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防犯カメラは形状や性能、接続方法などによって様々な種類があるため、どれが最も用途に適したものなのか分からないという方も少なくありません。
そこでこの記事では、防犯カメラを選ぶときのポイントや設置の際の注意点、おすすめ商品をご紹介します。
防犯カメラを設置するメリットとしては犯罪やいたずらを未然に防げることや裁判の際の証拠記録となることなどが挙げられます。
まず、防犯カメラで記録されていることが明らかな場合、犯人は空き巣の侵入やいたずら目的での犯行を躊躇するため、犯罪を防止する効果が期待できます。
また、万一、犯罪が起こってしまった場合でも、防犯カメラの映像は証拠として警察に提出できるため、犯人逮捕の有力な手掛かりとして捜査に役立ちます。
防犯カメラ用途に適した仕様のものを選ぶことが大切です。ここでは、商品を検討する際に押さえたいポイントを6点紹介します。
防犯カメラには使用目的に応じていくつかのタイプがあります。ここでは、それぞれのタイプのメリット・デメリットや特徴を解説していきます。
カメラと専用モニターがセットで販売されている防犯カメラは、複雑な初期設定が必要なく、簡単に使い始めることができます。
モニターを外付けHDDやインターネットに接続できるものが多いため、長時間録画したい場合や様々な端末から録画映像を確認したい場合など、幅広いシーンで活躍します。
ただし、比較的高価で導入コストがかかるというデメリットもあるので、コストよりも利便性や手軽さを重視したい方におすすめです。
ネットワークに接続し、アプリを操作することで作動する防犯カメラは、カメラとモニターがセットになったタイプよりも価格が安い点がメリットです。
基本的にアプリを起動しているときのみリアルタイムの映像を確認できますが、商品によってはアプリを通して録画したり、カメラの角度を操作できたりするものもあります。
ただし、ネットワーク環境が必須であることや人によっては初期接続に時間がかかることなどのデメリットも存在します。
ダミーカメラとは、本物の防犯カメラと見た目が似ている、撮影機能のないカメラです。防犯カメラで撮影されているという認識を与えることができるため威嚇効果があり、犯罪を未然に防止することを目的に使用されます。
価格が安く手軽に設置できるのがメリットですが、侵入者が防犯カメラに詳しい場合はすぐに偽物だとわかってしまうこともあるため、本物の防犯カメラを設置するまでの一時的な使用や実機との併用がおすすめです。
防犯カメラの形状は大きく分けるとドーム型とボックス型の2種類があります。ここではそれぞれの特徴やおすすめの使用シーンをご紹介します。
ドーム型の防犯カメラは半円形で小さく、デザイン性が高いのが特徴です。カメラの存在が目立ちにくいため威圧感を与えにくく、商業施設などで館内の雰囲気を損ねたくない場合や近所に配慮して使用したい場合におすすめです。
また、外観からはドーム状のカバー内に収められているカメラがどちらを向いているのかを把握しにくいため、より自然な行動を録画することができます。
ボックス型の防犯カメラは、四角い箱型でサイズが大きく、監視カメラとしての存在感が大きいのが特徴です。人目につきやすいため監視していることを警告でき、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
犯罪発生率の高いコンビニや銀行をはじめ、駐車場やマンションのエントランスなど屋外でも多く使用されています。
防犯カメラは設置場所の環境や撮影状況に合わせて選ぶ必要があります。ここでは、屋外と屋内の場合に分けて選び方を解説します。
防犯カメラを屋外に設置する場合に重視したいポイントは耐候性と耐久性です。商品選びの際は、雨風や様々な衝撃にさらされることを想定し、防水機能や防塵機能、耐衝撃性能などがあるかどうかを確認しましょう。
防水・防塵性能は「IP〇〇」という表示で示されます。これは、JIS規格で定められた異物の侵入に対する保護等級であり、IPに続く左側の数字が防塵、右側の数字が防水性能を表しています。数字が大きくなるほど性能が優れており、屋外設置の防犯カメラの場合はIP66以上あると台風などの荒天時にも備えることができるでしょう。
また、「IK〇〇」という表示は耐久性を表します。これは、IEC(国際電気標準会議)で定められた電気機器筐体の耐衝撃性能を示す保護等級であり、IK00~IK10までの10段階で表されます。強度を求めるならIK10やIK09の防犯カメラがおすすめです。
屋内に設置する場合にはサイズや画角の広さに注目し、設置場所に合った防犯カメラを選びましょう。ドーム型や小型のものは威圧感が少ないためおすすめです。
また、カメラの首振り機能や拡大縮小機能があるものは、広い範囲を撮影できるため少ない台数で網羅できます。
防犯カメラを一台設置するだけなのか、複数台設置するのかによって必要な記録媒体が変わってきます。
一台のみ設置する場合には、容量が少なく価格が安いSDカードがおすすめです。画素数の多いものや記録時間が長いものは、より容量の多いHDDなどの記録媒体も利用されます。
また、防犯カメラを複数台設置する場合には、NVRと呼ばれる専用の録画装置とセットになった製品の方がコストを抑えることができます。
カメラとモニターを接続する方法には、有線接続と無線接続があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、何を重視するかによって適切な接続方法を選びましょう。
有線接続はLANケーブルなどを用いてカメラとモニター間を繋ぐ方法です。配線があることで映像信号が安定して流れるため、24時間監視したい場合や安定した映像を重視する場合におすすめです。
デメリットとしては、配線を敷く必要があり、設置に手間がかかることが挙げられます。
無線接続はWi-Fiなどの電波を用いてワイヤレスでカメラとモニターを繋ぐ方法です。カメラとモニターの位置に関係なく接続でき、簡単に設置できるため、カメラとモニターの場所が離れている場合や設置しやすさを重視する場合におすすめです。
デメリットとしては、壁の厚さや天候によって通信速度が安定しないことが挙げられます。映像が記録されていなかったりタイムラグが生じたりすることもあるため注意しましょう。
カメラの性能は記録映像にどれほど多くの情報を残せるかということにも関わってくるため、慎重に検討しましょう。
画素数とは画像を構成する最小単位がいくつ集まっているかを表す指標です。画素数が高いほど画質が良くなり、より鮮明な映像を残すことができます。製品によって約200万画素のFHD、100万画素のHDなどと表示されているので購入前に確認しておきましょう。
FHD対応の機種であれば顔や服装まで鮮明に映し出すことができるため、万一、犯罪が起こってしまったときの証拠映像として役立ちます。
画角とは一度に撮影できる範囲を表す指標です。一度に広範囲を映すことができればカメラの設置台数が減るためコスト削減につながり、肝心な部分が記録できていなかったという事態を防ぐことができます。
商品選びの際はスペック表に記載の垂直画角、水平画角に注目しましょう。
夜間の犯罪対策には夜間撮影機能のある防犯カメラがおすすめです。
例えば、赤外線照射機能の搭載された機種では赤外線光で撮影範囲を明るく映し出すため、光の少ない場所でも人相が確認できる程度の映像を記録します。遠くまで撮影したい場合には、赤外線の照射距離が長いものを選びましょう。
また、センサーライト搭載の防犯カメラは動くものを感知してライトを点灯させるため、侵入者に対する警告としても有効です。
音声録音機能のある防犯カメラは、事件や事故が起こった際に映像に加えて音声という情報を増やすことができます。音声まで記録したい場合には、集音マイクが内蔵されている機種や集音マイクの外付けが可能なタイプの防犯カメラを選ぶとよいでしょう。
ただし、BGMの音量が大きい室内や騒音の多い場所では音声を拾いにくいという一面もあります。使用目的や場所に応じて必要性を検討しましょう。
ここでは、カインズで販売しているおすすめの防犯カメラを8点ご紹介します。
壁や天井などに取り付けることができるダミーの防犯カメラです。電池式なので配線を敷く手間がなく、すぐに使い始めることができます。
また、センサーが人の動きを検知すると、カメラ前面のLEDが点滅しながら左右に約20秒間首振りをし、警戒心を与えます。非防水タイプなので屋内使用におすすめです。
IP67の防水防塵性能を備え、雨ざらしの場所にも設置可能な全天候型の防犯カメラです。小型タイプなので、周囲に威圧感を感じさせることなく犯罪対策ができます。
また、設置に必要な接続ケーブルやネジなどがセットになっており簡単に設置できるので、DIY初心者にもおすすめです。ご家庭のテレビに接続するだけですぐに使用でき、HDDレコーダーなどに接続すれば録画をすることもできます。
207万画素の高画質HDカメラを搭載した有線・無線LAN対応の防犯カメラです。スマートフォンで操作することで上下に約90度、左右に約355度にカメラを動かすことができます。
また、暗視カメラと人感センサーを内蔵しているため夜間でも人の動きを検知して撮影することが可能です。
アプリを活用すればいつでもカメラの映像を確認できるため、防犯対策はもちろん、留守番中のペットや別室で寝ている子どもの見守りにもおすすめです。
人影に反応して赤色LEDが約20秒点滅する本物そっくりのダミーカメラです。電池式なので配線を敷く必要がなく、簡単に取り付けることができます。
また、千円程度で購入できる点も魅力の一つで、手軽に犯罪対策をしたい場合や本物の防犯カメラを設置するまでのつなぎとして最適な商品です。
付属の防犯ステッカーを目につく場所に掲示すれば、より警戒心を与えることができます。
7インチモニター1台とカメラ2台がセットになった無線接続の防犯カメラです。カメラは最大4台まで増設が可能なので、設置場所に応じて柔軟に対応することができます。
また、充実した機能も魅力の製品です。専用アプリを通して外出先からカメラの映像が確認できるほか、トランシーバー機能も備え、液晶モニターのマイクからカメラのスピーカーへ通話することが可能です。赤外線による暗視モードを搭載し、夜間撮影にも対応できます。
無線LAN接続で簡単に設置できる屋内専用の防犯カメラです。カメラ角度はスマートフォンからも操作でき、上下約90度、左右約355度まで調整可能です。
また、夜間撮影機能・動体検知機能を搭載し、暗い室内でも人の動きを感知できるため、自宅やオフィスの見守りにおすすめです。双方向会話も録画もでき、様々な用途で活躍します。
IP67の防水防塵性能を備え、駐車場や自宅周りなど屋外の犯罪対策に最適な防犯カメラです。暗視モードにより夜間はセンサーで自動的に赤外線を照射するため、10mまでは鮮明な撮影が可能です。
また、130万画素のハイビジョン対応モデルなので、高画質の映像を残したい方にもおすすめの製品です。
カメラ付属の15mケーブルを使用して別売の専用レコーダーへ配線を繋ぐ有線タイプの防犯カメラです。IP66の防塵防水性能と-20度から50度の気温に対応できるボディを備え、屋外使用に最適な製品です。
夜間も赤外線照射により15m先まで撮影することができます。
ここでは防犯カメラをより有効に活用するため、設置の際に注意したいポイントをご紹介します。
泥棒や空き巣対策として防犯カメラを設置する場合には、玄関や窓など複数の侵入経路を想定し死角をつくらない位置に取り付けることが大切です。
事前に下見をされたときに死角があることがわかると防犯カメラに映らない経路を狙われることもあるため、駐車場や出入り口も含めて対策を取るようにしましょう。
また、「防犯カメラ設置中」と示されたステッカーを見やすい場所に貼るなど、防犯カメラの存在をアピールしておくことも有効です。
犯罪対策として一般の家庭に防犯カメラを設置する場合には、近隣住民の個人情報やプライバシーにも配慮しましょう。隣家の敷地内まで撮影範囲が及んでいたり、家の中が映り込んでいたりすると法令に違反する可能性もあります。
設置の際は角度に注意し、必要な範囲を撮影するように取り付けることが大切です。また、事前に各自治体で定められている防犯カメラの設置基準についても確認しておきましょう。
防犯カメラの種類や形状には数種類ありますが、商品を検討する際はそれぞれのメリットやデメリットを踏まえた上で使用状況に合ったものを選ぶことが大切です。
また、カメラの性能や機能性は製品によって様々なので、どの程度の性能を求めるのか、必要な機能は何かということを考慮しながら無駄のない商品選択をしましょう。
購入後は使用の際の注意点を守って防犯カメラを有効に活用し、安全で安心できる暮らしに役立てましょう。