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毎朝の準備に欠かせないトースター。実は近年ではこれまでにない盛り上がりを見せており、独自の調理機能を持った商品が数多く登場しています。
この記事ではオーブントースターの選び方や正しい設置の仕方、食パンを美味しく焼くコツについて解説します。
オーブントースターを選ぶ前に、まずはトースターの種類を押さえておきましょう。トースターには大きく分けて三種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
場合によってはオーブントースター以外を選ぶのも良いでしょう。
ポップアップ型は、上からパンを差し込んで焼くタイプのトースターです。ポップアップ型のトースターは熱源と食パンの距離が近く、パンに含まれる水分が失われにくいのが特徴です。
内側はふっくら、外側はパリッとした食感に仕上がるので、シンプルに美味しいトーストだけを食べたい方におすすめのタイプです。また、ポップアップ型は操作が簡単なことも魅力です。
使用する際はスロットにパンを差し込んでレバーを下ろすだけであとは焼き上がれば、自動でパンが持ち上がる仕組みになっています。
細かな温度調整や時間調整が不要なので、どんな人でも美味しいトーストを作ることができます。ただし、ポップアップ型は基本的にジャムやチーズなどをトーストの上にのせて焼くことができません。トーストをアレンジして楽しみたい方は別のタイプにするのが良いでしょう。
オーブン型は庫内のトレーや網の上に食パンをのせて焼くタイプのトースターです。
オーブン型は温度調節や加熱時間を自分で調整して食パンを焼きます。操作にひと手間必要な分、トーストを好みの焼き加減に仕上げることができるので、好みの焼き加減のトーストを作りたい方におすすめです。
また、オーブン型はトーストの上に様々な食材をのせることもできます。チーズやハム、玉ねぎなど自分のお好みのものをのせたトーストを作れるので、最高のトーストを作りたい方にも良いでしょう。
さらに、オーブン型はトースト以外の調理にも活用できます。グラタンやピザ、揚げものの温め直しなどに対応しており、商品によっては専用の調理モードを搭載しているものもあります。
なお、オーブントースターとよく似た家電にオーブンレンジがありますが、この二つの違いは加熱の仕方にあります。
オーブントースターが食材の表面を加熱して焼き目を付けるのに対し、オーブンレンジは熱気と水蒸気を利用して食材の中まで火を通せるようになっています。
そのため、オーブントースターで調理をする際は、ローストビーフやローストチキンなどの調理に適していないことを押さえておきましょう。
トーストを挟んで焼き上げるホットサンドメーカーもトースターの一種と考えられることがあります。ホットサンドメーカーはハムや野菜などの具材をサンドして焼くことでホットサンドを作れる家電です。
他のトースターのように一度に複数枚を焼くことはできませんが、その分、様々な具材をサンドできる点が魅力で、商品によってはプレートを交換することでワッフルやドーナツ、焼きおにぎりなどを作ることもできます。
軽食を作る機会が多い方やお菓子作りが趣味の方はホットサンドメーカーを選ぶのも良いでしょう。また、ホットサンドメーカーにはコンセントにさして使用する電気式以外にもコンロの火を使用する直火式があります。
直火式にはパーツを分解してフライパンとして使えるものがあるので、キャンプの際の調理器具としても使用できます。アウトドアが趣味の方ならホットサンドメーカーが一つはあると良いかもしれません。
古くからあるトースターですが、実は近年ではオーブントースターがブームになっています。火付け役となったのは2015年に販売された高性能オーブントースターでした。
従来は販売価格数千円台が一般的だったトースター市場に販売価格2万円の高性能モデルが登場し、究極の一枚が焼けるモデルとして注目を集めました。
その後、各メーカーから独自の機能を持った様々な高性能モデルが販売されるようになり、近年のお家時間の増加なども相まってトースター市場はさらなる盛り上がりを見せています。
ここからはオーブントースターを選ぶときに注目してほしいポイントを5つに分けて解説していきます。
ポイントが分かれば、自分に合った商品像も見えてくるので、参考にしてみてください。
トースターを選ぶ際は同時に焼ける枚数を見ておきましょう。特にオーブントースターはサイズによって同時に焼ける枚数が異なります。
基本的に一人暮らしの方であれば、2枚用のもので問題ありませんが、ご家族で使いたい場合は、4枚同時に焼けるものがおすすめです。ト
ースターは焼ける枚数が増えるほど、サイズも大きくなってしまいます。サイズ次第では置き場所に困ってしまうこともあるため、適切なサイズを選ぶようにしましょう。
ただし、一人暮らしの方の場合でもトースターを調理用として使いたい場合は4枚用のものを選ぶのがおすすめです。
特に宅飲みやホームパーティなどで料理をする機会が多い方は、グラタンやピザを作りやすいように庫内の広さが十分なものを選ぶようにしましょう。
オーブントースターには電熱式やコンベクション式などいくつかの加熱方式があります。それぞれの加熱方式ごとにパンの仕上がりが異なるので、簡単に特徴を押さえておきましょう。
電熱式はオーブントースターで最も一般的な加熱方式です。電熱線を石英管で覆い、そこから出る放射熱で食材を加熱します。
電熱式はトーストの表面を加熱するため、水分が飛んでしまい、内側まで火を通すのは苦手ですが、カリッとした食感のトーストに仕上げることができます。
電熱式は価格の控えめなものが多く、販売されている商品の種類も豊富です。オーブントースターを初めて買う方や特にこだわりがない方は、電熱式のものが良いでしょう。
コンベクション式は循環ファンで熱の対流を起こして庫内の温度を一定に保ちながら加熱する方式です。食材に熱が均等に伝わるため、トーストの焼きムラ少なく仕上がるのが特徴です。
また、コンベクション式は油を使わないノンフライ調理やグリル調理に対応している商品も多く、機能に幅があるのが魅力です。その分、お値段は少し高めになりますが、料理が好きな方におすすめです。
遠赤外線ヒーターは遠赤外線で食材を加熱する方式です。食材を均一に加熱することで内側までしっかり熱の通った、カリッとした食感のトーストに仕上がります。内側までしっかり熱を通すことができるので、焼き芋の調理にも使用できます。
また、遠赤外線ヒーターの中でも特に高い熱伝導率を持ち、熱発生までの時間が短い遠赤グラファイトという加熱方式もあります。遠赤グラファイトは熱発生までの時間がかなり短く、食材に含まれる水分を保ったまま、しっとりした食感のトーストに焼き上げることができます。
遠赤外線式のものはどちらも高性能な分、値段も高くなりやすい傾向があります。家で焼き芋を楽しみたい方やトーストの食感にこだわりたい方におすすめです。
スチーム式は庫内にスチームを発生させてヒーターで加熱する方式です。スチームの力で食材の表面に水分の膜を張ることで外側がカリッと、内側はふんわりとした食感に仕上がります。
一方、加熱水蒸気式は水蒸気を100度以上に加熱して調理する方式です。水蒸気が食材に触れて水に戻ったときに発生する凝縮熱で食材を加熱することで、ヒーターを使わずに調理します。
水分を保ったまま、トーストを焼き上げられるので、外側はカリっと、内側はもっちりとした食感に仕上がります。ノンフライ調理や料理の温め直しにも対応しており、天ぷらの美味しさを保ったまま温め直しができます。
オーブントースターは繰り返し使用していると、パンくずなどのゴミが庫内に溜まっていきます。ときには溜まったゴミが発火することもあるため、定期的に掃除をする必要があります。
パンくずトレーや網、ドアを取り外して水洗いできるものであれば、手入れが楽になるので、手入れのしやすさを重視する方は取り外しができるかも見ておくようにしましょう。
基本的にオーブントースターには温度調節機能がありません。調理にも使いたい場合は温度調節機能が搭載されているかを見ておきましょう。
トースターの温度表記には、弱、中、強といった記載の仕方以外にも300Wや500Wといったワット数の形で記載されていることもあります。また、近年販売されている商品には独自の調理機能が搭載されているものもあります。
例えば、マイコン機能のついている商品では、メニューを設定しておくだけで自動的に火加減と時間を調整してくれます。一度ボタンを押せば、後はそのままにしておけるので料理の苦手な人でも本格的な料理が作れます。
パンや油ものの温め直しにも対応しているので、残りものを美味しく食べたいときにも重宝する機能です。他にも、ノンフライ調理機能があるものを使えば、油を使わずに揚げものを作ることができます。
ノンフライ機能で作った油ものは油でべたつかず、中に水分と旨味を閉じ込めた、カリっとジューシーな食感に仕上がるのが特徴です。コンベクション式に搭載されていることが多いので、気になる方は見てみるのが良いでしょう。
ディンプル加工は庫内の壁面に凹凸を付けて熱反射率を高めたものです。庫内で熱を乱反射させることで食材を均等に加熱して焼きムラを軽減してくれる効果があります。
焼き加減の調整が難しい大きめのケーキなどもきれいに焼けるので、お菓子作りなどが趣味の方におすすめです。
カインズ厳選のオーブントースター8選をご紹介します。それぞれの商品ごとに独自の機能があるので、利用シーンや条件面に合わせて選びましょう。
【Vinte家電】オーブントースター CZ-OT860V
余計な機能を極力搭載しない分、お値段もお手頃でこれから新生活を始める方におすすめです。ホットドッグや餅の調理にも使用できます。
象印 オーブントースター EQAG22-BA
30分のロングタイマー機能もついているので、調理の幅を広げたい方におすすめです。焼き網はお餅がたれにくく、外して丸洗いできるようになっています。
下部分のくず受け皿もスライド式でパンくずも簡単に捨てられるので、手入れも楽にできます。
象印 オーブントースター EQSA22-BW
上火グリルも搭載しているので、グラタンやピザなどの表面もこんがりときれいに焼き上げられます。手入れの際は、扉と焼き網が外せる仕組みになっており、焼き網はそのまま丸洗いすることができます。
ドウシシャ スチームBIGオーブントースター OTS-132(WH)
庫内は食パンが4枚並べられる広々サイズで忙しい朝の時間帯にも活躍します。25㎝サイズのピザも楽々入るので、ご家族の多い方におすすめです。
山善 コンベクションオーブン YNA-100(W)
ノンフライ調理にも対応しており、余分な油をネットで落とすことでヘルシーでカリッとした食感に仕上げます、
【店舗限定】アラジン グラファイトトースター CAT-GS13BG
焼き網にも独自の工夫が施されており、中央部分の幅を狭くすることで食パンの裏面が焼けすぎないようになっています。掃除の際は外せるようになっているので、お手入れも簡単にできます。
スリムミラートースター TS-D037PB
扉の部分はミラーガラスになっており、使わないときは庫内が見えないようになっています。お部屋の雰囲気を壊さず、コンパクトに収納できるので、インテリアと馴染みやすいものをお探しの方にもおすすめです。
使わないときは庫内が見えないようになっているので、キッチンをオシャレに彩りたい方におすすめです。約80~280度までの無段階式の温度調整に対応しており、山型の食パン2枚を同時に焼くことができます。
トーストをきれいに焼くには、あらかじめ庫内を予熱しておくようにしましょう。特に電熱式のトースターは温まるまでに時間がかかるため、その過程で水分が抜けてしまいます。
あらかじめ温めておけば、トーストを一気に加熱できるようになるので、しっとりとした食感の食パンに焼き上がります。また、トースターは基本的に奥の方が温度は高くなりやすいので、山型のパンを焼くときは、焦げやすい山の部分を手前側に持ってくるのがおすすめです。
トースターを設置する際は、周りに燃えやすいものがないかを確認しておくようにしましょう。トースターは本体が高温になりやすい分、周辺に燃えやすいものがあると危険です。
特に冷蔵庫の上にオーブントースターを置く場合は、思わぬ事故の原因となってしまうため、直接、置くことは絶対に避けなければいけません。冷蔵庫の上に置きたい場合は耐熱素材でできたラックなどを利用するようにしましょう。
トースターにはポップアップ型、オーブン型、ホットサンド型の三種類があり、オーブントースターは温度調節や加熱時間を自分の好みで調節できるのが魅力です。
オーブントースターを選ぶ際は同時に焼ける枚数や加熱方式、手入れのしやすさ、商品の独自機能などを確認しておきましょう。特に加熱方式はトーストの食感にダイレクトに関わってくるので、こだわりがある方はよく見ておくのがおすすめです。
食パンを美味しく焼くには予熱時間をしっかり取ることが大切です。特に電熱式のトースターは温まるまでに時間がかかるため、注意しましょう。