リンクをコピーしました

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

アーモンドの花について徹底解説! 特徴や育て方・花言葉・桜との見分け方も紹介

ユーザー

カインズ How to 園芸編

カインズ How to 園芸編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

アーモンドというと、食用のナッツを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、アーモンドは桜によく似たかわいらしい花をつける植物で、観賞用としても人気があります。

この記事では、アーモンドの花の特徴や育て方、花言葉などについて詳しく解説します。桜の花との見分け方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アーモンドの花の学名・英名・和名

辞書と花

初めに、アーモンド(学名:Prunus dulcis、Amygdalus dulcis 英名:Almond)の花の基本的な情報を紹介します。

和名は扁桃(へんとう)、巴旦杏(はたんきょう)です。和名の扁桃は、アーモンドと人間の扁桃腺の形が似ていることから名付けられたといわれています。

アーモンドの花の特徴

アーモンドの花とアーモンドの実

アーモンドはバラ科サクラ属の落葉高木です。樹高は5m程度になる品種が多く、大きく育ちます。開花時期は春で、5~7月頃になるとアーモンドの実がつき、8月頃に収穫期を迎えます。

果実の中にある種子のさらに内側の部分が食用部分で、一般的にアーモンドと呼ばれる部分です。アーモンドというと食用の種子部分を思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし、桜の花によく似た、約3cmの5枚の花びらがついた花を咲かせます。花色は品種によって微妙に異なりますが、ピンクや桃色、白などのかわいらしい色合いが主です。

アーモンドの花が育ちやすい環境

カリフォルニアの風景

アーモンドの花を栽培するには、適した環境を整える必要があります。ここでは、アーモンドの花が育ちやすい環境について解説します。

アーモンドの栽培に適した環境

アーモンドの原産地は西アジアです。温暖な地域が原産地であるため、温暖かつ乾燥した気候を好むという性質があります。

世界でアーモンドの栽培に適している地域として挙げられるのは、地中海沿岸やオセアニア、カリフォルニアなどです。事実、日本で流通しているアーモンドの産地はカリフォルニアが主で、栽培が盛んに行われていることがわかります。

日本には四季があり、季節によって気温や湿度が大きく変動します。夏は高温多湿になるため、基本的にはアーモンドの栽培に向いているとはいえない環境です。

日本でアーモンドの花が見られる地域

基本的にはアーモンドの花の栽培には向いていない日本ですが、アーモンドの花が見られないわけではありません。日本でも一部の地域で、花の観賞を目的としてアーモンドを栽培しているところがあります。

例えば、東海地方から南に位置している太平洋側の地域ではアーモンドを栽培しているケースがあります。また、アーモンドの花を観賞できる場所として有名なのが、静岡県浜松市にある「はままつフルーツパーク時之栖」です。

はままつフルーツパーク時之栖では、毎年3月頃に約400本ものアーモンドの花が咲き、お花見ができます。

アーモンドの花の育て方

アーモンドの花の木

アーモンドの花を育てる際には、栽培方法を把握しておきましょう。ここでは、アーモンドの花の育て方について詳しく解説します。

水やり

アーモンドは、乾燥した環境を好む植物です。そのため、乾燥気味に管理するとよいでしょう。水を与えすぎてしまうと、多湿の状態になってしまうため注意が必要です。

また、水の与えすぎは根腐れの要因にもなることから、頻繁な水やりは控えましょう。アーモンドが根付くまで、土が乾燥したらたっぷりと水を与えます。

根付いた後には水やりの必要がなく、基本的には降雨に任せてしまって構いません。ただし、雨が長期間降らずに長く乾燥状態が続くようであれば、適度に水やりをしましょう。

肥料のやり方

アーモンドの花は、たくさんの肥料を必要としない植物です。肥料を与えすぎないように管理しましょう。肥料を与えるタイミングとしては収穫後、12~2月の間に1回だけ肥料を与えます。

アーモンドの花に与える肥料としては、果樹用の有機肥料、もしくは緩効性化成肥料が適しています。有機肥料とは鶏ふんや牛ふん、油かすなどの動物性の有機物を原料として作られた肥料です。

緩効性化成肥料は、効果が長く持続するタイプの肥料となっており、どちらを選んでも構いません。

種まきのやり方

アーモンドの花の種まきは、3月頃が適したタイミングだとされています。3月下旬~4月は気温が高くなってきて、長く水に浸けるとカビや殺菌で種が腐ってしまうため、そのまま植えましょう。

5月や梅雨時期は発芽しにくくなります。種は水に1~2日程度浸けておきましょう。水に浸けた種は6号以上の鉢に1粒ずつ植え付けます。植える深さは3~4cm程度です。この際、用土は小玉から中玉の赤玉土7:鹿沼土3の割合がおすすめで、できるだけ殺菌された用土を使います。

発芽するまでは土が乾かないように注意し、土が乾燥してきたら水をたっぷりと与えます。発芽までは1~2か月程度かかります。

植え付け・植え替えのやり方

植え付けに適した季節は、12~2月頃だといわれています。鉢植えの場合は、2~3年に1回程度、苗よりもひと回り大きな鉢に植え替えましょう。

鉢底から根が見えるようになってきたときは、植え替えのタイミングです。アーモンドの花は、1~3年ほど鉢植えで育てた後に、地植えに切り替えるとよく育つとされています。

そのため、植え付ける場所を確保できる場合は、地植えに切り替えるとよいでしょう。水はけと風通しのよい、直射日光の当たらない場所に腐葉土と堆肥を混ぜ込んで、浅めに植え付けます。

桜とアーモンドの花の違いや見分け方

桜の花弁の拡大画像

桜とアーモンドの花はよく似ていますが、どのように見分ければよいのでしょうか。ここでは、花の違いや見分け方について解説します。

花柄(かへい)が違う

桜とアーモンドの大きな違いとしては、「花柄」です。花柄とは花の配列を支えるもので、花と枝の間にある細い茎のようなものを指します。

アーモンドの場合は品種にもよりますが、花柄のないものが多く、花柄があったとしても短いという特徴があります。一方、桜の花柄はさくらんぼのように長いという点が特徴的です。

花柄が短く枝にぴったりと沿うように咲いている場合はアーモンドの花、枝から花柄が伸びておりふんわりと咲いているのが桜になります。

花の大きさが違う

アーモンドも桜の花びらも、形がよく似ています。どちらも花びらの数は5枚で、先が分かれたハート形のような形をしています。しかし、花の大きさには違いがあります。

アーモンドの花は桜よりもひと回り程度花びらが大きいという点が特徴的です。

パッと見ただけだと気付きにくいかもしれませんが、花びら1枚1枚が桜と比較すると大きめとなっているため、見比べると違いがわかりやすいでしょう。

開花する時期が違う

アーモンドの花と桜は、開花時期にも違いがあります。どちらも春に咲く花ではありますが、アーモンドの花は3月上旬に開花時期を迎えます。

対して、桜の中でもメジャーな品種であるソメイヨシノは3月下旬頃が開花時期です。桜の品種によって開花時期は多少異なりますが、アーモンドの花は一般的な桜よりも開花時期が早くなります。

3月の初めごろに咲いている場合はアーモンドの花、3月下旬から4月上旬あたりに咲いている場合には桜と覚えておくとよいでしょう。

アーモンドの花の花言葉

真実、永久の愛

アーモンドは、花と実で花言葉が異なります。アーモンドの実の花言葉は「軽率」や「無分別」、「愚かさ」などのように、若干ネガティブな花言葉が並んでいます。

一方、アーモンドの花の花言葉には、「真実の愛」や「希望」、「永久の優しさ」などといったポジティブなものが多いという点が特徴的です。

希望という花言葉は、アーモンドの花が春先に咲くことから、冬の終わりと春の訪れを告げるとしてつけられたとされています。

また、旧約聖書や宗教画にもモチーフとして用いられていることから、神の愛を表すとして真実の愛という花言葉がつけられたともいわれています。

まとめ

アーモンドというと、食用の種部分を思い浮かべる人も多いでしょうが、桜によく似た可憐な花を咲かせます。多湿を嫌うことから日本は栽培に適していませんが、地域によっては栽培されている場合もあるため、挑戦してみるとよいでしょう。

株式会社カインズの公式通販・オンラインショップは、ホームセンター売上No.1です。

オリジナル商品の取り扱いが豊富で、ガーデニングや園芸作業に必要がアイテムをボタン1つで揃えられます。アーモンドの栽培を考えている人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

アーモンドの栽培に適した用土や肥料の取り扱いも豊富! ホームセンター通販のカインズの公式通販・オンラインショップはこちら

loading

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから