リンクをコピーしました

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

オリヅルランの上手な育て方|増やし方や注意点も詳しく解説!

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

細長い葉が特徴的で観葉植物として人気のオリヅルラン。寒さに強いため、部屋の中だけでなく玄関先やベランダで育てている人も多いです。育て方も簡単なため、ポイントを抑えれば誰でも上手に育てることができます。

この記事ではオリヅルランの基本情報や詳しい育て方を紹介。育てるポイントや注意点、増やし方も解説していくので、これからオリヅルランを育てようと思っている方はぜひ参考にしてください。

オリヅルランの基本情報

まずはオリヅルランの基本的な特徴や品種についてご紹介します。

オリヅルランの基本情報

植物名 オリヅルラン(折鶴蘭)
属名 キジカクシ科オリヅルラン属
学名 Chlorophytum
英名 Spider plant
原産地 熱帯アフリカ、南アフリカなどの温帯〜熱帯地域

オリヅルランの特徴

オリヅルランはランナーの先につける子株がオリヅル(折り鶴)の様に見えることから、その名前が付けられました。ちなみにランナーは匍匐茎(ほふくけい)とも言い、伸びる茎のことを指します。このランナーはどんどん伸びて広がり、蜘蛛のようにも見えることから「スパイダープラント」とも呼ばれています。

オリヅルランの花

オリヅルランの花

オリヅルランは春~秋にかけて、ランナーの節からかわいらしい白い花を咲かせます。耐寒性があるため、北海道・東北以外の暖かい地域であれば、玄関先やベランダ、屋外で越冬することも可能です。

また、NASAの実験でオリヅルランには空気洗浄能力があることが発見されました。オリヅルランには、空気中のホルムアルデヒド(粘膜を刺激する揮発性の化学物質。涙や鼻水が出たり、のどの渇きやせきが出ることがある。)を吸収する作用があり、見た目だけでなく機能性も兼ね備えている植物です。

オリヅルランの品種

オリヅルランの品種

オリヅルランは、熱帯アフリカや南アフリカなどの温帯〜熱帯地域に広く分布しており、200種類以上発見されていますが、観葉植物として栽培されているのは数種類です。代表的な品種がソトフオリヅルラン、ナカフヒロハオリヅルランの2種類。他にもミニサイズのシャムオリヅルラン、葉の先がくるっとカールしているボニーなどの品種も人気です。

ソトフオリヅルラン

葉のフチに白・クリーム色のライン模様が入っている品種。オリヅルランの中でもっとも代表的な種です。寒さや乾燥に強く、ランナーもよく出して育てやすいため、広く流通しています。

ナカフヒロハオリヅルラン

葉の中央に白・クリーム色のライン模様が入っている品種。模様の範囲が大きいため、見た目も楽しむことができます。耐寒性などは、他の品種と比べるとやや弱く、ランナーも出しにくい特徴があります。

シャムオリヅルラン

ミニサイズでコンパクトな品種です。他の品種と比べて葉が短くランナーが出ないため、限られたスペースで育てたいときにおすすめ。

ボニー

葉の先が内側にカールしている品種です。葉の中央に白・クリーム色のライン模様が入っています。

オリヅルランの上手な育て方

オリヅルランの特徴や品種が分かったところで、さっそく育て方について解説していきます。これから育てようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

オリヅルランを育てる時期

オリヅルランを育てる時期

初めて植え付ける場合も、植え替える場合どちらも、5〜9月の間に行うようにしてください。オリヅルランは比較的耐寒性が強い植物ですが、冬は成長が鈍るため暖かい時期に行うようにします。

植え付け

オリズルランの植え付けは、春〜秋の5〜9月に行うようにしましょう。生育が旺盛でどんどん育つため、見越して大きめ鉢に植え付けます。

植え替え

生育旺盛のオリヅルランは、なるべく毎年植え替えるようにしましょう。時期は植え付けと同様に5月〜9月頃行います。植え替えの際は、一、二回り大きいサイズの鉢を選んでください。そのままの小さい鉢で育てていると、根詰まりを起こし枯れてしまうことがあるため注意しましょう。

オリヅルランの育て方のポイント

オリヅルランの育て方のポイント

■選び方:害虫がついていない・葉先がきれいなものを選ぶ

病害虫がついていないか、株が弱っていないかをしっかり確認するようにしましょう。オリヅルランは弱ると葉先が茶色くなり、しおれてきます。購入する際は、害虫がついていない・葉先が緑色で元気なものを選ぶようにしください。

■水やり:土の表面が乾いたら与える

水やりは基本的には土の表面が乾いてから与えます。夏の間はオリヅルランの生育期で、どんどん水を吸収するため土が乾きやすくなっています。そのため、たっぷりと水をあげるようにしましょう。土が湿っているときに水やりをすると、根腐れしてしまうことがあるため注意してください。

冬はオリヅルランの成長がストップするため、水やりの回数を減らしていきましょう。タイミングは、様子を見ながら土を乾かし気味に与えてください。

■肥料:固形の場合2ヶ月に1度、液体の場合10日に1度

肥料は春〜秋の間に、固形の緩効性肥料を2か月ごとに1回ほど、土の上に置き肥してください。もしくは速効性のある液体肥料を1週間〜10日に1回ほど与えても大丈夫です。室内で育てる場合、有機肥料を少なめにして化成肥料をメインで与えると、コバエが発生しにくくなるためおすすめです。

■日当たり:日陰でもOK。ただなるべく日光は当てる

オリヅルランは日陰でも育てることができ、初心者にもおすすめの植物です。ただなるべく日の光が当たる場所で育てましょう。日光を浴びればそれだけよく成長し、強く元気な株になってくれます。

また、冬は霜に注意して、冷たい風が当たらない場所で管理しましょう。屋外で育てている場合、軒下などに避難させてください。気になるようであれば、玄関口や室内に取り込みましょう。

■植え替え:大きめの鉢を用意して毎年行う

植え替え時期は上でも説明したとおり、春〜秋頃に行いましょう。どんどん成長して根を広げるため、1年に1回は植え替えるようにしてください。

植え替えのやり方は次の通りです。

  1. 植え替え前、水やりを控えて土を乾かす。
  2. 作業場所にビニールシートや新聞紙を敷く。
  3. 一、二回り大きいサイズの鉢を用意する。
  4. 鉢底の穴に鉢底ネットを入れ、軽石を敷いていく。もしくはネット入りの鉢底石を敷く。
  5. 新しい用土を鉢全体の3分の1ぐらいまで注ぎ込む。
  6. 根を傷つけないように、オリヅルランを鉢から丁寧に取り出し、鉢に植え替える。
  7. 根に黒くなっている部分があれば、はさみを使って取り除く。
  8. 用土をさらに加える。
  9. 鉢底から水が流れ出てくるまで水を与えて、植え替え完了。

オリヅルランの増やし方

オリヅルランの増やし方

オリヅルランは株分けをしたり、子株から増やしたりすることができます。花が咲いた後にできる種を収穫し、植えることでも増やせます。寄植えやハンギングなどアレンジをすぐ楽しみたい方は株分けを、一から育てて成長を楽しみたい方は種蒔きをして増やすのがおすすめです。

株分け

株分けはしっかり成長した株を使います。根についた土をほぐし、1つの株に地上部の芽が3つ以上付くように切り分けていきましょう。切り分けたら、同じサイズの鉢に1つずつ植え替えて育てます。

子株から増やす場合、ランナーについた子株を切り分けるだけ。ただ最低でも8枚以上葉がついたものを選んでください。切り分けたら小さめの鉢に植え替えて完了です。

種蒔き

オリヅルランは花が咲いた後、黒い種をつけます。種を収穫したら蒔いて育てていきましょう。初めのうちは、鉢ではなく小さめのプラスチックの容器などでも育てることができ、水栽培も可能です。土で育てる場合は、種を蒔いた後軽く土を被せて、乾燥させないように様子を見ながら水やりしてください。

オリヅルランを育てる上での注意ポイント

オリヅルランを育てる上での注意ポイント

ここまでオリヅルランの育て方や増やし方について紹介してきました。日陰でも育てることができ、比較的寒さにも暑さにも強いオリヅルランですが、次の2つに注意する必要があります。

  • 病害虫
  • 寒さ・霜

それぞれ見ていきます。

病害虫

オリヅルランを育てる際は、「カイガラムシ」と「アブラムシ」に注意しましょう。どちらも気づくと大量発生している害虫で、見つけ次第早めに駆除するようにしてください。

カイガラムシの大きさは2〜10mmと小さいため、ヘラなどでこそぎ落とすように駆除しましょう。アブラムシも2~4mmととても小さいため、ヘラを使うか虫が付いた葉・ランナーごと切り落としてしまうのがおすすめです。

害虫の他にも、炭そ病という病気にも注意してください。炭そ病は高温多湿になる梅雨〜夏の時期に発生しやすく、カビが原因で葉や茎に斑点模様ができ、腐ったり枯れたりしてしまいます。もし見つけたら早めに薬剤を与えるようにしましょう。

寒さ・霜

オリヅルランの中でも代表的なソトフオリヅルランは、比較的寒さや暑さ・乾燥に強い植物です。ただ、シャムオリヅルランやナカフヒロハオリヅルランは寒さに弱いため、冬の間は霜に当たらないように、軒下や玄関口に取り込むようにしましょう。心配な場合は、室内で育てるのがおすすめです。

まとめ:品種に合った育て方と植え替えをすれば毎年楽しめる

まとめ:品種に合った育て方と植え替えをすれば毎年楽しめる

いかがでしょうか。ここまでオリヅルランの特徴や品種、育て方のポイントや増やし方などを紹介してきました。

品種にもよりますが、オリヅルランは生育旺盛で、葉やランナーをどんどん伸ばすため、植物をあまり育てたことがない方でも挑戦しやすいです。しっかり植え替えを行えば、毎年楽しむことができます。ぜひこの記事を参考にオリヅルランを育ててみてください。

また、カインズではオリヅルランを育てるのに便利な鉢や用土などを豊富に取り揃えています。オンラインでも見ることができるので、興味がある方はぜひご覧ください。

▶カインズの公式通販・オンラインショップはこちら

loading

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから