【ベタの飼い方】小さな水槽で飼える魚のペット!初心者でも育てやすい
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白い茎と葉、青紫色の花が魅力的なエレモフィラニベア。シルバーリーフが美しい人気の植物の一つです。別名は「ホワイトツリー」で、花言葉は「憧れの佳人」。原産地はオーストラリアの乾燥した地域です。
そのほか、園芸用のハサミやグローブ、スコップや土入れ、ホースやじょうろがあると便利です。
では、実際にエレモフィラニベアを育てる方法について解説していきます。
エレモフィラニベアの花が咲くのは5月〜6月頃、植え付け・植え替えを行うのは4月〜6月頃の春か、9月〜10月頃の秋です。肥料を与えるのは4月〜6月頃と、9月〜10月頃が良いでしょう。
植え付け・植え替えをするときには、根鉢(ねばち)の土を崩さないよう気をつけましょう。もともと植わっていた鉢を、根を傷めないように静かに外して植え付けます。
根の弱い植物なので、根に傷をつけないようにしましょう。もともと植わっていた鉢を静かに外すと、根と土が一体になった「根鉢」がきれいに取り出せますが、根鉢をできるだけくずさないように植えつけや植えかえを行います。土は水はけのよいものを選びましょう。
植えつけ、植えかえの詳細については下の記事を参考にしてみて下さい。「根鉢」がどのようなものかについての説明もしています。
【基本】知っておきたい植えつけのやり方
https://magazine.cainz.com/article/61291
乾燥に強い植物なので、水の与えすぎに注意します。土がしっかり乾いてから水やりをしましょう。多肉植物に近い感覚で、乾かし気味に水やりします。セダムやハオルチアなど、比較的水分を好むタイプの多肉植物のようなイメージです。
水は鉢土がしっかり乾いてから与えます。基本的に鉢土が乾いたら、鉢底から流れ出すほどたっぷりと水を与えましょう。夏は暑い時間に土が湿った状態だと高温多湿で根が傷むことがあるので、日が陰ってからたっぷり与えましょう。冬は水が凍らないよう、お昼までに水を与えて、日没までにはある程度水気が切れるようにしましょう。冬の間は生育が停滞するのであまり水は必要ありません。鉢土の表面がしっかり乾いてから2〜3日経ってから、やや控えめに水を与えます。
春になって芽が動き出したら規定量より少なめの肥料を与えます。肥料は春の一回だけでも十分ですが、下葉が黄色くなってきていたら肥料切れのサイン。9月のお彼岸頃に、規定量の半分ほどの肥料を与えます。肥料の与えすぎは根を傷める原因になるので、特に夏に肥料を与えるのは禁物です。
基本的に鉢植えで育てます。通常はよく日が当たる場所で育てますが、根が高温にさらされると傷むことがあるので、真夏は西日を避けられる場所がよいでしょう。また、霜が降りるほど気温が下がる際には、軒下に避難させます。
エレモフィラは気温が高いのは平気なのですが、根が高温多湿になるのを好みません。夏は夕立やゲリラ豪雨などで不意の雨が降ることがあるので、軒下などの雨が避けられる場所がベストポジション。梅雨や秋の長雨も苦手です。基本的に水は水やりで与え、それ以外の雨などで土が濡れない場所で育てましょう。
霜に当たると枯れてしまうので、冬は3℃以上を保つようにします。気温が氷点下になる場合は室内に取り込んで、窓辺の日当たりのよい場所で管理しましょう。
Q.エレモフィラニベアを育てる際に気を付けるべき害虫などはありますか?
A.大きな被害が出るような害虫はつきにくいですが、冬場にカイガラムシがつくことがあります。市販の殺虫剤を使い、冬には予防として数回散布しておきましょう。
Q.エレモフィラニベアの剪定の仕方は?
A.樹高が1メートルほどになったら、伸びすぎた枝をつけ根から切ります。先端の芽だけを刈り込むような剪定は、あまり好みません。春先や秋のお彼岸頃など、しばらくは生育することができるような時期に剪定するのがおすすめです。
シルバーリーフに鮮やかな紫が映えるエレモフィラニベアは、寄せ植えにしてもブーケに加えても素敵です。雨に当たらないよう気をつけながら、日当たりの良い場所で育てましょう。