかし、ラグドールと同様に肥大型心筋症にかかりやすい傾向があります。

肥大型心筋症は、心臓に血栓ができて動脈が詰まってしまう病気です。肥大型心筋症になると、呼吸が荒くなり、呼吸困難で心停止してしまうこともあります。呼吸が荒くなったらすぐに、動物病院へ連れていきましょう。

まとめ

ラガマフィンはラグドールと似ている、比較的大型の猫種です。オスの成猫であれば9kg以上に成長することもあります。

性格はおとなしく、のんびりしていますが、甘えん坊な一面もあります。子供とも仲良く遊ぶことができ、鳴き声が小さいので、集合住宅でも飼いやすい猫種です。

おとなしい性格なので、運動不足になりがちで、太りやすい傾向があります。餌のあげすぎには注意し、遊ぶことが好きなので毎日遊んであげましょう。

ブラッシングはなるべく毎日行い、余分な抜け毛を取ってあげます。毛球症にならないために、毛玉ケアのキャットフードを用意すると良いでしょう。

初心者でも育てやすい猫種なので、ぜひパートナー候補として検討してみてください。

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