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朝に花を咲かせて昼にはしぼんでしまうアサガオは、古典園芸植物として日本では古くから親しまれています。原産地は、熱帯・亜熱帯・ヒマラヤ高原で、7~9月にかけてさまざまな色の花を咲かせます。花言葉は「はかない恋」「固い絆」「愛情」で、夏に咲く花として家庭で育てる人が多い人気の植物です。
では、実際にアサガオの育て方について解説していきます。
アサガオは5月下旬~6月頃に種まきをすると、7~9月頃にかけて花を咲かせます。ただし、北海道や東北などの寒冷地では、霜が降りなくなった頃に種をまきましょう。種をまいてから1~2カ月ほどで花を咲かせるため、花を楽しみたい時期を考えて種まきをするのもいいでしょう。
アサガオは日当たりを好む性質なため、午前中いっぱいは日の当たる場所で育てるようにしましょう。ただし、強い日差しや西日には弱いため、プランターの場合は移動させるなどするといいでしょう。
アサガオの種は皮が硬いため、発芽の手助けをするために芽きりを行います。種の丸みのある方を白い部分が見える程度にカッターで表面を削りましょう。芽きりをした後は一晩ほど水に吸わせ、穴がある方を上にして1.5cmの深さの土に埋めます。
アサガオは水はけが良く、腐葉土などの有機質がたっぷりと入った土が適しています。中性やアルカリ性の土を好む植物なため、鉢植えの場合は草花用の培養土を選び、庭に植える場合はあらかじめ腐葉土と有機肥料を庭土に混ぜて寝かしておき、さらに石灰を混ぜておくといいでしょう。プランター栽培では鉢の底に軽く石をいれておくと水はけが良くなります。
植え付け時は緩効性肥料を元肥として施し、その後は液体肥料を1週間に1回程度与えます。本葉が増えてつるが成長してきた頃に追肥を行い、花や葉の色が薄かったり花付きが悪いと感じたときにも肥料を与えるようにしましょう。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に真夏の場合は朝に水を与えてもすぐに表面が乾いてしまうため、夕方の涼しくなった時間帯にもう一度水を与えましょう。春や秋は1日1回、夏場は1日2回の水やりを心掛けましょう。
アサガオは暑さに強く、寒さには弱い性質です。グリーンカーテン用にアサガオを育てる場合は早く種をまきがちですが、種まきは気温が充分に上がる5月以降に行うようにし、よく日の当たる場所で管理しましょう。また、種をまく前の芽きりは発芽を助けるための大切なポイントです。市販の種は発芽しやすいように処理されていることもありますが、種のヘソを傷つけないようにカッターややすりなどで種皮を削っておきましょう。
Q.アサガオを育てる前に準備することはありますか?
A.アサガオはつる性の植物なため、つるがある程度伸びてきたら支柱やネットなどに手でからませて育てていきます。そのため、品種や置き場所などに合わせて支柱やネットを用意するようにしましょう。また、鉢植えの場合は6号以上の鉢を用意し、緑のカーテンの場合は横長のプランターで育てると安定します。
Q.アサガオのつるが支柱にうまく巻き付きません。どうしたらいいですか?
A.アサガオのつるは自然に支柱に巻き付くわけではありません。最初は手で誘導し、支柱に軽くからませるようにしましょう。その際は、つるに傷をつけないように注意して丁寧に触るようにします。また、アサガオは左へ伸びていく習性があるため、左に向かうように誘引するといいでしょう。
Q.アサガオの種の採取方法、管理する方法について教えて下さい
A.アサガオを育てる人の多くが、翌年にまくための種の収穫を楽しみに待っていることでしょう。種は花が咲き終わって実が茶色くなってきたら採取します。紙の上などで1カ月程度乾燥させ、密封袋にいれて涼しい場所で保管しましょう。
日本人には夏の風物詩として馴染み深いアサガオですが、種からでも育てやすい植物なため、夏の思い出作りとして育てるのも最適です。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにし、日光の良く当たる場所で育てましょう。プランターや庭植えで、アサガオを楽しく育ててください。