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【おすすめの球根の花25選】春・夏・秋植えごとに紹介します

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

チューリップやユリ、スイセンなどの球根植物は多年草の仲間で、一定の休眠期間を置いて毎年花を咲かせるのが特徴です。球根の花の多くは暑さや寒さに強く、丈夫な性質を持っています。地植えの場合、水やりもあまり必要としないため、普段忙しい方やガーデニング初心者の方でも育てやすいです。

この記事では、そんな球根の花について季節ごとのおすすめの花を厳選してご紹介。どんな花を植えるか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

春植え・夏植え・秋植え球根の植え付け時期と開花時期

まずは基本的な植え付け時期と開花時期について解説していきます。それぞれ特徴が異なりますので、実際に栽培する前にあらかじめ確認しておきましょう。

春植え球根:3〜4月頃に植えて夏〜秋に開花

春植え球根:3〜4月頃に植えて夏〜秋に開花

アマリリスの花

春植え球根は3〜4月頃に植え付け、夏から秋にかけて開花します。アマリリスやグラジオラスなど熱帯・亜熱帯原産のものが多く、花1つ1つが大きいため庭が華やかな雰囲気になります。

春植え球根は寒さに弱い特徴があり、冬の間は休眠します。霜に当たると枯れてしまうことがあるため、掘り上げを行うなど冬越し対策をするようにしましょう。また、中には暑さには強いものの、湿気に弱い品種もあるため、風通しの良い場所に植えるのがおすすめです。

夏植え球根:7〜8月頃に植えて秋に開花

夏植え球根:7〜8月頃に植えて秋に開花

リコリスの花

夏植え球根は7〜8月頃に植え付け、秋頃に開花します。植え付けから開花までの期間が短く、育てやすいためガーデニング初心者の方にもおすすめです。温帯原産で寒さに強いものが多く、冬の間も常緑なので緑を絶やさずにガーデニングを楽しむことができます。

秋植え球根:10月頃に植えて翌年の春に開花

秋植え球根:10月頃に植えて翌年の春に開花

チューリップの球根

秋植え球根は10月頃に植え付け、そのまま冬を越して翌年の春に開花します。チューリップやスイセン、ユリやアネモネなどカラフルでかわいらしい花が多く、春の花壇を鮮やかに彩ります。秋植え球根の多くが温帯原産で、寒さに強いものが多いですが中には耐寒性がないものもあり、冬越し対策が必要になることもあるため注意が必要です。

【春植え】おすすめの球根の花5選

1.アマリリス

1.アマリリス

アマリリスは10〜20cmほどの大きな花を咲かせる、インパクトのある花です。一株だけでも存在感があり華やかな印象なので、地植えだけでなく鉢植えにも利用されます。球根は2月〜3月頃に出回り、春咲きは4月下旬〜6月頃、秋咲きは10月頃に開花します。寒さ・暑さに比較的強いですが、南アフリカ原産なこともあり冬は掘り上げを行うと安心です。

2.アガパンサス

2.アガパンサス

アガパンサスは爽やかな青や白の花を咲かせます。春頃植え付けると夏頃に開花し、性質が丈夫であまり手がかからないため、ガーデニング初心者の方でも育てやすいです。品種によって花の形や草丈、落葉性のあるもの、常緑性のあるものなど様々で、庭の雰囲気に合わせて選ぶのも良いでしょう。

3.ダリア

3.ダリア

ダリアは大輪種から中輪・小輪種、一重咲きや八重咲きなど様々な品種があり、花色もカラフルで存在感があるので花壇の主役にぴったりです。品種にもよって異なりますが、植え付けは3月下旬〜7月中旬、開花は6月〜11月頃。真夏は花が控えめになりますが、秋になると活発に咲くようになります。

4.グラジオラス

4.グラジオラス

グラジオラスは剣のような硬い葉と、ピンクや白、黄色などカラフルな花が特徴です。春咲きタイプと夏咲きタイプの2つがあり、春咲きは秋頃に植え付け、夏咲きは春から夏にかけて植え付けます。

5.カラー

5.カラー

カラーはスラッとしたシンプルで清楚な印象の花を咲かせます。カラーには湿地を好む湿地性カラーと、水はけの良い場所を好む畑地性カラーの2種類があり、どちらも南アフリカ原産で、春頃植え付けると夏頃開花します。

【夏植え】おすすめの球根の花5選

1.リコリス

1.リコリス

リコリスはヒガンバナ科の花で、ピンクや黄色、赤やオレンジなど花色が豊富なのが特徴です。日本でヒガンバナというとあまり良いイメージがないかもしれませんが、欧米での人気は高く、近年では日本でも人気が高まっています。耐寒性・耐暑性ともに強く、丈夫な性質を持っているので基本的に植えっぱなしでも元気に育ちます。

2.ダイヤモンドリリー(ネリネ)

2.ダイヤモンドリリー(ネリネ)

ダイヤモンドリリーもヒガンバナ科の花で、秋から冬にかけて開花します。花びらがキラキラしていることから、「ダイヤモンドリリー」の名前が付きました。リコリスと同じく日本ではあまり人気がありませんでしたが、花持ちが良いことから近年では切り花として使われることが多く、人気が高まっています。

3.サフラン

3.サフラン

サフランはクロッカスによく似た紫の花を咲かせ、染料や香料などによく使われてきました。料理ではパエリアやサフランライス、リゾットなどに使われ、漢方のような香りがするのが特徴です。球根は7月頃から流通し、夏に植えて秋頃に花を咲かせます。

4.コルチカム(イヌサフラン)

4.コルチカム(イヌサフラン)

コルチカムは耐寒性・耐暑性・乾燥に強く、丈夫な性質を持っていて数年間植えっぱなしでも元気に花を咲かせます。ただ湿気には弱いため、梅雨前に掘り上げたり風通しの良い場所に植えるようにしましょう。また水耕栽培もできるため、手軽に花を楽しみたい方にもおすすめです。

5.シクラメン・ヘデリフォリウム

5.シクラメン・ヘデリフォリウム

シクラメン・ヘデリフォリウムは秋咲きの原種シクラメンで、様々な原種がありますが中でも1番丈夫で育てやすい花です。寒さにも強いため、寒冷地でもグランドカバーとして利用できます。園芸種より素朴な花を咲かせ、常緑性もあるためカラーリーフとして楽しむこともできます。

【秋植え】おすすめの球根の花15選

1.チューリップ

1.チューリップ

球根の花の定番とも言えるチューリップは、かわいらしい花姿とカラフルな花色が特徴です。咲き方も一重咲きや八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲きなど様々。球根を購入する際は、黒っぽい斑点がないキレイで大きなものを選びましょう。

10月中旬〜12月頃に植え付け、3月下旬〜5月上旬頃に開花します。球根の平らな面をすべて同じ向きになるよう植えると、開花したときに葉の向きが揃って整った花壇に仕上がります。

2.スイセン

2.スイセン

スイセンは冬から春にかけてラッパのような形の花を咲かせます。花色は白やオレンジ、黄色など春の花壇にピッタリで、花姿だけでなく香りも楽しむことができます。植えっぱなしで何年も楽しめるため、手軽に育てられるのもポイントです。

3.ユリ

3.ユリ

ユリは香りが強く、大ぶりでゴージャスな花を咲かせます。10月〜11月に植え付け、翌年5月下旬〜8月頃に開花しますが、品種によって異なるためあらかじめ確認しておきましょう。球根を購入する際は、乾燥したりしなびていない、根がよく伸びている元気なものを選ぶようにしてください。ユリの球根は乾燥に弱いため、購入後すぐ植え付けるのがおすすめです。

4.アネモネ

4.アネモネ

アネモネは赤やピンク、紫や青などカラフルな花を咲かせます。耐寒性が強く、水はけと日当たりが良い場所に植え付けると、植えっぱなしでも何年も花を楽しむことができます。10月〜12月に植え付け、2月〜5月に開花します。球根を植え付ける際は、前処理として湿らせたタオルの上に置いて水を含ませてから植え付けると発芽率が上がるのでおすすめです。

5.ラナンキュラス

5.ラナンキュラス

ラナンキュラスはフリルが何枚も重なったようなかわいらしい花姿が特徴で、アレンジメントやブーケなどにもよく利用されています。ゴージャスな印象から寄植えの主役にもピッタリです。アネモネと同じく、事前に軽く水を含ませてから球根を植え付けるようにしましょう。10月〜12月に植え付け、3月〜5月に開花します。

6.ヒヤシンス

6.ヒヤシンス

ヒヤシンスピンクや白、青や赤などカラフルな花をボリュームたっぷりにつけ、フローラルな香りもあり春の花壇にピッタリの花です。一株でも存在感があるため、室内で鉢植えで育てるのもおすすめです。球根の表皮が花色と同じ色をしているため、咲かせたい色が決まっている方は参考にしてください。10月〜11月に植え付け、3月〜4月に開花します。

7.ムスカリ

7.ムスカリ

ムスカリは小さな花がブドウのように密集して咲くのが特徴で、花色も青や紫、白やピンクなど鮮やかで他の春の花を引き立てます。花持ちが良いので切り花にして楽しむのもおすすめです。10月〜12月中旬に植え付け、3月〜5月中旬に開花します。自然分球でもよく増えるため、植えっぱなしで毎年よく咲き、手がかからないのもポイントです。

8.クロッカス

8.クロッカス

クロッカスは、早春の花が少ない時期に紫や黄色のキレイな花を咲かせます。水耕栽培でも簡単に育てられるため、気軽に花を楽しみたい方にもおすすめです。草丈は5〜10cmほどとコンパクトですが存在感があり、霜にも負けない丈夫な性質を持っています。

9.シラー

9.シラー

シラーは丈夫で育てやすく、青や白、紫やピンクなどの色の花を咲かせます。主な品種は星型の花を咲かせる「ペルビアナ」と、小型で濃いブルーに花を咲かせる「シベリカ」の2種類。あまり手を加えなくても毎年咲くため、ガーデニング初心者の方でも育てやすい特徴があります。9月下旬〜11月上旬に植え付け、3月〜6月上旬に開花します。

10.フリージア

10.フリージア

フリージアは可憐な花姿と上品な甘い香りが特徴です。花色も紫や白、ピンクなど豊富で、切り花としても人気があります。耐寒性はあまり強くなく、霜に当たると枯れてしまうことがあるため、寒冷地では冬越し対策をするようにしましょう。9月下旬〜11月上旬に植え付け、3月中旬〜5月上旬に開花します。

11.アリウム

11.アリウム

アリウムはネギ科の花で、花茎の先にボール状の花をつけます。中でもアリウム・ギガンチウムという品種はとくに大型で、最大で15cmほどの大きさになることも。ユニークな花姿なので、生け花やアレンジメントにも人気があります。10月〜11月に植え付け、4月中旬〜6月に開花します。

12.スノーフレーク

12.スノーフレーク

スノーフレークはスズランのようなベル状の花を咲かせ、先端に緑色の斑点があるのが特徴です。可憐な印象の花ですが、性質は丈夫で半日陰でも元気に育ちます。9月中旬〜11月に植え付け、3月中旬〜4月中旬に開花します。

13.スノードロップ

13.スノードロップ

スノードロップは下向きの小さな花を咲かせるのが特徴で、早春に咲くことから春を告げる花として人気が高いです。8月下旬〜10月中旬に植え付け、2月〜3月に開花します。落葉性があり、開花したあとは6月頃に葉や茎が枯れて休眠期に入ります。

14.アルストロメリア

14.アルストロメリア

アルストロメリアはピンクや赤、白やオレンジ、黄色など花色が豊富でアレンジメントや花束にも人気があります。様々な品種があり、草丈や生育環境、常緑性・落葉性のものなど違いがあります。耐寒性・耐暑性ともにあまり強くなく、とくに高温多湿に弱いため根腐れしないように風通しの良い場所で育てましょう。

15.ジャーマンアイリス

15.ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリスは別名「虹の花(レインボーフラワー)」と呼ばれるように、カラフルな花を咲かせるのが特徴です。花びらもドレスのようにボリュームがあり、香りも楽しめます。耐寒性・耐暑性も強く、日本全国で栽培可能です。8月〜10月に植え付け、5月〜6月に開花します。

まとめ:球根の花の特徴を抑えてガーデニングを楽しもう

まとめ:球根の花の特徴を抑えてガーデニングを楽しもう

いかがでしょうか。ここまで季節ごとの球根の植え付け時期と開花時期、おすすめの球根の花について解説してきました。球根の花は多年草で比較的丈夫な性質を持っているため、ガーデニングの初心者の方でも育てやすい特徴があります。ぜひこの記事を参考に球根の花を育ててみてください。

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