料理研究家・リュウジの簡単やばうまレシピ「キノコ柚子胡椒バターパスタ」
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真っ赤な小さな実が可愛らしいクランベリー。そのまま食べると酸味が強く、生食には向きませんが、実はクランベリーには強い抗酸化作用や美白効果、むくみ解消などのさまざまな効果があるとされています。特に有名なのは、膀胱炎・尿道炎の予防と再発防止効果があることです。
花言葉は「心痛を慰める」「心を癒す」などで、ここからも古くから傷や解毒、胃や肝臓の不調などを治療する医薬的な効果が知られていたことがわかります。
では、実際にクランベリーの育て方について解説していきます。
クランベリーの開花時期は5月〜6月中旬、収穫期は9月〜11月頃です。株が混んできたら、株分けしましょう。時期としては2月中旬〜下旬頃が適しています。
植え付ける場所・鉢植えを置く場所は、午前中によく日が当たり、午後には明るい日陰になるようなところを選びます。
寒さにはとても強く、冬に寒さに当てないと花芽がつきません。
ただし、霜に当たるのは良くないので、軒下などに移動させましょう。
乾燥や水切れに弱いため、常に土が濡れているように水やりをします。
土の表面が乾き始めたら、鉢の底から流れ出るぐらいたっぷりと水を与えましょう。
酸性の土壌を好むので、ブルーベリー用の土にピートモスを混ぜたものを使います。
水はけがよく、乾燥しない土が良いでしょう。
肥料は2月と9月に、有機質肥料を与えましょう。
9月〜11月に、果実が赤く色づいて少し柔らかくなってきたら収穫のときです。
手でひとつひとつ、ていねいに摘み取りましょう。
Q.クランベリーを育てる際に気を付けるべき害虫や病気などはありますか?
A.葉巻虫やハダニ、カイガラムシなどの害虫がつくことがありますので、見つけたら早めに駆除しましょう。薬剤などで予防や駆除が可能です。その他には、特に注意が必要な病気もない、育てやすい果樹です。
Q.クランベリーの増やし方は?
A.クランベリーは繁殖力が強いので、植え替え時に「株分け」や「取り木」といった方法で比較的簡単に増やせます。
株分けは、株を掘り出し、親株と子株をつなぐ地下茎をハサミで切り、それぞれ違う鉢植えに植えます。
取り木は、あらかじめ株元に土をかぶせておき、3月頃の植え付け時期に合わせて根が生えている若い枝を切り取ります。
Q.クランベリーの手入れで気をつけたいことは?
A.枝が混みあってきたら、その部分の風通しをよくするため根元から間引きを行います。5月頃に花芽がつく枝を残すように剪定しましょう。
体にも、とても良いとされているクランベリー。育ててみると、いろいろな魅力が感じられます。ぜひ、自分で育てて、その実を自分で収穫してみてください。