【初心者必見】アロワナ飼育方法! 必要な設備や費用を専門店「アロホリック」が徹底解説
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バラを美しく育てるのは難しいと思っている人もいるでしょう。しかし、ポイントをしっかり押さえれば、初心者でもバラを上手に育てられます。
この記事では、バラの育て方について詳しく解説します。バラの特徴や種類について触れた上で、苗の選び方や植え替えの方法などを解説するため、ぜひ参考にしてください。
バラはバラ科バラ属の植物であり、たくさんの品種があります。園芸種はオールドローズ、モダンローズ、ミニバラなどのカテゴリーに分けられています。
色や香りはもちろん、樹形・トゲの有無・花びらの枚数などもさまざまです。バラは一般的にもよく知られており、華やかなイメージから高い人気があります。
ただし、バラといっても品種によって印象は大きく異なるため、自分の好みに合う品種を選んで栽培しましょう。
バラは樹形や咲き方などによる種類分けが可能です。ここでは、具体的な種類とそれぞれの特徴を解説します。
バラの樹形は、木立ち性(木立性)樹形、つる樹形、半つる性樹形に分かれています。木立ち性(木立性)樹形は茎が上に伸び、自立できるタイプです。
つる樹形は枝が長く伸び、構造物に這わせて栽培できます。半つる樹形とは、木立ち性(木立性)樹形とつる樹形の両方の性質をもつ樹形です。自立できますが、伸びた枝を這わせて育てる方法もあります。
バラの咲き方は、スタンダード咲きとスプレー咲きに分かれています。スタンダード咲きは、1つの茎に1つの花が咲くタイプです。
特徴として、花は大きく存在感があります。一方、スタンダード咲きは、1つの茎に複数の花が咲きます。花は小ぶりですが、花が複数付いているため1本でも華やかな印象があります。
バラの花言葉は「愛」や「美」などです。ただし、バラは花の色によってもそれぞれ異なる花言葉があります。以下に例を挙げてみましょう。
といった花言葉があります。バラの花を誰かに贈るときは、色ごとの花言葉の違いにも注目しましょう。
バラを育てる際は苗の選び方が重要です。葉の状態をチェックし、緑色の生き生きとした葉が多く付いているものを選びましょう。
葉が変色して黄色になっていたり、葉の数が少なかったりする苗は避けるべきです。なお、初心者には新苗よりも、大苗または鉢植え苗が向いています。
バラが見頃を迎える時期は、バラの種類によっても異なります。1年に1回だけ花を咲かせる一季咲きのバラの見頃は5~6月頃です。
四季咲き性のバラは、1年を通していつでも花が咲く可能性があります。
さらに、返り咲き性のバラであれば、条件によって繰り返し花が咲く場合があります。繰り返し花を楽しむには季節を考慮したり、適切に剪定したりする必要があります。
バラを栽培するためには、さまざまなものが必要です。ここでは、バラの栽培のために必要なものを具体的に解説します。
バラを育てるためには、園芸用のはさみや厚手のゴム手袋を用意しましょう。ゴム手袋の代わりとして革手袋を用意しても構いません。
また、バラに病害虫が発生した場合に備え、専用の薬剤もあらかじめ用意しておくと安心です。
鉢植えでバラを育てるなら、苗の大きさに合わせて鉢も準備しておきます。苗よりひと回り大きい鉢を用意しましょう。
バラを栽培するためには、基本的にバラのために配合されている専用の培養土を用意するのがおすすめです。水やりの際に水はけが悪いと感じたときは、赤玉土を少し追加しましょう。
バラは育て方にもさまざまなポイントがあります。鉢植えと地植えのそれぞれに分けて、基本的な育て方を解説します。
鉢植えでバラを育てるときは、苗のほかに鉢と土を準備しましょう。鉢の底には穴が空いているため、鉢底ネットを被せてから鉢底石を敷きます。
その上から、鉢の1/3~1/2程度の高さまで土を入れます。苗をポットから外す際は、根に付いている土を崩さないようにしてください。
土を入れた鉢の中心に苗を配置します。鉢の縁から2~3cm下のあたりまで土を追加しましょう。さらに、鉢の底から水があふれるまでたっぷりと水やりします。土が沈んだら土を追加します。
植えてから1週間が経過したら、有機質肥料を鉢の縁に置いて与えましょう。
苗を植える場所を決め、苗よりもふた回りほど大きい穴を掘ります。横幅だけでなく、深さもふた回り分の余裕をもたせるようにするのがポイントです。
穴を掘り終えたら、穴の底に牛糞またはバラ専用の化成肥料を入れてください。掘り出した土を少量だけ穴に戻し、肥料を覆うようにします。
苗が少しだけ地表に出るように調整しながら、さらに土を戻していきます。目安は、株元が地表から出る程度です。苗を植え終えた後、たっぷり水を与えます。水が引いてきたら土を平らにして整えましょう。
バラを育てるためには、適度な湿度を保つ必要があります。乾燥しすぎても水分が多すぎても枯れる恐れがあるため、注意が必要です。
こまめに土の状態をチェックし、土の表面が乾いたらその都度水やりをします。特に、鉢植えでバラを育てている場合は、水分の状態に気を使う必要があります。
気温が高い時間帯に水やりをすると蒸発する恐れがあるため、午前中または夕方に株元へ水を注ぎましょう。
バラを育てる上で肥料は必須です。バラは、ほかの植物よりも多くの肥料が必要となります。植える段階で土にしっかり肥料を混ぜておき、さらに時期を見計らって肥料を追加する必要があります。
肥料を追加する具体的な時期は、3~7月と9~11月です。月1回の頻度で肥料を与えましょう。
バラ専用の肥料を選べば必要な栄養がしっかり含まれているため、初心者にもおすすめです。バラの品種や状態も考慮しながら肥料を与えてください。
バラを育てるためにはさまざまなポイントがあります。ここでは、特に意識したいポイントを解説します。
バラを元気に育てるためには、しっかり日に当てる必要があります。少なくとも1日3時間は日光に当たるよう、屋外に置いておきましょう。
コンクリートに直置きしても問題ありません。ただし、真夏の西日に当たると鉢の中が熱くなりすぎる恐れがあります。
最悪の場合、蒸れが生じて根が傷むリスクがあるため、気を付けましょう。
バラの花が咲いたら長くその状態を楽しみたいところですが、実際はなるべく早めに剪定した方がいいです。花が咲いたままにしておくと、枝や葉が生長できなくなるからです。
園芸用のはさみを使用し、大きな葉の上でバラを切り落としてください。カットした花は切り花として楽しめるため、花瓶に活けて室内に飾りましょう。
バラを育てる上では害虫や病気にも注意が必要です。ここでは、バラが被害に遭いやすい害虫や病気について解説します。
チュウレンジハバチの幼虫は、バラの葉を食べて荒らすため注意が必要です。成虫がバラの茎に卵を産みつけると、その場で幼虫が孵化してしまいます。
見つけたときはスミチオン乳剤などを使用して駆除しましょう。
テッポウムシとは、ゴマダラカミキリの幼虫のことです。バラの茎や根の中心部分を食べ、バラが枯れる原因になります。
バラの根元付近で茶褐色の糞が見つかれば、テッポウムシが付いている証拠です。ベニカAやカダンA(エアゾール)などを巣穴から注入して除去しましょう。一般的な殺虫剤でも駆除できます。
カイガラムシは、白い貝殻を被っているように見える虫です。古いバラの枝に付きやすく、そこから樹液を吸います。
幼虫の発生時期に合わせて浸透性薬剤のオルトラン粒剤やアクテリック乳剤などを散布すると、対策可能です。枝に付いているカイガラムシは歯ブラシなどでこそげ落としましょう。
うどんこ病は、まるでうどん粉を振りかけたように葉の表面などが白くなる病気です。そのままにしておくと葉が縮れたようになり、やがて枯れてしまいます。
よって、なるべく早めに対処しなければなりません。STダコニールやサプロール乳剤などを散布して病気を治しましょう。
灰色かび病は、バラの花びらにカビが出る病気です。つぼみに灰色かび病が発生すると、開花前に腐る可能性があります。枯れている花を見つけたらその都度摘み取りましょう。
また、灰色かび病が発生している部分も、早めに切り取る必要があります。
バラを育てるためには、土選びや水やりなどについてさまざまなポイントを押さえる必要があります。
それぞれをきちんと理解しておけば、初心者でもバラを美しく栽培して楽しめるでしょう。害虫や病気にも気を付け、しっかりと紹介した対策を取りましょう。
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バラを育てるために活用できるアイテムをたくさんあるため、バラの栽培を始める準備をするためにぜひ活用してください。