八百屋歴10年のプロが指南。新鮮でおいしい産直野菜を選ぶコツ
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みなさん、こんにちは! 発明家のカズヤシバタです。
三度の飯より発明が大好き。なぜか、どこの企業も作らない“とても役に立つ”発明品を日夜作り続けています。アイデアを練る場所は、もちろんホームセンター。初見の店舗で、目的の品がどこにあるかを当てるのが特技です。
ということで、今日も“役に立つ”発明をしていきましょう。Let’s invent!
* * *
最近、自宅で過ごす時間が増えたので、南国リゾートを想像しながらトロピカルジュースを飲む日々を送っています。
嘘です。ここはアパートのベランダ、あまり南国気分にはなれません。
何か工夫をして、もっと南国感を出せないでしょうか?
そんな時、私の頭に浮かんだのは、南国セレブが大きな葉で美女に扇がれている風景です。やさしい南国の風は、きっと都会の雑踏を忘れさせてくれるはず。
この際、富や南国美女は置いておいて、大きな葉を使った扇風機として作ってしまいましょう。
まずは設計。
モータの回転が往復運動に変換される「クランク機構」を使って葉を動かします。丸棒にすべての部品を固定することで、少ない部品で作ることができ、後で改造がしやすくなるように工夫しました。
あの大きな南国の葉はバナナの葉のようです
これを、「Fusion 360」という3D設計ソフトを使って図面に起こします。
設計時は大体いつもこんな感じです
設計ができました! 南国扇風機には、大きく分けて3つのパーツがあります。
すでに南国要素が薄れてきている気もしますが、先へ進みましょう
まずは材料の買い出しへ。
今回はカインズ東大阪店にやって来ました
カインズ東大阪店には豪華なDIYスペースがあります。
建物自体がDIYを全力で推してくる
3Dプリンタからレーザーカッター、ShopBot(木の板を自由な形に切る機械)もあります。今度使ってみよう。
カートの上で図面を写しながら部品を選定していきます。
部品を間違えないようにするためではなく、見た目のプロっぽさを重視している
さて、最終的に集めた部品はこちら。
各部品を、ガーデニングコーナーにあった杭に取り付けていきます。杭を固定する土台は、水を中に入れるタイプのパラソルベースにしました。
バナナの葉は長さが120cmある。デカい
そのほかの部品も加工していきましょう。木の杭に取り付ける部品を3Dプリンタで作ります。
部品のプリント1回に8時間くらいかかる。動作音は子守唄だ
3Dプリントパーツは、こんな感じに完成。青色の可動部品には、精度と密度が高い光造形3Dプリンタを用いました。
作った部品を組み立てていきます。
バナナの葉は上下から3Dプリント部品で挟み込む
ほかの部品も挟み込みネジで固定
稼働部分の部品は、接着剤で軸に固定する
ガーデニング用の杭に部品を取り付け
モータや金具、電気部品もネジで固定
配線をハンダ付け&ネジ固定して、
最後にバナナの葉とジョイントパーツを取り付ければ完成!
完成!!
思ったよりも無機物感が出てしまい、少し悲しさを誘いますが、動きは良いはず。