ニチニチソウの寄せ植えに合う花は? おしゃれな配置や管理方法を解説
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東海地方を中心にキャンプをしながら、フリーな働き方をしているライターのハマダアヤノと申します。
SNSのキャンプアカウントで、満天の星空と輝くテントの写真を見たことありませんか? ランタンの光で照らされたテントと、ダイヤモンドのような星空。SNSにこのような写真をあげると、たくさんの方から撮影方法を知りたいとの声をいただきます。
そこで、初心者の方でも簡単にできる星空撮影の方法をご紹介します。写真を撮るためのカメラの種類や、撮影をするための条件も必読です。
一眼レフカメラを持っている人もいれば、スマートフォンしか持っていない人もいるかと思います。もちろん一眼レフカメラの方がよりきれいな写真が撮れますが、機種や撮影の状況によっては、スマートフォンでも星空と光るテントを撮ることが可能です。
一番大事なのは、天候です。雨や曇りの日だと、雲で星が覆われてしまうため、星空の撮影は難しくなります。
ただし、山の上など天候が変わりやすい場所で撮影する場合、夜中になると雲が流れて満天の星空が出てくることもあります。雨や曇りの日ももちろん、台風の日も空が荒れているため雲が急に出てきたり、風が強くて機材などが倒れたりすることもあるので、撮影は中止しましょう。
撮影をするには、晴れの日がベストです。ただし、満月の日には注意してください。満月の日は、月明かりの光量がとても強く、夜空が明るくなります。星よりも月が明るいと、星が見えない状況になることも。満月並びに満月に近い日は、星空の撮影を避けた方が良いでしょう。
星空の撮影は、暗闇で行うため光が足りません。カメラに光をたくさん取り込まないと写せないので、より多くの光を取り込むためにシャッターを長時間開けておく(=撮影をしている)必要があります。その際の手ぶれを解消するために、必ず三脚を用意して撮影してください。
三脚があるとカメラを静止しておくことができるので、シャッターが開いている間はぶれることなく撮影をすることが可能です。スマートフォンの場合でも、三脚があれば使いましょう。
被写体が星空のような「自然」である場合、自分で動かしたり設定することができませんが、テントの光量は自分で調整が可能です。
キャンプ場は夜になると当然真っ暗。テントを光らせるには光源が必要なので、ランタンやライトを使うと良い感じの光が生まれます。どんなランタンやライトでもいいですが、強く光ってしまうと悪目立ちするので、ほんのり明るく設定ができる調光可能なランタンがあるとベスト。
またランタンは、テントの上から吊すのではなく、床に置くとよりテント全体を照らしてくれるのでおすすめ。(テントの形や、ランタンの調光の角度にもよります。)
一度テントの中でランタンをつけて撮影してみると、「ランタンの光が強い」「一点のみ光っている」などがわかります。テント全体がランタンの光でふんわりと光ればOK。
光が強く映る時は何度か光を弱めながら調整して、撮影をしてみましょう。テントがうまくぼんやりと光ったら、次は光るテントと夜空の星との調整に入ります。
最後に必要なのはカメラの設定。ISO、F値、シャッタースピードという3種類があります。スマートフォンでもこの設定ができるかどうか確認してみましょう。
カメラを三脚に固定し、この設定で撮れた星空と光るテントの写真がこちらです。
ちょっと暗くて星が少しだけしか見えていないように見えます。
撮影後に調整をするとこのようになります。
光と色味を調整するだけで、星だけでなく空の色のグラデーションも美しく出てきますね。ちなみに、星を増やしたりなどの加工はしていませんのであしからず。
前述の通り、星より光が強いものがあると星が映りにくいのでお気を付けください。これはこれでテントが映える写真ですが、星をメインに撮りたい時はテントの光は調整して撮影しましょう。
「星空を綺麗に撮影したいけど、手持ちのカメラやスマートフォンじゃ上手く撮れない…」とお悩みだった方は、是非こちらの方法を試してみてください。
これをきっかけにカメラやキャンプをより一層楽しめる方が増えて行けば幸いです!