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ホトトギスの花の基本情報|ヤマホトトギスなどの種類や育て方を解説

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

日本にも多く自生しており、可憐で風情のある見た目で古くから親しまれているのがホトトギスの花です。この記事では、ホトトギスの花の購入を考えている人に向けて、ホトトギスの特徴や種類、育て方のコツなどを解説します。

気を付けたい病気や害虫なども紹介するので、ホトトギスの花を栽培する際の参考にしてください。

ホトトギスとは

ホトトギスの花

ホトトギスはユリ科ホトトギス属の多年草の1種です。東アジアを中心に約20種類ほど分布しており、日本にも多く自生しています。ホトトギスは、花弁にまだら模様や斑点が入っているのが特徴的です。

ただし、品種によっては斑点が出ないものもあります。半日陰や日陰の湿った場所、例えば斜面や岩場、崖などに自生しています。

基本情報一覧表

ホトトギスの基本情報

ホトトギスは夏から秋にかけて、まだら模様の花を咲かせます。茎は真っ直ぐ、もしくは斜めに伸びますが、場所によっては弓なりに垂れるケースもあるようです。

ホトトギスの1年とは

沢山咲いたホトトギスの花

ホトトギスは多年草の植物で、1度植えると毎年花を咲かせてくれます。そのため、長く楽しめるコストパフォーマンスの高い花だといえるでしょう。3月下旬ごろから生育し始めて、春になると新芽が出ます。

種類によっても異なりますが、早いものは7月、遅いものは9月ごろと夏から秋にかけて開花し、冬には休眠期を迎えます。

名前の由来

鳥のホトトギス

ホトトギスの花の由来は、鳥類のホトトギスです。鳥類のホトトギスの羽毛、お腹の辺りには、斑点模様がみられます。花弁に入る斑点模様やまだら模様が似ていたことから、「ホトトギス」という名前が付けられたとされています。

ホトトギスの花の花言葉

手水鉢に生けられたホトトギスの花

「永遠にあなたのもの」や「永遠の若さ」、「秘めた意志」といった花言葉があり、ホトトギスの開花時期が長いことに由来しているようです。

ホトトギスの花の種類を紹介

ホトトギスの花にはさまざまな種類があります。ここでは、主なホトトギスの花の種類を紹介します。

シロホトトギス

シロホトトギス

日本原産種の1つで、薄く淡い色の花を咲かせます。花弁は白に近いピンク色で、全体にまだら模様は入りません。清楚な雰囲気のある花が特徴となっており、北海道から九州まで幅広く分布している品種です。

サツマホトトギス

サツマホトトギス

サツマホトトギスは、九州に分布している変種です。大きな特徴として、茎や葉に毛がないことが挙げられます。白い花弁に紫色の斑点が入る、オーソドックスな見た目です。サツマホトトギスの園芸品種である「水無月」は、広く流通しています。

ヤマホトトギス

ヤマホトトギス

日本だけでなく、朝鮮半島南部や中国東部などにも分布しています。白い花弁に紫色の斑点が入っていて、花弁が下向きに反りかえるように咲くのが特徴です。ヤマジノホトトギスによく似ていますが、花が茎の先端につくという違いがあります。

タイワンホトトギス

タイワンホトトギス

台湾に自生しているホトトギスの花で、日本では西表島に一部に自生しています。花の縁がやや紫がかっており、細かな斑点が花弁に入ります。寒さや日光に強くて丈夫なため、多くの園芸品種のもととなっているホトトギスです。

ヤマジノホトトギス

ヤマジノホトトギス

白い花弁に紫色の斑点と、見た目はヤマホトトギスとよく似ていますが、葉の付け根あたりから花を咲かせるという違いがあるため、見分けるのは容易です。日本や朝鮮半島南部、中国東部などに自生しています。

松風

松風

タイワンホトトギスとホトトギスを交配して生まれた品種です。花弁にアズキ色の斑点がたくさん入るのが特徴で、ホトトギスと見間違われるケースもあります。寒さに強い品種のため、寒冷地でも育てやすいでしょう。

キバナノホトトギス

キバナノホトトギス

主に九州南部、宮崎県などに分布しています。鮮やかな黄色い花弁が特徴的で、紫色の小さな斑点が入っています。上向きに花が咲くため、可憐な雰囲気があるのも特徴です。また、環境省の絶滅危惧種に指定されています。

チャボホトトギス

チャボホトトギス

東海地方や紀伊半島、屋久島や四国などに分布しています。高さは10cm前後と小ぶりで、黄色い花弁の内側に紫色の斑点が控えめに入っており清楚な雰囲気です。葉が黒いものや銀色がかっているものなど、さまざまな園芸品種があります。

タカクマホトトギス

九州南部の森林・崖などに自生しているホトトギスです。キバナノホトトギスによく似た、黄色い花を咲かせますが、大輪で見応えがあるのが特徴です。茎の先端や葉の付け根などに花を咲かせます。

ジョウロウホトトギス

ジョウロウホトトギス

四国の太平洋側に分布しているホトトギスです。茎が弓なりに垂れ下がるようになっているのが特徴で、花色は黄色、内側に赤紫色の斑点が入っています。花弁に厚みがあって、釣鐘型でかわいらしい形の花を咲かせます。

タマガワホトトギス

クマガワホトトギス

日本固有の品種で、北海道から九州まで幅広く分布しています。高さは40~80cmと大きめで、黄色の花を咲かせます。黄色の花弁に赤紫色の細かな斑点が入っており、7~9月ごろが開花時期です。

セトウチホトトギス

セトウチホトトギス

大阪府や和歌山県、兵庫県、岡山県、山口県などに分布しているホトトギスです。9~10月ごろにかけて、白い花を咲かせます。白い花弁に紫色のまだら模様が入っているのが特徴で、花の中心部には黄色の斑点模様があります。

ホトトギスの花を存分に楽しむには

庭のホトトギス

ホトトギスは日本原産の花ですが、和風の庭だけでなく洋風の庭にもよくなじみます。

例えば、石や岩を使ったロックガーデンや自然本来の美しさを楽しむナチュラルガーデンなどとは相性が良いです。樹木の下に植えるのも良いでしょう。弓なりに垂れ下がるタイプのホトトギスなら、ハンギングバスケットに入れて曲線の美しさを出すのもおすすめです。

ホトトギスの花を育てる方法

半日陰のホトトギス

ホトトギスの花を育てるにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、ホトトギスの花の育て方について詳しく解説します。

栽培環境を整える方法

ホトトギスは、日光や暑さに弱いという特徴があります。そのため、栽培には半日陰の場所が適しています。ただし、生育期は日当たりのよい場所で管理したほうが、生育は良くなります。真夏などは直射日光を避け、涼しい場所で管理しましょう。

適した土をつくる方法

ホトトギスは水はけ・水持ちがよい土壌を好みます。植える場所に、腐葉土や緩効性肥料などを混ぜ込んで、土づくりをするとよいでしょう。鉢植えの場合には、市販の山野草用培養土を使用すれば問題ありません。

植え付けの方法

ホトトギスは種からも開花を目指せますが、手間がかかるため苗から育てるのがおすすめです。地植えの場合には、腐葉土などを混ぜた場所を苗の鉢より1~2回り程度大きめに掘って、植え付けます。あまり深く埋めないようにし、植え付け後はたっぷりと水を与えましょう。

鉢植えの場合は、底に鉢底ネットを敷き、軽石を入れて培養土を鉢の半分ぐらいまで入れます。苗を仮置きしたら、優しく培養土をかけていきましょう。最後に水を鉢底からあふれるくらいたっぷりと与えてください。

水やりのタイミング

地植えの場合には、苗が根付いて葉や茎が成長するまで、土が乾いたタイミングで水やりをしましょう。根付いた後の水やりはほとんど不要ですが、晴天が続く真夏などは乾燥してしまうため、土が乾いたら水を与えます。

鉢植えの場合には、土の表面が乾いてきたら、鉢底からあふれるぐらいたっぷりと水を与えましょう。

肥料の与え方

ホトトギスの花への追肥は、生育期である3~6月、9~10月に行いましょう。ホトトギスは暑さを苦手としているため、真夏の暑い時期に肥料を施すと根が傷んでしまう可能性があります。また、休眠中である冬にも肥料は必要ありません。

植え替えのコツ

地植えの場合、3年ぐらいはそのまま育てて構いません。しかし、株が込みあっている場合は掘り上げて株分けし、植え付けの手順で植え替えます。

鉢植えの場合は、1~2年に1回植え替えします。水やりを控えて乾燥させ、鉢から株を取り出した後、余計な根を切って根鉢を小さくしましょう。その後、今までの鉢、もしくは2回り程度大きな鉢に植え替えます。

ホトトギスの花を繁殖栽培する方法

ホトトギスの実(種)

ホトトギスの花を繁殖栽培したいという人もいるでしょう。ここでは、繁殖栽培の方法について解説します。

種まき

ホトトギスの花が終わる11月下旬~12月ごろに種を採取しておけば、種から増やせます。翌年の2月ごろに種まきをしましょう。ホトトギスの種は小粒のため、地面にそのまままくか、大きめのプランターが向いています。種まき後は、土を被せる必要がありません。

株分け

冬越しをしたホトトギスを引き抜いて、自然に分かれているところから株を分ける方法です。古い株の周りに新しい株がついているため、それを分けてそれぞれの株を植え付けます。植え替えする際に、株分けを行うとよいでしょう。

指し芽(木)

挿し芽は5~6月ごろに行いましょう。挿し芽とは摘心した茎を土に挿して栽培する方法です。茎を3~5節程度残して摘心し、挿し木用の土や鹿沼土などに挿しておきましょう。この際、水ゴケを使うと根付きやすくなります。

注意すべき病害虫とは

ホトトギスの葉を食べる害虫

ホトトギスの花を育てる際には、病気や害虫に注意しましょう。ホトトギス栽培で気を付けたい病害虫を、以下で解説します。

病気

ホトトギスは、モザイク病などのウイルス性の病気にかかりやすいため、注意しましょう。モザイク病とは、葉にモザイクのような斑点が現れて、進行すると株の生育が阻害されます。

症状が現れた部分を処分して、病気が広がるのを防ぎましょう。ウイルス病は、アブラムシなどの害虫を介して感染するため、害虫をみつけたらすぐに駆除することが大切です。

害虫

発生しやすい害虫は、ナメクジやアブラムシ、ヨトウムシなどです。

ナメクジは新芽などを食べるため、鉢の周りに忌避剤を散布するなどしましょう。アブラムシはウイルスを媒介するため、薬剤を散布したり、ガムテープなどで駆除したりするのが効果的です。ヨトウムシは花や茎、葉などを食べるため、薬剤を散布し駆除します。

まとめ

ホトトギスは、日本原産で花弁のまだら模様が特徴的な花です。さまざまな種類があり、花色や花の形、大きななどが違うため、自分好みのホトトギスをみつけて栽培してみましょう。

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