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目次/ INDEX
ドッグフードには総合栄養食や療法食などの種類があり、選ぶ際は犬の年齢や体格、アレルギーの有無なども考えて選ぶ必要があります。
この記事ではドッグフードを正しく選ぶ際で押さえておきたいポイントについて解説し、おすすめの商品を10選ご紹介します。
ドッグフードには餌の目的や水分量に応じて様々な種類があります。初めて犬を飼われた方のなかには種類の多さに驚かれた方も多いのではないでしょうか?
そこで、ここではドッグフードを選ぶ際に押さえておくべき基本について解説していきます。
ドッグフードには一般食や療法食など様々な種類がありますが、基本的に与えるものは総合栄養食のものを選ぶようにしましょう。総合栄養食とはその餌と水だけで犬が健康を維持できるように栄養が調整されたフードのことです。
基本的にドッグフードといえば、この総合栄養食を指すことが多く、ジャーキーやビスケットなどはおやつに分類されています。
ドッグフードには含まれる水分量に応じてドライフード、セミモイストフード、ソフトドライフード、ウェットフードの四種類があります。
同じ総合栄養食でも含まれる水分量に応じて特徴が異なるため、合わせて押さえておきましょう。
ドライフードは含まれる水分量が最も少ないタイプのフードです。様々な成分を乾燥させて凝縮しているため、グラム当たりの栄養価が高く、カリカリとした食感が特徴です。
反面、水分をほとんど含んでいないので、与える際は水と一緒に与えてあげる必要があります。開封後は一か月程度日持ちします。
セミモイストフードは25~35%の水分を含んだフードです。粘土のような弾力のある食感をしており、水分量を保持するための湿潤調整剤が含まれていることもあります。
ソフトドライフードと合わせて半生フードと呼ばれることもあります。
ソフトドライフードは10~30%の水分を含んだフードです。ドライフードに加熱発泡処理を施しており、噛む力の弱った老犬でも食べやすい、柔らかい食感が特徴です。
水分量を保持するための湿潤調整剤が含まれていることもあります。
ウェットフードは水分を最も含んだフードです。水分を多く含むため、水をあまり飲まない犬の水分補給にも役立ちます。
ウェットフードは缶詰やレトルトパウチなどの密封容器を使用するため、賞味期限が三年程度日持ちしますが、開封後はその日のうちに使い切る必要があります。
犬は猫と比べると体格差の大きな動物であるため、ドッグフードを選ぶ際には粒の大きさも考慮してあげる必要があります。例えば、小型犬に大粒の餌を与えてしまうと、食べにくく、食器からぽろぽろと落としてしまいます。
逆に大型犬の場合も小粒の餌ではなかなか満足感を得られず、ストレスをためてしまいます。粒の大きさは必ずしも商品のパッケージに記載されているわけではありませんが、商品を選ぶ際には考慮するようにしておきましょう。
ドッグフードには全年齢用のものと成長段階ごとに栄養を調整したものの二種類があります。
全年齢のものが年齢を問わずに与えられるのに対し、成長段階に合わせて作られたフードはその成長段階において重要な栄養を豊富に含んでいるのが特徴です。
例えば、子犬用のものであるパピー用のフードには、子犬の成長に不可欠なたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれており、消化器官の未発達な子犬でも消化しやすいように作られています。
基本的には全年齢用のものと成長段階ごとのもののどちらを選んでも問題ありませんが、成長段階ごとのものは年齢ごとの代謝や病気の予防なども考慮して作られているため、一頭飼いをしている方は成長段階用のものを選ぶのがおすすめです。
多頭飼いをしている方は全年齢用のものを選ぶのが良いでしょう。
犬が体調を崩しているときには獣医師の診断に従って療法食を与えることもあります。療法食とは特定の病気に合わせて栄養が調整されたドッグフードのことで、健康に問題を抱える犬の健康維持に役立ちます。
療法食は特定の病気に合わせて栄養が調整されているので、与える際は、獣医師と相談することが必要になります。
ドッグフードには犬の症状に合わせたものもあります。特にアレルギーのある犬の場合は、それに合ったフードを選ぶようにしましょう。
例えば、市販のドッグフードには穀物や牛肉、グルテンなどのアレルゲンとなりやすい成分を含まないものや化学合成添加物未使用のもの、たんぱく質を一種類のみに限定したものなどもあります。
また、肥満気味の犬の場合はダイエットフードを選ぶことも必要になります。犬は食べられるときに食べる動物であるとも言われており、基本的には飼い主から与えられれば、与えられるだけ食べてしまいます。
いきなり量を減らしてしまうと、それ自体がストレスにもなりかねないため、低カロリーや低脂質のフードにしてあげるのがおすすめです。
ドライフードは空気に触れると酸化して味が落ちてしまいます。開封後は保存容器に入れるようにしましょう。専用の保存容器を活用すれば、虫や湿気の発生を防ぐこともでき、安全にフードを保存しておくことができます。
ただし、ウェットフードについては、水分を多く含む関係上、開封後は長く日持ちしません。開封後はその日のうちに使い切るようにしましょう。
これまでの解説を踏まえてカインズ厳選のドッグフードを10選ご紹介します。どの商品にも独自の魅力があるので、目的に合わせて選びましょう。
素材の味わいをそのままに、良質なたんぱく質やカルシウムなどをバランス良く配合した全成長段階用の総合栄養食です。
小魚以外にもチーズやチキン、ビーフ、野菜などが配合されており、長く、飽きずに与えられるものをお探しの方におすすめです。
ミネラル成分の粒を配合することで歯垢・歯石の蓄積をブロックし、室内犬で気になりがちな口臭をケアします。
腸内の善玉菌を増やすニュートリファイバーや良質なたんぱく質も配合されており、健康的な消化をサポートしてくれます。
授乳期の子犬に必要な栄養をバランス良く配合しており、母乳に近い成分で作られた調整乳です。
成分には腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖も配合されており、体調を崩しがちな子犬の健康維持をサポートします。妊娠中の母犬やシニア犬の栄養補給としても使用できます。
抗酸化成分であるビタミンEやβカロテンなどを配合することで衰えがちな老犬の免疫力をサポートして毎日の健康維持に役立ちます。
成分にはグルコサミンも含まれており、負担のかかりやすい関節の健康維持もサポートします。
消化にやさしいライスを主原料にお腹の健康維持に役立つオリゴ糖を配合した成犬用の総合栄養食です。
成分には便や尿の臭いの原因物質を吸着するユッカ抽出エキスも配合されており、清潔な室内環境の維持にも役立ちます。
肉を原料とした国産の成犬用総合栄養食です。ソフトな歯ごたえの粒に様々な栄養がバランス良く配合されており、そのまま与える以外にもドライフードにかけて使用することもできます。
従来製品より脂肪分を約28%、カロリーを約15%カットし、肥満傾向の成犬の健康維持をサポートします。
成分には高品質な自然素材を使用しており、豊富に食物繊維を含ませることでしっかりと満足感を与えます。
良質なミネラルやカルシウムなど必要な栄養をバラン良くとれる全成長段階用の総合栄養食です。
身体を作り、健康を維持するために必要なミネラルやビタミンがバランス良く調整されており、消化性に配慮した原材料が配合されているので、様々な年齢の犬に無理なく与えることができます。
ささみの角切りに軟骨の角切り、野菜を一緒にパックしたおやつです。成分には緑化エキスが配合されており、腸管内の内容物の臭いを吸着して糞や尿臭を和らげます。
身体にいいおやつをお探しの方におすすめです。
いぬのしあわせ プッチーヌ 超小型 成犬用
偏食や小食の多い超小型犬でも最後まできれいに食べられるように美味しさにこだわって作られたフードです。
脱酸素剤パック入りの分包タイプなので、作りたての美味しさを長く楽しめます。
ドッグフードへの食いつきが悪いときには電子レンジで温めてあげるのもおすすめです。犬は人間ほど味覚が発達していないため、餌を食べるときには、匂いの良さを重視しているとも言われています。
電子レンジで40度前後になるように温めてあげることで、香りがより際立つようになり、食べやすくなる効果が期待できます。
また、老犬の場合は噛む力が衰えているため、これまでのドッグフードを上手く食べられないということもあります。その際は、「シニア犬用」や「老齢犬用」と書かれたフードに切り替えてあげるようにしましょう。
ドッグフードを選ぶ際は総合栄養食を与えるのが基本です。総合栄養食は犬が一日に必要とする栄養がバランス良く含まれており、犬の健康維持に役立ちます。
また、フードを選ぶ際は、餌に含まれる水分量や粒の大きさ、成分表示なども考慮して選ぶ必要があります。
特にアレルギーがある犬の場合はアレルゲンとなりやすい成分を含まないものや化学合成添加物未使用のものを選ぶようにしましょう。