絶対に朝起きられるマシーンを発明しました
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
バイクを複数台持っていたりすると維持するよりなによりまずは保管場所の確保が大変です。
そんな僕はバイク8台持ちのため、マンションやアパートの共用の駐輪場なんて絶対置かせてくれないし、本来ならコンテナを借りてそこに収納すべき台数です。
しかし自分のバイクガレージを持つのはライダー、ドライバーなら誰もが憧れるはず!
そんなガレージライフを夢見て引っ越しの際に家の下に車1台分の駐車スペースがある戸建てを選びました。
今回はそんなガレージでもなんでもないただの駐車スペースを改造して、自分だけのバイクガレージを作ってみようと思います!
現状はこんな感じです。
ちょっと古い戸建て住宅でたまに見るような、コンクリでできた家の基礎部分を車1台分くり抜いて駐車スペースになっています。
僕の家の場合は実質1階がこのスペース。反対側の道をちょっと上がった実質2階に玄関があって3階まである家です(住居自体は2階建て)。
そして自分のバイク達と工具やケミカル類などのメンテ道具、パーツやオフロードブーツなどを詰め込むとこんな感じ。
車1台分のスペースとはいえバイクなら結構な台数が入ります。
所収しているバイクのうちほとんどは公道用ではなく専用のコースを走るために改造したレーサーなのでこうやって保管するか、バイク屋さんに預けるくらいしか選択肢がありません。
バイクにはほぼ毎日乗るので手前に街乗り用バイクを入れて、毎日出し入れしてるんですが、越した時点で野良猫が中に入らないようにネットが張ってあり、それを毎回外して出してまた付けるという作業が中々のダルさ…。
そんな事もあってもういっそガレージとして使えるように開閉式の門を作ろう!というのが今回の企画の発端です。
しかし、大前提として僕はバイクの整備はできますが、建築は全くのド素人!
建築系の学校に行ってたわけでもないし、図面の引き方なんてまるでわかりません。
これまで自分で机を作ったり、木板を塗装して床を作ったり多少のDIYは経験していますが、扉を作るなんてレベルのDIYはしたことがないんです。
それでもまずはチャレンジ! ということでバイク仲間の友人と一緒に二人がかりで作ってみることにしました。
本来こういうスペースに扉を作るためにプロに頼むと安くて10万円くらいかかるそう。
ですがバイクの買い過ぎでそんなお金は無いため、今回の予算は3万円。
ド素人が予算3万で駐車スペースに扉を付けてガレージに改装する、と考えると結構無茶なチャレンジですが、まぁいけるっしょ!という激甘な考えとノリで制作がスタートしました。
まずは扉となる木材を買い出すため、このスペースの大きさを測ります。
車1台分と言っても普通車が入ってドアを開閉できるくらいなので大きさは結構あります。
測ってみると横は2840cm、縦は180cmでした。
しかしちょっと面倒なのがこの下側にある三角形。
設計上の都合なのかわかりませんが、これのせいで長方形ではなくなるため、扉の形にも工夫が必要です。
ここで考えた扉の設計は2つ。
まず1つは縦横大きさぴったりの板を作り、上に持ち上げるか下から上げて中に入れる方法。いわゆる跳ね上げ式というタイプです。
しかしこれは十分な高さが確保できない可能性があるのと、跳ね上げ式のアームなど専用の金物類が必要となり、ホームセンターで揃うようなものではありませんでした。
もう一つは扉を4分割してクローゼットのように開閉する方法。いわゆる折れ戸というタイプです。
しかしこの方法も上下に専用のレールが必要で、ホームセンターでは揃わず、金物類だけで予算オーバーしてしまいそうな勢いだったので断念…。
ホームセンターで揃う材料で、特殊な加工がいらず、低予算で作れる方法はないのか…とwebで調べに調べまくったところ、ついに見つけました。
2つ目の折れ戸の形を応用して普段は真ん中2つの扉を開閉し、フルオープンするときは端2つの扉も開閉できるようにする方法。
これなら扉4枚分の木材と蝶番、コンクリに固定するためのネジとステーがあれば可能だと思ったんです。
ということでこの方法を思いついた喜びの勢いそのままにカインズに車を走らせ、木材を調達してきました。
門扉として作るのであれば本来は門の枠組みを作ってフローリングのように同じ幅の板を付けていったほうがいいんですが、それだとどんなに安い木材を使っても予算オーバーとなってしまうため、今回は枠以外は板で行くことに。
その代わり渋い色に塗装して雰囲気を出そう! ということになりました。
事前に測った寸法を元に、買ったその場でカットをお願いしました。
早速組付け開始!
板の縁に合わせて補強用の木材を木ネジで打ち込んで固定していきます。
ここまではかなり順調!
一枚作ってみてこれだけでもそれなりに強度があったので一安心です。
実際に合わせてみると、大きさピッタリでいい感じ!
しかし縦幅がピッタリすぎて開閉するときにコンクリートに当たってしまうため、一度補強の木材を外して2cm短くすることに。
取り付ける前に気づいてよかった…。
多少のアクシデントがありつつも、まだ引き返せるレベル修正できたので気を取り直して次のステップへ。