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カラフルな花で私たちの目を楽しませてくれるプルメリア。南国ではレイに使われることの多い花で、人をリラックスさせるような良い香りがするところも魅力です。
元々は暖かい地域が原産の植物ですが、日本でも育てることができます。ただし、屋外で冬を越すのは難しいので、室内に入れるなどの工夫も必要です。
ここでは、プルメリアの育て方を詳しくご紹介。苗からの育て方や、冬越しの方法、水やりの注意点や、挿木で増やす方法などを詳しく解説します。
プルメリアは、中南米、カリブ海諸国が原産の、キョウチクトウ科インドソケイ属の植物です。白、赤、ピンク、黄色など様々な色の花を咲かせ、約300種類のプルメリアが確認されています。
プルメリアの花には芳香があり、タヒチ、フィジー、ハワイ、ニュージーランドなどの太平洋の島々ではレイにも使われています。
カラフルでかわいらしい見た目に反して、プルメリアから出る白い樹液には毒性があり、触らないように気をつける必要があります。
プルメリアは種から育てることもできますが、花が咲くまでに時間がかかります。そのため、苗から育てるのが一般的です。植え付けの時期は4~6月が適しています。
中南米が原産の植物のため、寒暖差の激しい日本では地植えで育てるのは難しく、寒い時期は室内にとりこめるように、鉢植えで育てることをおすすめします。
プルメリアは暖かく日当たりのいい場所を好みます。日当たりが足りないと、花が咲かなくなってしまうので、春から秋の生長期はたっぷりと日に当てましょう。
プルメリアは暑さに強い植物ですが、湿度の高い場所は苦手です。そのため、なるべく風通しのよい場所で管理するようにしましょう。
プルメリアは気温が15℃を下回ると生長が止まり休眠期に入ります。15℃を下回る前に、鉢を室内に移動して、よく日の当たる風通しの良い場所で冬越しをしましょう。
なお、冬の間の日光に当てる量が少ないと、次の年に花が咲きにくくなることがあります。室内で冬越しさせる際も、生長期と同じく、よく日に当てましょう。
プルメリアは乾燥に強いので、春から秋は土が乾いてから水をあげましょう。土の表面が白っぽくなってきたら水やりのサインです。プルメリアは加湿に弱く根が腐りやすいので、水のあげすぎに注意しましょう。
冬場は生長が止まり水をあまり吸わなくなるため、水やりは月に数回にしましょう。
プルメリアは、必要のない水分が土の中に残っていると、根腐れをおこしやすくなります。そのため、水はけのよい土で育てることが大切です。水はけのよい土であれば、もし水をやりすぎてしまっても、すぐに土が乾いてくれます。
おすすめは市販の培養土です。自分で調合する場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜて使うとよいでしょう。
プルメリアは、春から秋の生長期に肥料を与えるのが効果的です。
肥料を選ぶ際は、リン酸の多い肥料を選ぶようにしましょう。リン酸には花の生育を促進する作用があるため、リン酸の入った肥料を使用すると、丈夫な花がたくさん咲きます。
プルメリアを剪定せずに放っておくと、背が高くなりすぎます。冬越しのために室内に入れるタイミングか、春に鉢を外に出すタイミングで剪定を行いましょう。
剪定は、葉が重なっているところや先端が枯れている部分から行い、全体のバランスを整えます。こうすることで、切り口から新芽も出てきます。
プルメリアの枝を切ったり折ったりすると、白い樹液が出てきます。この樹液には毒性があるため、注意が必要です。
樹液に触れると皮膚炎になったり、誤って口にしてしまうと嘔吐、不整脈、心臓麻痺など恐ろしい症状が出たりすることがあります。
そのため、剪定する際は手袋を必ず着用し、樹液に触らないように注意しましょう。
プルメリアの植え替えは、2年に1回を目安に行いましょう。植え替えの時期は4月~6月頃が適しています。
土が古くなると水はけが悪くなり、プルメリアの天敵である余計な水分がたまりやすくなります。根腐れを起こさないために、定期的な植え替えを行いましょう。
プルメリアは挿し木で増やすことができます。挿し木は、4~6月頃に行います。
まず、プルメリアの枝を10〜15センチ程度の長さで切り、切り口を数時間水につけます。次に、水はけのよい土を入れた鉢に、水につけていたプルメリアの枝を挿します。
枝を挿した鉢は、明るく風通しのいい日陰に置いて、土が乾燥したら水をあげましょう。約1ヶ月ほどで根が出てくるので、その後は他のプルメリアと同じように育てましょう。
プルメリアのかかりやすい病気のひとつに「さび病」があります。湿度が高く風通しの悪い場所で育てているとかかりやすく、葉っぱに茶色の斑点ができます。
プルメリアがさび病にかかったら、病気にかかった葉をすべて摘み取ります。また、病気に感染して落ちた葉はすべて捨てましょう。
さび病は胞子が飛んで感染する病気なので、その予防として、水をあげる際にプルメリアの葉にも水をかけて洗い流すことをおすすめします。
プルメリアにつきやすい害虫は、ハダニやアブラムシです。極度に乾燥した、または湿度の高い場所で発生しやすいので、プルメリアを育てる際は日当たりと風通しのいい場所を選びましょう。
ハダニやアブラムシが発生してしまったら、殺虫剤を散布するか、鉢全体に水をかけて虫を洗い流しましょう。日ごろの水やりの際に葉にも水をかけたり、霧吹きで水分を与えると予防になります。
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