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ジニア(百日草)の育て方|種類や水やりの頻度、肥料の与え方などを解説します

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

春から秋の間、次々と色鮮やかな花を咲かせて私たちを楽しませてくれるジニア。暑さに強く、秋が近づくにつれ花色は鮮やかさを増していきます。庭先で育てて色の変化を楽しむ方も多い花です。

最近では大きく育たない矮性種(わいせいしゅ)や、病気にかかりにくいものも品種改良で登場しており、花色もビビットなものからシックな雰囲気ものまでさまざま。

そんなジニアは、管理の手間が少ないことから、ガーデニングの彩りとしてもおすすめです。一年草ではありますが、種取りやこぼれ種で翌年も育てることができるため、気に入った品種を長く育てることができます。

ここでは、ジニアについて詳しく解説していきます。ジニアの人気の種類や、種まきや切り戻しの方法、挿し木や摘心、冬越しなどにも触れていきますので、どうぞ最後までご覧ください。

ジニアはどんな植物? 代表的な種類も紹介

ジニアはメキシコ原産のキク科の植物です。日本では「ヒャクニチソウ(百日草)」と呼ばれ、花が丈夫で色褪せにくいことから、仏花(仏壇に供える花)としても利用されてきました。

もともと、野生種のジニアは一重咲きのシンプルな雰囲気でしたが、現在では園芸用として、八重咲きのものや、色とりどりのもの、病気に強い品種までさまざまな品種が開発されています。

真夏の暑さにも強く、種からでも育てやすいため、ガーデニング初心者にもおすすめです。

ジニアの種類:ジニア プロフュージョン

ジニア プロフュージョン

ジニア・プロフュージョンは、ジニア・エレガンスとジニア・リネアリスを交配して作られた園芸品種です。

豊富な花色をもつエレガンスと、病気に強くコンパクトな花をつけるリネアリスの特性を持っています。厳しい暑さの中でも鮮やかな花を次々を咲かせ、庭先や花壇を彩ってくれますよ。

手間なく丈夫に育つので、ガーデニング初心者にもおすすめです。

ジニアの種類:ジニア リネアリス

ジニア リネアリス

ジニア・リネアリスは、和名をホソバヒャクニチソウといい、名前の通り茎や細いのが特徴です。一般的なジニアは草丈が大きく1mを超えるものが多いですが、リネアリスは30cmほどで、分枝をしながら横にこんもりと広がります。

花色はエレガンスに比べると多くはありませんが、病気になりにくく、小さな花を密集させて咲かせることから、洋風の庭のガーデニング素材として大変人気があります。

ジニアの種類:ジニア クイーンレッドライム

ジニア クイーンレッドライム

ジニア・クイーンレッドライムは、花弁が赤褐色で、中心だけライム色になっている、アンティークな雰囲気の品種です。繊細な見た目とは異なり暑さにつよく、地植え、鉢植えどちらでも育てられます。

ジニア・クイーンレッドライムは分枝が多く、6〜8cmほどの八重咲きの花をつけます。草丈は約80cmほどあり、花が直立して咲くため切り花としても人気です。

クイーンシリーズは、他にもクイーンライム、ライムブロッチなどの種類があります。

ジニアの栽培のはじめ方

ジニアの栽培のはじめ方

「種まき」からでも「苗から」でも育てられる

ジニアは種まき、苗植えどちらでも育てられます。

種まきの場合は、発芽に適した25℃前後になる5月~6月にかけて撒きます。種が大きいので、箱か“まき床”に「すじまき」をします。

ジニアの種は嫌光性のため、5mm程度の覆土をして、発芽まで土が乾燥しないようにこまめに水を与えましょう。環境が整えば7日前後で発芽します。

苗植えの場合、ジニアの苗は4月頃から出回りはじめます。購入する際は、下葉が枯れていない葉色がいきいきしたもので、茎がぐらついていないものを選びましょう。

「鉢植え」「地植え」のどちらでもOK

ジニアは耐暑性があり、地植え、鉢植えどちらでも育てられます。4月下旬〜7月、または9月頃に、気温が20℃以上になったタイミングで植え付けましょう。

ただし、ジニアは直根性で移植を嫌うため、何度も植え替えをすることができません。植え付けの際は、事前にジニアが好む環境か確認してくださいね。

ジニアを育てる環境

ジニアを育てる環境

ジニアが好む日当たり・温度

ジニアは日当たりと風通しの良い場所を好みます。暑さと日照りに強く、直射日光の下でも大丈夫です。日照不足になると花付きが悪くなるので日向に植え付けましょう。

梅雨の時期は「うどんこ病」になりやすいので、鉢植えの場合は軒下に移動させ、地植えの場合はマルチングで泥の跳ね返り対策をしてください。

ジニアの水やり

水やりは、土が乾いたタイミングでたっぷりあげましょう。真夏は水が温まり加湿状態になりやすいため、朝か夕方の涼しい時間帯を選びます。

また、高い位置から水をあげると、葉や茎に泥がはねて雑菌が付くため、株元に優しくあげるようにしてください。

ジニアの土と肥料

ジニアの土と肥料

ジニアを育てる土

ジニアは水はけがよく、有機質が豊富な土を好みます。地植えで育てる場合は、もともとの土に堆肥と腐葉土を混ぜて、よく耕しておきましょう。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土でも十分育ちます。自分で土をブレンドする場合は、草花用培養土7:腐葉土2:牛フン堆肥1の割合でにすると、花付きがよくなるのでおすすめです。

ジニアの栽培におすすめの土

ジニアに与える肥料

ジニアは開花期間が長く栄養を多く必要とするため、こまめに追肥を行いましょう。

追肥を行う時期は、花が咲きはじめてから秋頃までです。液体肥料を使う場合は10日に1回程度、固形肥料なら1ヶ月半〜2ヶ月に1回を目安に与えましょう。

ジニアの手入れ

ジニアの手入れ

ジニアの剪定・切り戻し

花数の多いジニアを育てる場合、芽の先端を摘み取る「摘心(てきしん)」を行います。摘心を行うことで、節にある脇芽が伸びて花茎が増えるので、花数の多いボリュームがある株になります。

ジニアは長い期間花を咲かせつづけますが、秋になると疲れて株が弱ってしまうため、8月中旬〜下旬に草丈の1/3程度まで切り戻しを行います。切り戻しを行うことで、秋まで元気に花を咲かせてくれますよ。

また、ジニアは花が終わると種のために栄養を使い始めます。種を取らないのであれば、枯れた花は早めに摘み取るようにしましょう。

ジニアの植え替え

ジニアは定期的な植え替えは不要です。なぜなら「直根性」で移植を嫌うため、何度も植え替えをすることができないためです。

直根性とは、根が途中で別れることなく、まっすぐと伸びていく性質をいいます。根が切断されたり傷ついてしまうと再生できず枯れてしまいます。植え替えをする際は、根が傷つかないように十分注意しましょう。

ジニアの増やし方

ジニアの増やし方

ジニアは挿し木で増やせる

ジニアは、春か秋に挿し木で増やすことができます。茎を先端から6cmほどの長さに切ったら、赤玉土小粒を入れた育苗ポットに刺しておきましょう。

その後、半日陰の下で土が乾燥しないように管理して、本葉が数枚付いたら根が出ているはずです。ひとまわり大きな鉢に植え替えて、大きく育てましょう。

育てたジニアの種から増やすことも

ジニアは一年草ですが、種を取っておくことで翌年も楽しめます。

種を収穫したい場合は、枯れた花をそのままにしておきます。茎ごと切り取って、しっかり乾燥させてから種を取り除きます。

枯れた花をそのまま置いておくと、こぼれた種から発芽して、翌年に同じ場所で自生することもあります。地植えの場合はそういった楽しみ方もよいでしょう。

ジニアの病気・害虫

ジニアがかかりやすい病気

ジニアは梅雨や秋の湿気が多い時期になると、うどんこ病や立ち枯れ病、灰色カビ病にかかりやすくなります。いずれも株が混み合い蒸れると発症しやすいため、風通しの良い場所で育て、切り戻しやこまめな剪定を行って予防しましょう。

また、泥の跳ね返りにより葉や茎に細菌が付くと斑点細菌病が発症しやすくなります。水やりの際は株元に水をあげるようにしたり、マルチングで対策しましょう。

病気が発症してしまったら、感染が広がらないようにすぐに切り取るか、重度の場合は株ごと処分してください。

ジニアにつきやすい害虫

気温が高く乾燥すると、ハダニやアブラムシが付きやすくなります。また、春と秋にはヨトウムシが付くことがあります。

どちらも見つけたらすぐに取り除いて、薬剤を散布して駆除しましょう。

まとめ

ジニアは、種からでも育てやすく、管理の手間も少ないため、初心者にもおすすめできる植物です。その反面、直根性で植え替えが難しいため、育てる場所を事前にリサーチする必要があります。

このページを参考に、ぜひジニアの栽培にチャレンジしてみてください。

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