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シュガーバインはオランダが原産のブドウ科の植物で、つる性の観葉植物として知られています。小さな手のひらのようなこんもりとした見た目と5枚の丸い葉が特徴で、葉の裏に白くて甘い樹液をつける姿がまるで砂糖のように見えることが名前の由来です。
では、実際にシュガーバインの育て方を解説していきます。
シュガーバインは葉をメインに楽しむ観葉植物です。植え付けや植え替えを行う時期は5月~6月頃、肥料は追肥として4月~9月頃の成長期に施します。草丈は20cm~50cm程に成長し、苗から育てるのが一般的です。
シュガーバインは耐陰性がありますが、日当たりを好む性質です。多少日陰でも成長するため、室内のインテリアや寄せ植えとして明るい窓辺などにおくといいでしょう。屋外に置く場合は強い紫外線が当たらない明るい場所に置くと葉焼けの心配がありません。
シュガーバインは鉢植えで育てることが一般的です。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。特に真夏は乾燥するため、完全に乾く前に水やりをし、水切れしないように注意します。また、乾燥による害虫の発生を防ぐために霧吹きなどで時々葉水をするようにしましょう。
シュガーバインの生育を良くするために、春から秋にかけて、ゆっくり効くタイプの置き肥を施します。規定量に薄めた液体肥料を2週間に1回与えるのもおすすめです。ただし、冬は成長が鈍くなるため、肥料は控えたほうがいいでしょう。
シュガーバインは2年に1回を目安に植え替えを行います。鉢底から根が出て根詰まり気味になったら植え替えのタイミングです。一回り大きい鉢へ新しい土を使って植え付けるようにし、根は細いので傷つけないように注意しましょう。
シュガーバインは水はけが良く、保水性の高い土が適しています。市販の観葉植物用の土か、自作の場合は小粒の赤玉土5、腐葉土4、ピートモス1を混ぜ合わせた土がいいでしょう。鉢石に軽石を敷くと水はけを良くすることができます。
シュガーバインは、冬は0℃以下にならないように管理し、霜が当たらないように冬越しさせます。気温が20℃を下回ってきたら、耐寒性をつけるために水やりの回数を減らすといいでしょう。伸びた芽を使って挿し木や水さしで増やすことができます。
Q.シュガーバインを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.シュガーバインは高温と強い日差しに弱く、30℃以上の気温で枯れてしまうこともあります。枯れた葉やつるはこまめに取り除くようにし、アブラムシやカイガラムシを発見したら取り除くか葉の裏に霧吹きで水をかけて対策をしましょう。
Q.シュガーバインは花は咲かないの?
A.シュガーバインは日当たりや気温などの良い条件が揃うと、稀に花を咲かせることがあります。時期は春先から初夏の間で、花自体は小さく、葉の付け根に小さな花が密集して咲きます。
Q.シュガーバインの日常のお手入れは?
A.シュガーバインは、つるが伸びると下葉がなくなってくるため、植え替えと同時に短く切り戻しをしましょう。切った場所から新しいつるが伸びてくるので、樹形を整えることができます。長く伸びた茎は整え、切り落としたものは挿し木として利用するのもいいでしょう。混みあっている場所は間引いて風通しをよくしたり、枯れた葉をこまめに取り除くことで害虫対策になります。
つる性の観葉植物で育てやすいシュガーバインは、室内でもインテリアとして楽しむことができます。強い直射日光と高温に注意し、日当たりの良い場所に置くようにしましょう。稀に花も咲かせてくれるので、育てながら観察するのもおすすめです。