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目次/ INDEX
ピンク色の可憐な花を、株いっぱいに咲かせる芝桜。埼玉県秩父市の羊山公園や千葉県袖ヶ浦市の東京ドイツ村などが、芝桜の名所として知られています。
芝桜は、匍匐(ほふく)と言って、地面を這うように育つのが特徴です。ガーデニングにおいては、剥き出しになっている土を覆うグランドカバーにも向いています。
このページでは、芝桜をプランターで育てる方法や刈り込み、株分けのやり方などを紹介します。芝桜を育ててみたいと思っている人は、参考にしてみてくださいね。
芝桜は、4〜5月にかけて、桜に似たかわいらしい花を咲かせるハナシノブ科の植物。病気や害虫に強いので、ガーデニング初心者にも育てやすいと言えます。
芝桜には、桃色の花びらに白い筋が入った「多摩の流れ」や、濃いピンク色が目にも鮮やかな「ダニエルクッション」、クリアなブルーが涼しげな印象の「オーキントンブルーアイ」など、さまざまな品種があります。
芝桜は、地面を這うように密生するので、庭に空いたスペースを埋めるのにぴったり。土の流出も防ぐため、花壇の縁取りや石垣の植栽などにも、しばしば用いられています。
芝桜の種は市場に流通していないため、苗から育てるのが一般的です。
苗を購入するときは、花が鉢全体を覆っているものを選ぶようにしましょう。反対に、茎がだらりと伸びている苗は、生育が悪いので避けたほうが無難です。
芝桜は、プランターでも地植えでも、どちらでも育てられます。プランターで育てる場合は、プランターの2/3を目安に土を入れ、そこに苗同士をおよそ15〜20cm間隔で植えましょう。
地植えで育てる場合は、日当たりや水はけ、風通しのよいところを選び、あらかじめ土を耕しておきます。また、プランターのときと同じく、苗同士の間隔を20〜30cmほど空けておくのがポイントです。
芝桜の植え付けは、プランターの場合も地植えの場合も、春もしくは秋に行うのがベスト。目安は、3〜5月と9〜10月です。
植え付けから2週間は、土が乾かないようにこまめに水やりを行ってください。茎の間に生えてくる雑草は、都度、抜いてしまってかまいません。
芝桜は、多湿を嫌います。日当たりや水はけが悪いと、根腐れを起こしてしまうことも。そのため、なるべく日当たりのよい場所で育てるのがおすすめです。
ちなみに、芝桜は、潮風の影響を受けやすいと言われています。海岸沿いにお住まいの場合は、上手く育たないこともあるので注意しましょう。
芝桜は乾燥に強いので、頻繁に水をやる必要はありません。前述のとおり、芝桜は多湿を嫌うので、水をやりすぎると根腐れを起こすことも。土の表面が乾いていたら、水をやる程度でOKです。
なお、気温の高い夏は水分が蒸発しやすいため、朝夕の涼しい時間帯を選んで、水やりをするようにしましょう。
芝桜は、水はけのよい土を好みます。具体的には、小粒の赤玉土(小粒)を6、腐葉土を2、川砂を2の割合で混ぜ合わせた土が適しています。
また、市販の草花用の培養土に、川砂を加えてもよいでしょう。目安は、草花用の培養土に対して、川砂1〜2割ほどです。
芝桜は丈夫なので、肥料はさほど必要ありません。ただ、2〜3月にかけて緩効性肥料を施すと、花をよくつけるようになります。
なお、速効性肥料は、根に害を及ぼしかねないので、与えるのは控えましょう。
芝桜にとって、定期的な草取りは不可欠です。なぜなら、株が大きくなるまでは雑草が生えやすいからです。
特に植え付け後は、雑草の侵入が目立ちがち。芝桜が雑草に覆い尽くされないように、こまめに抜き取ることが肝要です。
開花が終わり、花がらが茶色くなってきたら、刈り込みを行います。刈り込みとは、枯れた花がらを剪定するように切り取ること。刈り込みをすることで、風の通りがよくなり、蒸れにくい株へと成長します。
ただし、株元から刈り込んでしまうと、新芽が出てこなくなることも。剪定鋏や芝刈り機を用いて、芝桜を押さえつけすぎないように、軽いタッチでカットするようにしましょう。
芝桜を長く育てていると、根が地上に浮いてくることがあります。そのような根を、土に埋めることを目土(めつち)と言います。
目土を行うことで、根が乾燥から守られ、株の生育が促進されます。根が浮き上がっていたら、茎の下半分が埋まるくらいまでしっかり土を被せましょう。
芝桜は繁殖力が強いため、プランターで育てている場合は、1〜2年に1回を目安に一回り大きなサイズのものに植え替えるのがおすすめです。
地植えで育てている場合は、株が老化すると、株の根元の茎が硬くなり、花のつきが悪くなることがあります。そのようなときは、株を引き抜き、土を耕してから新しい苗を植えましょう。
芝桜の増やし方には、挿し木と株分けという、2つの方法があります。まず、挿し木とは、株の一部を切り取って土に挿し、発根させることです。
芝桜の挿し木は、一般的に4〜5月にかけて行います。挿し木後は、水を十分に与えながら半日陰に置いておけば、およそ1か月で発根すると言われています。
株分けとは、読んで字の如く、株を分けることです。植っている芝桜を掘り返して行うため、すでに根がしっかり生えており、発根させる手間がかかりません。
芝桜を上手く株分けするコツは、できるだけ広範囲に掘り返すこと。芝桜の株分けは、花が咲き終わった5〜6月、または秋口の9〜10月頃が適期とされています。
芝桜は丈夫な植物ですが、茎線虫病にかかりやすいと言われています。土壌中に数多く生息している体長1mmくらいの細長い虫(線虫)が原因で、茎が枯れたり、曲がったりします。
一度この病気が発生した花壇には、線虫が住みついてしまっていることも。芝桜が枯れてしまったからと言って、新しい苗を植えても、再び発症するおそれがあります。
ただし、米糠と太陽光を利用して土壌を消毒することにより、発症を抑えられたという報告もあるので、茎線虫病のような症状が見受けられる場合は、試してみるとよいでしょう。
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