キッチン専用の「ワザアリテープ」って何よ? 魔法のテープを使った冷蔵庫の整理整頓が楽ちんすぎた
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コーヒーは、キャンプととっても相性が良い飲み物です。自然を見ながら飲むビターなコーヒー、焚き火の炎を見ながら飲むコーヒー、冷え込む早朝に飲むコーヒー。いずれも絶品です!
今回はキャンプ中のコーヒーの淹れ方をご紹介します。
まずはオーソドックスなドリップコーヒーの淹れ方です。使う道具はこういった物。
砂糖やミルクはお好みでどうぞ。
まずはケトルに水を注ぎます。
今回は熱源にガスバーナーを使用します。お湯が湧けばガスでも焚き火でも何でも大丈夫。ケトルを火にかけたら、お湯が沸くまでの間で次の手順へ。
コーヒー豆をコーヒーミルに入れます。1人前は約10gです。自分の使っているコーヒーミルに、10gの豆を入れるとどのぐらい上まで来るかを覚えておくと毎回計量しなくても大丈夫です。
豆をガリガリと挽いて、粉にします。
今回使うのはワイヤータイプのドリッパーです。折りたたまれた状態から展開します。
マグカップに直接ドリッパーを載せます。
ペーパーフィルターに折り目をつけて、ドリッパーに広げます。
粉にしたコーヒー豆をペーパーフィルターに入れて、準備完了です。
まずお湯を少しだけコーヒー豆の中心に注いで、30秒ほど待ってください。コーヒー豆を蒸らします。蒸らしが終わったら、コーヒー豆全体にお湯がかかるよう、円を描くようにお湯を注いでいきます。お湯は一度に入れすぎないよう、少しずつ入れます。
お湯は細く少しずつ注ぐのが理想です。そのためケトルの注ぎ口にはパイプのような部品を付けています。お湯を細く出せるドリップケトルなら、そのまま注ぐことができます。
ペーパーフィルターの先端がコーヒーに浸からない程度にドリップしたら、ドリップコーヒーの出来上がりです!
今回はもう1種類、マキネッタ(エスプレッソメーカー)を使ってアイスエスプレッソを淹れる手順もご紹介します。
まずはコーヒーミルで豆を挽きます。機械式のエスプレッソメーカーでは極細に挽くのですが、直火式マキネッタを使う場合は極細に挽くと内部の穴が詰まってしまうのでご注意。細挽きぐらいで十分です。
豆の量はドリップと同じく、1人前10gが目安です。ただし1度に入る豆の量はマキネッタによって変わりますので、何カップ用か把握して挽きましょう。
マキネッタを上下分離しますと、下の方には細かい穴の開いた漏斗のようなカップ(バスケット)があります。ここに挽いた豆を入れてください。
反対の手で持っているのは水を入れるところで、ボイラーと呼びます。
豆をバスケットに入れました。ぎゅうぎゅうに詰めてしまっても大丈夫です。
ボイラーに水を注ぎます。何カップ分を淹れるかで変わりますが、後ほど氷で割るのでドリップコーヒーに使うよりも少ない量になります。
水を入れたボイラーの上から、コーヒー豆を入れたバスケットをセット。入れるだけではまります。
バスケットの縁の部分に豆が乗っていると漏れてしまうことがあるので、指などで払ってきれいにしておきましょう。サーバー部分を上からねじこみ、しっかり閉めます。
マキネッタを火にかけ、抽出します。今回は焚き火で残った熾火を使いました。火力が高すぎない方がうまくいきます。マキネッタの直径は小さいため、強火にしようにもしにくいと思いますが、弱火~中火ぐらいがちょうどいいでしょう。
ボイラー内で水が沸騰すると豆の入ったバスケットをぐるぐる循環します。そして圧力が高まると上のサーバーに噴き出してくるという仕組みです。
サーバー内にエスプレッソが噴き出してきました。この噴出が出なくなったらエスプレッソの出来上がりです。火からマキネッタを下ろしてください。
ホットで飲む場合は、このままカップに注ぎます。
今回はアイスエスプレッソなので、氷入りボトルに注ぎます。
できたての熱いエスプレッソを注いだら、ボトルのフタを閉めて混ぜます。
カップに注いで、苦味すっきりのアイスエスプレッソの出来上がりです。苦いのが苦手な方は、牛乳を足しても美味しいですよ。
家でまったく同じ淹れ方をして飲んでみても、キャンプで飲むコーヒーの方が不思議と美味しく感じます。自然という視覚的なスパイスのおかげではないかと推測しますが、これは実際にやってみて頂かないと分かりません。ぜひ一度お試しください!