ニチニチソウの寄せ植えに合う花は? おしゃれな配置や管理方法を解説
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赤い花びらと緑の葉っぱの対比が美しいポインセチア。しかし、よく見ると赤い部分は花びらではなく蕾を包んでいる葉で、本当の花はその中心にある黄色い粒です。「ショウジョウボク」という別名は、この赤い葉が日本の伝説上の動物「猩猩(しょうじょう)」に似ていることに由来します。
「私の心は燃えている」という花言葉は、ポインセチアの燃える火のような赤い色を表しているそうです。アメリカでは20世紀前半から品種改良が始まり、現在ではクリスマスの時期に合わせてより色付きやすくなるように改良されています。
開花時期は11月〜翌2月で、植え付けを行うのは3月〜5月、植え替えは5月〜7月に行いましょう。この時期に刈り込んだ新芽の枝を6月頃植えれば、挿し木で増やすこともできます。
もともと熱帯性のため、寒さには弱い植物です。冬の時期は、日当たりの良い室内に置きましょう。
湿気を嫌うので、水を与えすぎないよう、乾かし気味に育てましょう。
室内で育てていると、歯の裏側に白い虫がついていることもあります。
これはオンシツコナジラミというとても小さな虫です。こまめに観察し、大量に発生する前に駆除してください。
1日の中で、夜のように暗いところに置いておく時間が必要です。
ずっと明るい室内に置いていると、いつまでたっても花が咲きません。
9月〜11月は、夕方5時から翌朝8時頃まで、段ボール箱などをかぶせて暗くしておきましょう。
Q.ポインセチアを枯らさないためのコツはありますか?
A.ポインセチアは寒くて湿った場所が苦手なので、気温が10℃を下回らない場所に置きましょう。乾燥には強い植物なので、乾燥よりは水のやりすぎに注意してください。
Q.ポインセチアの増やし方を教えてください。
A.ポインセチアの増やし方は「挿し木」が一般的です。このとき、切り口から出てくる乳白色の液体に触れてしまうと、皮膚が弱い人はかぶれてしまうことがあります。万が一、直接触ってしまったら水で洗い流しましょう。
Q.ポインセチアはどんな土を好みますか?
A.水はけがよく水もちのいい、バランスのとれた土を好みます。初めて育てる人や、植え替えをやってみたいという人は、市販の観葉植物用の培養土や、花・野菜用の培養土を使うと良いでしょう。
葉っぱを花びらと錯覚させる、不思議な魅力を持つポインセチアは、クリスマスカラーとしてもよく知られています。暗くしておく時間に気をつけながら、ぜひ育ててみてください。