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力を使わないので女性にも易しい結び方
「南京結び」は、建築資材や大型家具をトラックの荷台に乗せるときに活躍するロープの結び方。
重い荷物をトラックに積む場合は、ロープを引き締めながらしっかりと固定することが大切です。「南京結び」なら振動で緩みにくく、長さの調節もしやすいので、トラックドライバーの間では基本的なロープの結び方の1つになっています。
今回は、実際に軽トラックの荷台に木材を固定していく様子を画像や動画で徹底解説します。難しく感じられるかもしれませんが、力を使わないので女性にも易しい結び方なので、ぜひコツを掴んで覚えてみてくださいね。
木に巻きつけてあるロープと先端で大きな輪を1つ作ります。
次に、先端側のロープを使って小さめの輪っかを作り、2つの輪を作ります。
2つ目に作った小さな輪を大きな輪のロープの上側にくるようにのせます。
大きな輪のロープの左側を使用して、小さな輪に2回巻き付けます。
1回目は普通に巻きつけていき、
2回目は1回目に巻いたロープの右側へ巻き付けます。
上のように、バツの字に交差していれば成功です。
次に、残っている大きな輪を1回まわし、八の字を作ります。
作った八の字の下の穴に手を通し、先端側のロープを掴みます。
掴んだロープを手前に引き寄せ、穴を作ります。
新たに作った穴をトラックの荷台のフックへ引っかけます。
先端側のロープを手前に引いていき、しっかりとテンションを掛けるために足で踏んでいきます。
しっかりとテンションが掛かったら足を外して、ロープの先端が上にくるようにして輪っかを作ります。
作った穴に、トラックの荷台のフックに引っ掛けてしっかりと引き締めます。
2回同じことを繰り返します。再び、ロープの上に先端がくるように穴を作り、フックに引っかけます。
そして、強く引き締めます。
今回はロープが長いので先端が上のように余っていますが、長さが短い場合やギリギリの場合は、ロープの先端をロープの隙間に入れるようにすると上手く収まります。
これで、「南京結び」の完成です!
トラックの走行中にほどけないよう強く締め付けましょう
「南京結び」で大切なポイントは、ロープの張りの強さ。ロープが緩くなっていないかどうか確認を入念に行い、トラックの走行中にほどけないよう強く締め付けましょう。
ちなみに、トラックの積荷などに有効な結び方は、力を使わず女性でも頑丈に結べる「南京結び」のほかに、複数の荷物をまとめて固定できる「輸送結び」、増し締めができるので長時間の運搬も可能な「もやい結び」の主に3種類があるんですよ。
いかがでしたか? お引越しなどでトラックに荷物を固定するときに役立つ「南京結び」。皆さんもぜひご活用くださいね。