粘土ってバラになれるんだ。元花屋がホームセンターの材料で枯れない花を作ってみた【クレイフラワー】
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ヘデラは別名「アイビー」とも呼ばれるつる性植物で、這うように広がったり壁や樹にくっついたりして成長する性質があります。常緑植物なので非常に育てやすく、公共の場でも園芸の場でも幅広く活躍しています。
原産は北アフリカ・ヨーロッパ・アジアで、特に日本に流通しているのは「セイヨウキヅタ」です。形や葉の色などがさまざまで、室内の観葉植物としても親しまれています。フェンスなどに絡ませたいときは、最初にひもなどで結わいてあげると良いでしょう。
では、実際にへデラの育て方を見ていきましょう。
植え替えや植え付けは4月〜10月上旬、追肥は4月中旬〜10月中旬に行いましょう。
生育旺盛で放っておくとすぐに鉢がいっぱいになってしまうので、1〜2年くらいで植え替えをすると良いでしょう。植え付け・植え替えのいずれも、半日陰で水はけのよい場所に植えます。
寄せ植えなどで花苗よりも増えてしまった場合は、切り戻しするとともに根を切り詰めて植え替えましょう。
土が乾いたら、たっぷり水をあげましょう。乾燥しすぎると葉の美しさが損なわれてしまう場合があるので、注意が必要です。
肥料がなくても育ちますが、より美しい葉を楽しむためには、2ヶ月おきを目安に少量の肥料をあげると良いでしょう。
耐陰性のある植物ですが、極端に日陰だと葉がきちんと育たないことがあります。耐寒性もありますが、霜にあたらないよう気をつけましょう。
Q.ヘデラを育てる際に、気を付けるべき害虫などはありますか?
A.ヘデラはハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどの害虫に注意が必要です。特に屋外では被害に遭いやすいので、よく観察し、見つけ次第すぐに駆除しましょう。
Q.ヘデラを水挿しする方法を教えてください。
A.葉が数枚残るようにして長めにカットした茎を水の入った容器に挿します。このとき、水に浸かる部分に葉がある場合は取ってしまいましょう。水の中に葉が残っていると、腐って水が汚れてしまうことがあります。その後、直射日光を避けた明るい場所に置いておき、ときどき水を新鮮なものに取り替えます。
へデラはつる性の常緑植物なので、寄せ植えや観葉植物など幅広く活用されています。切り花やブーケの差し色として使うのも素敵です