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ポトスの増やし方を水挿し・挿し木・株分けに分けて解説

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

ポトスは、水挿しや挿し木、株分けなどの方法で手軽に増やすことができる観葉植物です。自宅で栽培しているポトスをあちこちに置いて飾ってみたいと思ったら、増やすことにチャレンジしてみましょう。今回はポトスの増やし方を3つの方法に分けて解説します。

ポトスの基本的な特徴

ポトス

ポトスは初心者にも育てやすい人気の観葉植物です。サトイモ科のツル性植物で、原産地の熱帯地方では木を伝って数十メートルの高さに成長するほどの生命力を持っています。

観葉植物としては伸びるツルの特性を生かし、支柱に這わせて大型に育てることも、鉢の下に垂らすこともできます。ツル以外では丸みとツヤのある葉が特徴で、色合いや斑入りなどの違いにより品種が豊富に揃うのも人気の理由でしょう。

ポトスは耐暑性や耐陰性に優れており、ある程度季節の変化や置き場所に気を配る必要はありますが、屋外でも室内でも育てることができます。

ポトスの増やし方と適した時期

女の子とポトス

現在栽培中のポトスを増やす方法は、水挿し・挿し木・株分けの3つです。

増やす方法によってそれぞれ手順や必要な準備物が異なります。現在栽培しているポトスの状態や、増やしたポトスをどのように管理したいかによって、増やし方を検討しましょう。

ポトスを増やすのに適した時期は、春から秋の生育期のなかでもとくに5月中旬から8月までです。生育期は芽や根が伸びやすいため、万一、作業中にミスをしてしまってもカバーのしやすい時期です。ただし、35度を超えるような猛暑日には負担をかけることになるため、作業を控えた方が良いでしょう。

用意するもの

ポトスを増やす方法によって必要なものは異なりますが、作業や管理をスムーズにするためにも以下のようなアイテムを準備しておきましょう。

ポトスの数が増える分だけ、水や土を受ける容器が必要です。

ジータガラスS グレイグリーン

ポトスを水挿しにする場合におすすめのガラスの容器です。水の量や根の状態を把握しやすく、それでいてなかが見えすぎない色柄が入っているので、新しいポトスをオシャレに演出できるでしょう。口の部分がしまっているので、挿し穂をしっかりと支えてくれます。

SPOT テラコッタ鉢 カプル S

ポトスを株分けで増やす場合は、株の大きさに合ったサイズの鉢を用意しておきましょう。こちらはカインズの寄せ植え講師がデザインしたテラコッタ鉢で、素朴なカラーと手描き風のラインがやさしい印象を与えてくれます。ポトスの鮮やかな葉の色が映えるデザインです。

鉢底石

ポトスを挿し木や株分けにする場合は、水はけを良くするために鉢の底に鉢底石を敷くようにします。

中粒 鉢底石 3L

軽石を素材にし、焼成乾燥させた鉢底石です。大きすぎず、小さすぎない中粒タイプで、しっかりとした排水性を確保できるので、根腐れを防ぐことに役立ちます。ポトスのほか、一般的な観葉植物や鉢植え花に使えるため、これから植物を増やしたい方は用意しておくと良いでしょう。

ネット入り鉢底石

0.5リットル分の鉢底石がネットのなかにまとまっているのが特徴で、やや大きめの鉢にポトスを株分けする場合におすすめです。使用時は、片手で簡単に鉢のなかにセットすることができます。洗って乾かせば何度でも使用することができます。

用土

ポトスの増やし方によって、使用する用土が異なります。水挿しで増やす場合は、水のみで行う方法のほかにハイドロカルチャーを利用する方法があります。

LG ハイドロカルチャー Mサイズ 0.5L

元々ハイドロカルチャーは水耕栽培という意味で、現在は水耕栽培に使用できる人工的な用土も含めた名称になっています。こちらは高温で焼かれて作られた陶粒なので、土のように見えながらも雑菌がいないため、水挿しでポトスを増やす際に清潔な環境を用意できます。

クリスタルソイルボール クリア

ハイドロカルチャーの一種で、吸水性ポリマーで作られているジェル状のボールです。無菌の状態で清潔に育てられるのはもちろん、保水性に優れている点や透明感のある見た目も魅力です。こちらはフタを開ければ、容器をそのまま利用でき、ポトスの水挿しがすぐにできます。

さし芽・種まきの土3L

ポトスを挿し木で増やすときは、雑菌が少なく、ある程度細かな粒の用土を利用しましょう。

こちらは挿し芽や挿し木用にブレンドされた用土で、通気性や排水性が保持できるように、赤玉土や鹿沼土などがバランス良く配合されています。

はさみ

水挿しや挿し木用に挿し穂を作る際には、ポトスの茎をはさみでカットする必要があります。また、はさみは、不要な葉や根を切るときにも役立つので、用意しておきましょう。

【CAINZ-DASH】ガーデニングマルチはさみ【別送品】

刃長が65mmあり、茎や葉のあいだにも差し込みやすいはさみです。ポトスの茎を切るだけでなく、庭の花を切ったり家庭菜園の野菜を収穫したりと、様々なシーンで活用できます。グリップが一体になっている構造で、丈夫で長持ちします。

あると便利なもの

以下はポトスを増やすときに、なければ困るというわけではありませんが、あれば便利なアイテムです。

イキイキアップ観葉植物用 活力液 35ml 10本入

植物の活力剤は、含まれている成分量や内容が肥料とは異なります。挿し木や植え替え時には、基本的に肥料は必要ありませんが、活力剤でバランスの良い栄養を補ってあげるのも良いでしょう。こちらは、土に差し込んでおけば少しずつ栄養を与えることができるアンプルタイプの活力液です。

高機能スプレー マイクロミスト 350ml

ポトスを病害虫や乾燥から守るのに効果的なのが、葉水を与えることです。こちらは容器に入れた水を超微粒子のミストにできる高機能スプレーで、一回に約1.25ccの水を広範囲に吹き付けることができます。植物管理以外にも衣服や髪、ペットのケアなど幅広い用途に使える商品です。

挿し穂の作り方

挿し穂の作り方

ポトスを水挿しや挿し木で増やす場合は、まず挿し穂を作る必要があります。挿し穂には、育てているポトスの茎を10cmから15cmほどの長さにカットしたものを用います。

カットする際に注意したいのは、茎の選び方と位置です。ポトスの茎には成長点である節(せつ)があるので、3つか4つの節が含まれるように切りましょう。節の目安は、ポトスの葉柄が伸びている部分です。

また、葉柄の付け根の反対側には気根が付いています。水挿しや挿し木にしたときにはここから根を伸ばすため、節が含まれていないとうまくいきません。

カットした側から茎の半分ほどまで、付いている葉を節の際で切って取り除きます。先の方に1、2枚の葉が残っている状態になったら挿し穂の完成です。

ポトスの増やし方の手順:水挿し

水挿し

水挿しは、ポトスの挿し穂を水に入れるだけと、とてもシンプルで手軽な方法です。増やし方の手順としては、基本的には水を入れた容器に挿し穂を入れたら、作業は終わりです。

ハイドロカルチャーを利用したい場合はあらかじめ容器に入れておき、割り箸などを使って挿し穂を挿し込むようにしましょう。この場合、入れる水は容器の4分の1から5分の1程度が目安です。

新しいポトスの根は、1週間から10日ほどで水に浸かった節から出てきます。水挿しで十分に根を伸ばしたポトスは、鉢に植え替えなくてもそのままの状態で栽培を続けることもできます。

ポトスを水挿しで増やすメリットは、土を使わないため、衛生的に管理ができることです。虫が発生することもあまりありません。

また、透明感のあるガラスの容器やハイドロボールなどを使えば、ポトスの根が伸びていく様子が観察できます。涼しげな印象が増すのでインテリアにも活用しやすいでしょう。水挿しで栽培を続けると、土に植えたものと比べると成長が比較的遅くなりますが、その分コンパクトに仕立てることができます。

ポトスの増やし方の手順:挿し木

挿し木

挿し木は、ポトスの挿し穂を土に根付かせる方法です。

増やし方の手順は、まず挿し床を準備します。小さめの鉢の穴にネットを置き、鉢底石を敷いたあと用土を入れます。土に水をかけて湿らせたら割り箸などで細長い穴を開け、挿し穂をそっと挿入しましょう。挿し穂が安定するように周囲の土をやさしく押さえて完了です。

土のなかに根が生えるまで、1週間から10日ほどかかります。1カ月ほどたって根が十分に伸びたら、好みの鉢に定植しても良いでしょう。

ポトスを挿し木で増やすメリットは、上手に育てれば次第に大きくなっていくことです。成長にあわせて大きな鉢に植え替えていき、大型の観葉植物に仕立てることもできます。

ポトスの増やし方の手順:株分け

株分け

株分けは、育てている元のポトスを根ごと分けるという方法です。株分けをする場合は事前に元のポトスの水やりを控え、土を乾燥させておきます。

増やし方の手順は、まずポトスを鉢から抜き、土をほぐして落とします。茎や根の分け目になりそうなところを見て、両手で引き離しましょう。傷んだ葉や古い根はカットして取り除きます。ネットと鉢底石を敷いた鉢に、分けたポトスをそれぞれ入れ、用土を詰めていきます。鉢に植え終わったら十分に水を与えましょう。

株分けで増やすメリットは、新しいポトスも比較的大きなサイズから育てられることです。作業にはやや手間がかかりますが、植え替えと同じタイミングで行えば、大きくなりすぎた元のポトスもリフレッシュさせることができるでしょう。

ポトスを増やすときの注意点

注意点

ポトスは比較的丈夫な観葉植物で気軽に増やすことができますが、作業をするうえで注意すべき点もあります。

挿し穂や株は丁寧に扱う

水挿し・挿し木用にカットした挿し穂や、分けた株はダメージを受けた状態なので、丁寧に扱うようにしましょう。新しいポトスは何かの拍子でぐらつくと根が出にくくなるため、できるだけ安定の良い状態にしておきます。株分けでは、用土を入れたあとに周囲の土を割り箸などで突いておくのもおすすめです。すき間に土が流れ込んで埋まり、安定が良くなります。

増やした直後に肥料は与えない

水挿し・挿し木・株分けのどの方法で増やした場合も、新しい根が十分に伸びるまでは肥料を与えないようにします。手術を受けて間もない人間がごちそうを食べられないのと同様に、茎や根にキズを負った状態では過度な栄養を受け付けることができません。ポトスを増やしたあとは、しばらくの間水だけをあげるようにしましょう。

ポトスの樹液に注意する

サトイモ科のポトスは葉や茎にシュウ酸カルシウムという成分を含んでおり、茎をカットすると断面から白い樹液とともに出てきます。この樹液が皮膚に触れると、かぶれたりかゆくなったりすることがあるため、注意が必要です。作業の際には、樹液に直接触らないように手袋を着用しておくのがおすすめです。

増やした後の管理方法

水やり

水挿しで増やしたポトスは、毎日新しい水に替えて管理するようにしましょう。挿し木、株分けで増やした場合は、根が十分に伸びるまで土が乾燥しないように水を与えます。ただし、ハイドロカルチャーの場合は、根腐れを防ぐために、容器のなかの水がなくなってから2、3日あいだを開けて、新しい水を注ぐことが大切です。

増やしたポトスは直射日光の当たらない、明るい場所に置き、新しい根と葉がしっかり伸びてきたら通常のポトスと同じ管理にしていきます。

丈夫なポトスはあまり肥料を必要としませんが、与える場合は生育期のみにしましょう。水挿しのポトスは液体肥料がおすすめです。

病気や害虫に比較的強いポトスですが、予防するためには霧吹きで葉水をかけたり、ほこりを拭き取ったりすると良いでしょう。

ポトスを上手に増やしてグリーンの多い暮らしを楽しみましょう

グリーンの多い暮らし

丈夫で育てやすいポトスは、家庭でも簡単に増やしていくことができます。増やす方法は水挿し・挿し木・株分けの3つがあるので、あとの管理の仕方も考えながら、どの方法で行うか検討しましょう。

準備物や手順がシンプルなのは水挿しで、根が生えたあともそのまま育てていくことができます。水挿しにしたポトスはゆっくり成長するため、コンパクトな状態を維持しやすいのが特徴です。

一方、挿し木にしたポトスは、次第に大きく育つので大型の観葉植物にも仕立てられます。また、元のポトスが大きくなりすぎていたら、植え替えとともに株分けするのがおすすめです。

増やしたポトスをあちこちに置いて、グリーンの多い暮らしを楽しみましょう。

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