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クレソンの育て方 栽培に必要なものや収穫の方法などを紹介します

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

クレソンはピリッとした辛味が特徴で、料理の添え物というイメージが強い野菜ですが、実はカリウムやカルシウム・鉄分など、17種類もの栄養素が含まれているスーパーフードです。

食材として使われる場合は、スーパーで購入される方が多いと思いますが、実はご自宅の庭やベランダ・お部屋などで簡単に育てていただけます。真夏や真冬をのぞいてほぼ1年中収穫できるので、家庭菜園の初心者に向いている野菜といえるでしょう。

今回はそんなクレソンの育て方のコツについてくわしく解説していきます。露地栽培やプランター栽培、水耕栽培などさまざまな方法での育て方を解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

クレソンはどんな植物?

上から見たクレソン

クレソンはピリッとした辛味と苦味が特徴で、柔らかい芽の部分を食用にします。和名を「オランダガラシ」といいます。

クレソンはヨーロッパからアジアの温帯に広く分布するハーブの一種で、水生植物のため水辺を好み、はうように茎を伸ばしていきます。水深のあるところでは水面に横たわるように浮いて、茎の途中からも根を出してどんどん増えていきます。春には5mm〜6mmほどの白く小さな花を咲かせます。

原産地のヨーロッパでは古くから栽培されており、日本にも明治時代に入ってきたといわれています。繁殖力が旺盛なため、現在では野生化したクレソンが全国で見られます。

クレソンの栽培のはじめ方

クレソンの苗

「苗」もしくは「種まき」から育てる

クレソンは種まきと挿し木の両方で増やせます。冷涼な気候を好み、種まきの適期は春の4月中旬から5月中旬、秋まきなら9月中旬から10月中旬です。挿し木で増やす場合も同様に、春と秋が適期となっています。

挿し木で増やす場合は、10cm〜15cmほどの長さに切った茎を用土や水に挿しておくと、簡単に根が出てきます。種から育てる場合は、育苗トレイかプランターに直接まきましょう。セルトレイで育苗してからプランターに植え替える方法もあります。

「鉢植え」と「地植え」のどちらでも育てられる

クレソンはもともと水辺に生える植物なので、水辺や湿地を好みますが、水を切らさないようにすれば畑でも栽培できます。地植えの場合は、日のよくあたる場所や半日陰に植えましょう。

クレソンは暑さに弱く、真夏には茎や葉が溶けるように落ちてしまったり、根腐れを起こしてしまったりすることがあります。土の表面がやや乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。繁殖力が強いので、一度種まきしたら何年も収穫できます。真冬には根が凍らないように気をつけてください。

プランターで栽培する場合には、夏場はプランターを半日陰か日陰の風通しがよい場所に置くとよいでしょう。日当たりが良過ぎるときには遮光ネットを使ってください。

クレソンを育てる環境

日に当たるクレソン

クレソンが好む日当たり・温度

最もよく育つ温度帯は15℃〜18℃で、春と秋が生育期です。冷涼な気候を好み、夏は暑さでやや弱ります。プランターで育てる場合は、真夏は半日陰の風通しのよい場所に置いてください。

耐寒性はありますが、寒さで茎や葉が枯れることがあります。冬にも収穫したいときには、5℃〜8℃以上の気温を保つようにしましょう。

クレソンの水やり

湿り気がある環境が好きなので、水切れしないように注意しましょう。土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えてください。プランターの受け皿に水を張って底から水を吸わせる場合は、水はけのよい砂礫質の土を使いましょう。

保水力のよい土を使うと根腐れを起こしてしまうので気をつけてください。受け皿にためた水は、時々交換するようにしましょう。

クレソンの土と肥料

クレソンの葉っぱ

クレソンを育てる土

クレソンはもともと水生植物なので、地植えで育てる場合は保水性のよい場所を選びましょう。プランターで育てる場合は、根腐れしないように水はけのよい土を選んでください。「赤玉土(中粒か小粒)6:腐葉土3:川砂1」の割合の配合土を使用するのがおすすめです。

一般的な野菜培養土を使用する場合は、底土を底に5cm程度敷いたあと、培養土を容器の8分目程度まで入れましょう。元肥入りの野菜培養土を使用していれば追肥は必要ありませんが、ほかの野菜栽培に使った土を再利用する場合は、油かすを混ぜ込んでください。

種から育てるときには、条間を10cm程度あけて深さ1cmのまき溝を作り、1cm間隔で1粒ずつ筋まきして、薄く土をかぶせていきます。育苗トレイや丸型プランターの場合は、種が重ならないようにばらまきしましょう。本葉が2、3枚出たら株間が15〜20cmになるように、生育がよいものを残して間引いてください。間引いた株はベビーリーフとして食べられます。

クレソンの栽培におすすめの土

クレソンに与える肥料

クレソンは生命力が旺盛なので、肥料を与えなくても元気に育ちますが、夏の暑さや冬の寒さで弱っているときには、10日〜15日に1回液体肥料を与えるとよいでしょう。

クレソンはアブラナ科の植物なので、あまり肥料が多いとアブラムシを呼び寄せます。少なめの肥料で育てるよう心がけましょう。

クレソンの栽培におすすめの肥料

クレソンの収穫

籠のなかのクレソン

クレソンの収穫時期・方法

クレソンの草丈が15cmくらいになったら、そろそろ収穫のタイミングです。茎の先端を摘みとってわき芽を増やしていき、草丈が20cmほどに成長したら葉や茎を摘みとっていきます。

クレソンは摘芯をこまめに行うことで、わき芽が増えて、柔らかく味のよい葉が収穫できます。20cm以上になると硬くなってしまうので、葉が4枚~5枚ほどついたところで収穫しましょう。花が咲くとその茎は硬くなるので、つぼみのうちに摘みとるようにしてください。

収穫したクレソンの使い方

クレソンはピリッとした辛味と苦味が特徴で、肉料理のつけ合わせとしてよく使用されています。β-カロテン、カルシウム、カリウム、ビタミンC、鉄などさまざまな栄養素を含んでいるのが特徴です。

サラダや和え物など、生で食べていただくのが手軽で一般的ですが、β-カロテンは油と相性がよいので、炒め物にしても美味しく召し上がっていただけます。

クレソンの辛味はカレーとも相性がよいので、調理の最後にクレソンを加えて風味や食感を楽しんでいただくこともできます。またクレソンには多くの栄養素が含まれているので、トマトや人参などと一緒にスムージーにしても美味しく召し上がっていただけます。

クレソンの栽培で気をつけたい病害虫

クレソンは、ハダニ・アオムシ・コナガ・ヨトウムシの被害を受けることがあります。放置すると栄養を吸いとられたり、葉が白っぽくなるなどの被害を受けたりするので、こまめにチェックして早めに駆除しましょう。室外で栽培する場合には、防虫ネットを張るのがおすすめです。

クレソンを水耕栽培で育てる方法

水耕栽培されているクレソン

クレソンはもともと水辺に自生する植物なので、水耕栽培との相性もよいです。スーパーで販売されているクレソンを水に挿しておくだけでどんどん成長するので、キッチン栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

はじめは水を入れた容器に挿しておくだけでもOK

手軽に始めるなら、水を入れた容器に挿しておくだけでも根が伸びて成長します。クレソンの茎を10cmくらいの長さに切りとり、水を入れた容器に水を挿して、真夏は1週間に一度、冬は1〜2カ月に一度を目安に交換してください。

大きく育てるなら水耕栽培キットがおすすめ

クレソンを水耕栽培で大きく育てたいのであれば、ハイドロボールを使ったハイドロカルチャーや、水耕栽培用のキットで育てると本格的に栽培できます。

プラスチック製の水切りざるに不織布を敷き、砂を敷きつめてクレソンの株を植えつけ、そのざるに水を張って代用することも可能です。水で薄めた液体肥料を1週間に一度与えて、夏は水が腐らないようにこまめに替えるようにしてください。

クレソンを水耕栽培するポイント

クレソンの水耕栽培で大切なことは、葉を濡らさないようにすることと、水を衛生的に保つことです。葉が水につかるとクレソンが腐ってしまうので、注意してください。また、水をこまめに取り替えて、細菌が発生しないように気をつけましょう。

基本的には日当たりのいい場所に置きますが、真夏の強い日差しは避けて、日陰で管理するようにしてください。

まとめ

サラダにしたり、ハンバーグなどに添えたりできるクレソン。少量だけ欲しいことが多い野菜でもあり、家庭菜園で育てられると便利でもあります。

育てる手間はあまりかかりませんし、水耕栽培でも育ちますから、家庭菜園にこれから挑戦したいと考えている人でも育てやすいでしょう。このページを参考に、ぜひクレソンの栽培にチャレンジしてみてくださいね。

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