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ぬいぐるみを自宅で洗う方法。ふんわり仕上げるコツや手洗い・洗濯機それぞれについて解説【クリーニング研究家監修】

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ハナ

ハナ

おうちクリーニング研究家。ホームクリーニング歴15年。洗濯に特化したブログ『洗濯ラボノート』運営のほか、さまざまなメディアへの出演や執筆活動を行う。

ぬいぐるみは、実はとても汚れている!

子どもとぬいぐるみ

綺麗なようで実は汚れているぬいぐるみ

思い出の詰まったぬいぐるみとは「ずっと一緒にいたい!」と願う人も多いですよね。でも実は、ぬいぐるみは何年も洗っていないとホコリや手垢、ダニなどの宝庫になっている可能性が高いのです。健康のことを考えると、定期的に洗濯して清潔に保ちたいもの。

とは言え、ぬいぐるみって洗えるのでしょうか? しかも、自宅で洗濯するなんて、可能なのでしょうか?

そんな、ちょっと謎めいた「ぬいぐるみの洗濯」について、おうちクリーニング研究家のハナさんが解説。ぬいぐるみを自宅で洗濯する方法やコツについて、詳しく教えてくれました!

「自宅で洗えるぬいぐるみ」とは?

こんにちは。おうちクリーニング研究家のハナです。「ぬいぐるみを自宅で洗う」をテーマに、解説していきますね!

まず、ぬいぐるみが家庭で洗えるのかどうか。この判断については、ぬいぐるみに付いている洗濯表示タグで確認するのが第一です。洗濯表示に「水洗い可」または「手洗い」マークがあれば、自宅で洗濯できます。

旧マーク 新マーク マークの意味
洗濯機使用可 洗濯機使用可新マーク 洗濯機使用可。
数字は上限温度を指し、左のマークは「40度以下の水温で洗える」という意味。
ウール洗いコース推奨旧マーク ウール洗いコース推奨新マークウール洗いコース推奨新マーク 洗濯機使用可。
ウール洗いコース推奨です。
手洗い旧マーク 手洗い新マーク 手洗い可。
洗濯機では洗えません。

※日本国内の洗濯表示マークは2016年12月から新しくなりました

「自宅で洗えないぬいぐるみ」の見分け方と、洗えない理由

洗濯表示タグが付いてない場合は、以下のチェック項目を参考に、洗濯をするかどうか判断してください。もし、自宅での洗濯が難しいなら、一度クリーニング店に相談してみるとよいでしょう。

洗えないぬいぐるみ 洗えない理由
色落ちしやすい素材でできている 白い布を濡らして指に巻き、ぬいぐるみに軽く押し付けてみましょう。白布に色が付くなら色落ちしやすい素材なので、洗濯はあきらめたほうがよいでしょう。
大きすぎる 容量10Lくらいのバケツに入らないほど大きなぬいぐるみは、洗濯を避けましょう。濡れると重くなり、洗濯槽で脱水ができないからです。脱水が十分できないと乾燥にも日数がかかり、カビが発生する恐れがあります。
アンティーク(古いもの) 古いぬいぐるみは生地や糸が劣化していて、洗濯に耐えられない可能性があります。
接着剤が使われている ぬいぐるみに使われる接着剤は水性が多く、水で洗うと溶けてしまって、目や口などのパーツがなくなる事態に陥ることも。洗うのは避けたほうがよいでしょう。
取れそうなボタンがある ぬいぐるみ本体が洗える洗濯表示になっているなら洗濯可能。取れかかっているボタンは洗濯前に一度外し、洗濯後に付け直すようにしましょう。
革やリアルファーが使われている 人用のシャンプーやボディーソープなどで洗えなくもないのですが、シミや風合い劣化の原因になる恐れが。こうした素材の場合はクリーニング店に相談するのがおすすめです。
機械や金属が入っている 動く機能付きのぬいぐるみなど、内部に機械が入っているものは洗濯不可。ジョイント部分に金属が使われているものも、サビの原因になるため洗うのは避けましょう。
中綿が水に強くない素材でできている ぬいぐるみの中綿がスポンジ状のポリウレタンの場合は、水に弱いため洗えません。
素材がわからない 洗剤や洗い方を正しく選べないので、洗わないほうが無難です。

ぬいぐるみを洗う前の下準備

自宅で洗えるかどうかの確認ができたら、次はいよいよ洗濯です。まず、洗う前に次の6つの道具を用意します。とくに洗剤については「おしゃれ着用」の中性洗剤を選ぶのが、ぬいぐるみをフワフワに洗い上げるコツです。

ぬいぐるみ洗濯のための道具6つ

  • バケツなどの容器
  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 柔軟剤
  • 洗濯ネット
  • バスタオル
  • 洋服ブラシ(柔らかいもの)

ブラッシングでホコリを落とす

道具がそろったら、洋服ブラシでぬいぐるみをブラッシングしてホコリを落とします。ひどい汚れがあれば、おしゃれ着用中性洗剤を原液のまま付けて、軽くなじませておきます。このひと手間で、洗い上がりの美しさがぐっとアップしますよ。

あらかじめ付属品は外しておく

そのほかには、ぬいぐるみの付属品のうち、リボンや洋服などの外せるものを外します。これで下準備が完了。ぬいぐるみを洗う手順へ進みましょう。

ぬいぐるみの洋服

着脱式の洋服など、ぬいぐるみの付属品は外しておきます

ぬいぐるみを手洗いする手順

ぬいぐるみを洗う

まずは優しくなで洗いし、30分ほどつけ置き

ぬいぐるみの手洗いは、洗濯機で洗うのと比べても、意外に難しくはありません。脱水には洗濯機を使うのもおすすめです。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

  1. バケツなどに水を溜め、規定量のおしゃれ着用中性洗剤を溶かします。下準備を終えたぬいぐるみを入れ、優しくなで洗いし、30分ほどつけ置きします。
  2. バケツの水を何度か交換し、すすぎます。ぬいぐるみを揺らしつつ、泡がなくなるまでしっかりすすぎましょう。
  3. ぬいぐるみから泡が出なくなったら、バケツに規定量の柔軟剤と水を入れ、さらに10分ほどつけ置きします。
  4. バスタオルでぬいぐるみを包み、優しく押して水分を抜いていきます。洗濯機の脱水機能を使う場合は、タオルに包んだぬいぐるみを洗濯ネットに入れて脱水しましょう。脱水時間は最小単位に変更。脱水時間の変更ができない場合は、脱水が高速回転に入ってから30秒ほど回して、手動で終了させます。

ぬいぐるみを洗濯機洗いする手順

ぬいぐるみを洗濯機で洗濯する手順もご紹介します。縦型洗濯機でもドラム式洗濯機でも、手順は同じです。

  1. 下準備を終えたぬいぐるみを洗濯ネットへ入れます。
  2. 洗濯機のモードを「手洗いコース」もしくは「ドライコース」に設定して、規定量のおしゃれ着用中性洗剤を投入し、脱水時間を最小単位に変更して洗濯スタート。
  3. 脱水時間が変更できなかった場合は、コースの途中、脱水が高速回転に入った後に30秒ほど回してから、手動で終了させます。
ぬいぐるみを洗濯ネットに入れる

洗濯機で洗う場合は、必ず洗濯ネットを使いましょう

ぬいぐるみを干す手順

洗濯が終わったぬいぐるみには、ヨレや歪み、毛並みの乱れが生じています。干す前に、これらの乱れを軽く整えておきましょう。毛足が短いぬいぐるみなら、濡れている状態でブラッシングを。毛足が長いぬいぐるみは、濡れた状態でブラッシングすると毛が切れやすくなるので、乾いてからブラッシングするとよいでしょう。

干す時は、浴室乾燥機能を使うのが一番のおすすめ。また、外で陰干しにするのもよいでしょう。外干しの場合は、しっかり乾くまで2日ほどかかるので、雨が2日以上降らない日を選んでください。平干しネットに置くか、洗濯ネットに入れてネットごと吊るしましょう。いずれの方法でも「完全に乾くまでしっかり乾燥させる」のが大事です。

浴室乾燥機能

ぬいぐるみ干しには浴室乾燥機能を使うのがおすすめ

ちなみに、洗濯乾燥機による回転式タンブラー乾燥はNG。型崩れの原因になるので避けてくださいね。

ぬいぐるみの洗濯頻度はどのくらいがベスト?

ぬいぐるみは型崩れしやすいため、洗濯頻度はできるだけ少ないほうがよいです。

ダニなどの発生を抑えるためには、敏感肌のお子さんが触るようなぬいぐるみなら、洗濯は年2、3回くらいが目安。とくに敏感肌ではないなら、汚れが気になった時に除菌シートで拭くくらいが無難です。

もし、ダニが気になるなら、夏場に黒いポリ袋に入れて、2~3時間ほど天日干しをしてみましょう。ポリ袋内の温度が上がり、高温と乾燥に弱いダニを死滅させることができますよ。

コインランドリーや専門業者にぬいぐるみ洗濯を頼む場合

コインランドリー

コインランドリーはぬいぐるみ洗いには不向き

大きいぬいぐるみは「コインランドリーなら洗えそう!」と思うことがあるかもしれません。でも、残念ながらコインランドリーはぬいぐるみを洗うには不向きです。理由は、設定を細かく決められないこと。また、ほかの洗濯物と一緒に入れると型崩れするので、ぬいぐるみ単体で洗うことになり、思ったよりコストが高くつくためです。

一方、クリーニング店などの専門業者にぬいぐるみの洗濯を依頼するのはどうでしょうか。こちらは、代金の相場が2,000円ほど。コストはたしかにかかりますが、仕上がりの安心感が違いますよ。大事なぬいぐるみは、専門業者におまかせするのもよいかもしれません。

ぬいぐるみ洗濯の注意点

最後に、注意点をおさらいしてみましょう! まず「ぬいぐるみが自宅で洗濯できるかどうか」を冷静に判断することが大事です。洗濯表示タグや、先ほどご紹介したチェック項目を参考に考えてみてください。

また、自宅で洗濯する時は、いつもの洋服よりも念入りにすすぎや乾燥を行うことがポイントです。ぬいぐるみ内部に洗剤や水分が残ると、カビやシミの原因になってしまうためです。

完全に乾燥したかどうか見分けるには、洗う前にぬいぐるみの重さを測っておくとわかりやすいです。干した後の重さと事前の重さと比べると、水分がしっかり抜けたかどうかを確認できますよ。

ぬいぐるみを計量

洗う前にぬいぐるみの重さを計っておくと便利です

自宅で洗えるぬいぐるみは、あまり多くないかもしれませんが、洗えるものなら洗濯作業は簡単。ぜひ一度、挑戦してみてくださいね。洗濯で清潔に保つことで、大切なぬいぐるみとますます長く一緒にいられるといいですね!

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