三角コーンの“中身”を改造して、やしろあずき先生に送りつけてみた
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今主婦の間で話題の「オキシ漬け」 って言葉を知っていますか?
どこかの特産のお漬け物?なんて思っていた私ですが、どうやら「オキシクリーン」という漂白剤を使って、洗濯物を漬け置き洗いすることを「オキシ漬け」と呼ぶそうです。なかなか恥ずかしい間違い…。
「洋服のシミも取れるし、柄物でも色落ちしないしオススメ」「布以外にもプラスチックや陶器、何でも漬け置きするだけできれいになるんだよ」と、主婦友がみんな声を揃えて大絶賛。
「そんな漬けるだけで何でもきれいになるなんてうまい話ないって~」と疑いつつも、「いや、待てよ。もし本当に漬けるだけで良いのなら、私みたいなズボラな主婦にはぴったりなのではないか…?」と思い改め、噂のオキシ漬けに挑戦してみることにしました。
試してみたのは、愛用しているスニーカー3足。履き潰している感じが写真からもお分かりでしょう。今年はコロナの影響でヒールを履く機会なんてほとんどなかったので、とにかく毎日このスニーカーたちにはお世話になりました。
特に汚れが気になる、お気に入りのNIKEの白スニーカー。普段から雨の日や汚れそうな場所には履かないと気をつけていても絶対に汚れてしまう…白スニーカーの宿命ですよね。
頑張った3足に、今年1年の感謝の気持ちも込めてきれいにしてあげたい!
ということで、ネットで調べながら「オキシ漬け」の準備をしていきます。
【準備するもの】
専用スプーンがついています
40〜60℃のお湯をバケツに溜め、オキシクリーンを入れていきます。シャワーを50℃という見たこともない高温に設定してお湯を溜めました。
なんでも「オキシ漬け」はこのお湯の温度が重要で、40〜60℃にすることで、オキシクリーンが最大の力を発揮してくれるそうですよ。
お湯の量はだいたい10リットル。4リットルに対してオキシクリーンをスプーン1杯が目安とパッケージに書いてあったので、2杯とちょっと入れました。
さぁいよいよ、完成したオキシ液の中にスニーカーを投入!
あ、ここでゴム手袋の出番です! 素手でオキシ液に触ると手荒れの原因にもなるそうなので、これは絶対必要ですね。
「きれいになれよ~」と暗示をかけながらスニーカーをバッシャバッシャオキシ液に浸していきます。なんだか童心に返った気分…この辺りからちょっと楽しくなってきました。
いよいよここから「オキシ漬け」という名の、2時間の放置プレイがスタート。
途中でスニーカーが浮いてくるのを防ぐために、水を張った桶などで落とし蓋をします。ネットで調べると、桶の他に水を入れたペットボトルなどが使えると出てきましたが、我が家には空のペットボトルがなかったため、昨日飲み終わった黒霧島の空き瓶に水を入れて落とし蓋にしました。
いやいや、自分でも思うけど、黒霧島の空き瓶が家にあるほうが珍しいって…。
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さて、なんだかんだで2時間が経過。
恐る恐るバケツを覗いてみると…。あれ? パッと見た感じ、スニーカーがきれいになっている気がする! 汚れも浮き出ている気がする!
期待を胸にスニーカーをオキシ液から取り出していきます。
うん! 気がするだけではなかったみたい。オキシ液が良い感じに汚く濁っていますねー。1年間頑張ったスニーカーたちがオキシ液のお風呂に浸り一気にデトックスをしたようです。
デトックスしたスニーカーたちをお湯でよーくすすぎ、日陰に1日干ました。
その結果がコチラ!
え! 何これ! めちゃくちゃきれいじゃん!
大げさかもしれないけど、3足とも輝いて見えるよ!
色落ちもしていないどころか、真ん中の紺色のスニーカーなんて、元はこんなに濃い色だったんだぁ…と感慨深い気持ちになりました。
1番汚れが気になっていた白いスニーカーもこの通り。見よ、この純白!
まるで新品やないかーい!
漬けるだけで良いなんて嘘くさいなぁと疑っていましたが、本当にただ2時間漬け置きするだけでここまできれいになりました! 主婦友たち、疑ってごめん。
オキシ漬け…これはすごいぞ!
効果を実感したので、家にある他のものでもオキシ漬けを試してみようと思います。
すっかりオキシ漬けに魅了された私。次は何をオキシ漬けしようか…?
そうだ! お風呂の湯船ごとまるまるオキシ漬けしてしちゃったら良いんじゃない!?
ということで、今度は浴槽とお風呂グッズをオキシ漬けしていきます。
残り湯を少し減らして湯量を調整
さぁ、浴槽まるまる使って大量のオキシ液を作っていきましょう!
約80リットルのお湯に対し、20杯のオキシクリーンを入れていきます。こんなに入れて大丈夫?と思いつつ、せっかくなのでここはケチらず大胆に!
オキシ液が出来たら、イスや桶などきれいにしたいお風呂グッズをどんどん入れてみます。
こちらは洗い場で使っているイス。
普段裏側は見ないから気がつかなかったけど、ピンクの水アカがついている…ヌルッとして気持ち悪い。オキシ漬けにお任せします。
シャンプーやボディーソープを載せる棚はシャンプーボトルの跡がくっきりとついてしまっている…。
この水アカ汚れも放っておけません。ゴシゴシ磨くのは大変なので、こちらも取り外してオキシ漬けの力できれいにしてもらっちゃいましょう。
40〜60℃にお湯の温度を追い焚きします。
温度の下がった残り湯を一気に追い炊きをします。
48℃…人間にとっては罰ゲーム並みの温度ですが、オキシクリーンにとっては適温なようです。じゃんじゃん温めていきましょう。追い焚きすることで配管まできれいにできるとのことで、一石二鳥ですね!
あ! 追い焚きが終わったら設定温度を戻すことも忘れずに。
お湯の温度が上がってオキシ液も泡立ってきました。
ここまでやればOK!
浴槽のオキシ漬けは5〜6時間が目安だそうですが、面倒くさいのでこのまま朝まで放置します。
おはようございます!
爆睡してしまい、多分9時間近くはオキシ漬けしたはず。浴槽に汚れが浮かび上がっていますね。これは効果が期待できそう。
まずはイスの裏をチェック。
水アカがきれいに落ちているーーー!気持ち悪いぬめりもすっかりなくなってツルツルになりましたー!
棚もこの通りツルツルに!
頑固にこびりついていたシャンプーボトルの跡やザラっとした水アカもすっかりなくなり、こんなに透明になりました!
こすり洗いをしなくてここまできれいになるなんて、「オキシ漬け」やっぱりすごい!
オキシ漬けが終わったら綺麗にスポンジで浴槽を洗い、残ったオキシクリーンを洗い流します。浴槽も全体がツルツルで気持ちが良い!
さぁこれで終了…ではないんです。まだ配管にわずかに残っているオキシクリーンを洗い流すために、もう一度お湯はりをしなくてはいけません。配管に残っていたオキシ液で溜まったお湯が少し白っぽくなったので、もう一度お湯を抜いて…これで大丈夫でしょう。
今度こそ、お風呂のオキシ漬け終了ー! 今晩はピカピカの浴槽で長風呂しよーっと。
お風呂が磨かれると何か心まで磨かれた気がする。ありがとう、オキシ漬け!
今回はスニーカーとお風呂でそのポテンシャルを発揮してくれたオキシ漬け。漬けるだけで汚れが落ちるのは、ズボラ主婦にとって心底ありがたい。
調べてみると、シンクやキッチン周り、洗濯機もまるまるオキシ漬けすることができるそうなんです。もうそんなの魔法の薬じゃないか!
年末の大掃除にも活躍してもらうとしましょう。