料理研究家Mizukiのレシピ「チョコチップ蒸しパン」
リンクをコピーしました
#308798525
テレビ接続用の同軸ケーブルを選ぶ際は、「75Ω」もしくは「テレビ用」と記載のあるものを選びましょう。同軸ケーブルはテレビ用以外にも、オーディオ機器や無線機器用のものがあるため注意が必要です。また、プラグの形状も、直角に折れた「L字型プラグ」、ストレートな「S字型プラグ」など種類は様々。アンテナ側とテレビ側の端子を確認して、接続する場所にあわせたプラグを選ぶようにしましょう。
また、同軸プラグの太さにも種類があり、「3C」「4C」「5C」と数が大きくなるにつれて太くなります。家庭用の多くは「4C」か「5C」ですが、ベランダに設置する場合は「屋外用」と記載された「5C」を選ぶと安心。なお、アンテナの設置予定場所から電源までの距離を確認して、必要となるケーブルの長さを確認することも忘れずに。
マンションなどの共用アンテナを使用している場合、地デジやBS/CSの電波は1つのケーブルにまとめて伝送されることがあります。一方、テレビの出力端子は地デジとBS/CSが分かれているので、両方の電波を受信するためには、電波を分ける「分波器」が必要。分波器を選ぶときは、見たい映像に合った周波数の対応商品を選びましょう。BS/CSの契約をしているなら、周波数2600MHz前後のものが安心です。
テレビのアンテナと言えば、大きな物が屋根の上にあるイメージですが、取り付け作業は難しく、高いところの作業は危険が伴うことも。しかし、最近はベランダなどに簡単に取り付けられるものも多くあります。
ベランダ設置タイプの地デジ用アンテナであれば、ベランダの手すりなどに簡単に設置でき、室内アンテナに比べて安定して受信できます。なお、受信強度を高めたい時はブースターが必要になる場合も。
屋根に設置すると、台風や強風でアンテナの角度がずれたときの修正が大変ですが、ベランダであればメンテンナンスも簡単です。また、専門業者に依頼すると15,000〜30,000円かかると言われていますが、ベランダ設置であれば自力で設置できるため、物品の調達費用だけで済みます。
地デジ用アンテナを取り付けたい場所を決めたら、ベランダの手すりの支柱を挟むように取り付け金具を取り付けていきます。
取り付け金具にボルトを通し、左右2本とも仮り止めして締めておきます。
最後はボルトをモンキーレンチで本締めして、しっかり固定しましょう。
次に、アンテナ本体を固定する支柱ボルトを一度取り外します。
続いて、アンテナ本体を取り付け金具にセットします。
支柱ボルトを取り付け金具の下から通し、アンテナ本体を固定します。
取り付ける地域とアンテナの取り扱い説明書などを参考に、アンテナの方向を決めます。周囲の家のアンテナの向きを参考にするのも有効です。
適切な方向に合わせてアンテナの向きを調整し、おおまかな位置が決まったら、一度ボルトを締めて固定します。
続いて、配線と調整に入ります。まず同軸ケーブルに屋外用の防水キャップを通し、先端に端子の金具を取り付けます。
ケーブルをアンテナ本体に接続し、モンキーレンチで締めて固定します。
最後に防水キャップをしておきましょう。
次に、アンテナに電源共有が必要な機種は、室内のコンセントに電源プラグを入れて電源を供給します。
室内に引き込んだアンテナケーブルと電源部をつなぎます。
さらにケーブルを分波器につなぎます。
分波器のケーブルを、テレビの裏側にあるアンテナ入力端子につなぎます。接続は完了です。
テレビの受信強度の確認画面や実際の映りを見ながら、映像がきれいになるようにアンテナの角度を調整します。
レベルチェッカーがあれば、画面を見ながらではなく、アンテナの設置場所で電波の強さがわかるので便利です。
映像を確認してアンテナの角度が決まったら、角度調節ボルトを本締めして固定します。これで取り付けは完了です。
Q. 地デジ用アンテナには、どんな種類がありますか?
A. 地デジ用アンテナには、大きく分けて「平面アンテナ」と「八木式アンテナ」の2種類があります。「八木式アンテナ」は、性能は安定していますが、特殊な形状によって景観を崩してしまうことも。今回、取り付け方を紹介したのは「平面アンテナ」。すっきりした形状で、小型の機種が多いのが特徴です。ただし電波の弱いエリアでは、八木式アンテナほど安定しないとも言われています。そのほか、雪などの天候に強い機種などもあり、いずれにしろ取り付ける住宅環境に合ったものを選択することが大切です。
Q. ベランダに設置するときの注意点は?
A. マンションやアパートといった集合住宅では、「建物の外観を損わないように利用する」といった規約が定められている場合がありますので、勝手にアンテナを取り付けることができません。設置する前に、不動産会社や大家さんから許可をもらうことを忘れずに。また、ベランダだと屋根への設置に比べて、電波状況が優れない場合があります。屋根はアンテナの角度を360度調整できるのに対して、ベランダでは角度が制限されるからです。地デジアンテナは電波塔の方向に向けて取り付けることで十全に使用できますので、購入前にある程度の方向を確認しておくのがよいでしょう。
屋根に上る危険を冒さなくてもベランダに設置できる地デジ用アンテナ。ベランダなら、アンテナの方向や不具合の調整がしやすくなります。映りに合わせてベストな角度を探し、きれいな映像を楽しんでくださいね。